2009/6/11 医療事故を防ぐ 採血前、患者の氏名確認 YOMIURI ONLINEより転載
「おはようございます! お名前、フルネームでお願いします」
「ワケベトヨコです」
朝7時、京大病院北病棟。看護師の田中屋敷郁恵さん(29)は採血前、患者といつものやりとりをした。採血容器に張られた氏名と照合。間違いない。それから採血を開始。「ちゃんと聞いてくれると安心やわ」と、採血を終えた分部豊子さん(80)。本人が名乗れない場合は、リストバンドの氏名で確認。だれが、どんな方法で確認したかも記録しておく。
採血前のフルネーム確認を行うようになったのは、昨年6月の事故がきっかけだ。気ぜわしい月曜の朝、49人が入院する血液内科で、看護師と研修医の総勢8人が、70本分の採血をした。重い血液の病気で輸血治療をする予定のAさんは、通常の検査用の血液に加え、輸血用血液との適合性をチェックする血液の2本を採取することになっていた。
ところが、検査用に採った血液のデータがAさんの過去の数値と大きく異なったため、別の患者の血液との取り違えが判明。しかし、チェック用血液の方は、そのまま別人のものが使われ、輸血が行われてしまった。輸血された血液は偶然、Aさんと適合しており大事には至らなかったが、不適合なら死の危険があった。
院内で行った関係者の聴取では、8人全員が「だれがAさんの採血をしたか覚えていません」と答えた。「取り違えがあっただけでなく、採血者がわからないなんて。社会的に許されることではない」。一気に危機感が高まった。
1999年、横浜市立大病院で肺疾患の患者と心臓病の患者を間違えて手術した事件以来、京大病院でも、フルネーム確認を盛り込んだ安全管理マニュアルを作成してはいたが、採血までは徹底されていなかった。
ベッド数が約1200床の京大病院で、取り違えは採血だけで月平均4件。9割が氏名の確認自体をしていないのが原因だった。
そこで採血時の確認を病院全体で徹底するようにしたところ、昨年12月から今年5月までの6か月間で、採血ミスは計5件、月平均1件未満に減った。当初は「忙しいのに無理」「患者の協力が得られるのか」など心配する声もあったが、実施後は、安全のため継続した方が良いと考える人が大半を占めた。
「他の病院にも私たちの失敗を知ってほしい。そして、安全対策に生かしてもらえたら」。同病院医療安全管理室長の長尾能雅さん(39)は、そんな希望を抱く。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





