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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2009/7/4 新型インフル、体内の広範囲で増殖 動物実験で確認 asahi.comより転載

新型インフル、体内の広範囲で増殖 動物実験で確認
 
 
 
2009年7月4日2時48分 朝日新聞
 
 新型の豚インフルエンザを動物に感染させると、通常の季節性インフルより、ウイルスが体内の広範囲で増殖することがわかった。ウイルスが腸管に達することもあり、新型インフルの患者で吐き気や下痢の症状が比較的多く見つかったことに関係があるかもしれない。
 欧米の2グループが論文を米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。
 実験したのは、米国やオランダの研究グループ。それぞれ新型ウイルス(H1N1)と季節性のAソ連型ウイルス(H1N1)を、人と感染経路の似ているイタチの仲間フェレットに感染させて比べた。
 季節性インフルのウイルスはフェレットの鼻腔(びくう)にとどまっていたが、新型のウイルスは気道や気管支で大量に増殖しており、肺にも達していた。オランダの研究では、季節性の場合は感染4日後にくしゃみなどの症状が改善したが、新型の場合は回復が2日ほど遅れたという。
 米国の研究では、ウイルスが腸管からも見つかった。新型インフルの症状は発熱やせき、のどの痛みなど季節性インフルと同じだが、米国では下痢や嘔吐(おうと)の割合がやや高かったという報告がある。研究チームは「ウイルスが腸管で見つかったことと整合的だ」とみている。
 インフルエンザに詳しい加地正郎・久留米大名誉教授は「フェレットはウイルスに敏感で実験によく利用される。結果はすぐ人には結びつかないが、注意は必要だ」と話している。
 

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2009/7/4 ヨーロッパ高血圧ガイドラインの改訂に意外な点? m3.comより転載

ヨーロッパ高血圧ガイドラインの改訂に意外な点?
 
 
 
2009年7月3日   提供:Medscape
 
ヨーロッパ高血圧学会が2007年の推奨の改訂として今年後半に出すBPガイドラインで物議をかもしそうだ。
Lisa Nainggolan

【6月16日(イタリア、ミラノ)】
 
 ヨーロッパ高血圧学会(ESH)が、2007年の推奨の改訂として今年後半に出すBPガイドラインの分野で物議をかもしそうだ。ヨーロッパ高血圧会議2009の特別セッションにおいて昨日、Dr Giuseppe Mancia(ミラノ・ビコッカ大学、イタリア、モンツァ)が主な変更点について概要を示し、新ガイドラインの完成版は『Journal of Hypertension』2009年10月号に発表される予定だと語った。
 Mancia博士によれば、変更の中でも重要なのは、高リスク患者でそれより下げては危険が及ぶ可能性がある閾値下限(収縮期血圧が120 mmHg、拡張期血圧が70 mmHg)、いわゆるJ型現象に関する推奨である。また、第1、第2選択治療に抗高血圧剤を使うべきだと強調するのではなく、むしろ、治療内容を個々の患者の状況に合わせることを進言することになる。
 さらに、小児・少年における高血圧管理に関するヨーロッパで初めてのガイドラインも登場する予定だ。これは『Journal of Hypertension』2009年9月号に発表されることになっていると、Dr Empar Lurbe(ヴァレンシア大学、スペイン)が口演で語った。その推奨の中でも重要なポイントは、今後の研究の先駆けとなるものだと博士は言う。「現在ヨーロッパでは、小児・少年の参照データが存在せず、米国のデータに頼らざるを得ない」ので、ヨーロッパの小児集団に基づいたベースライン値の確立が喫緊に必要である。その他の重要な今後の努力課題としては、博士によれば、水銀柱を使わない精度の高い小児用血圧計の開発とこうした「治療孤児」にあたる患者集団で使用できる薬剤の開発である。
 上記の博士たちは、今年後半に出るとされている米国の新ガイドライン「高血圧の予防、発見、診断、治療に関する米国合同委員会第8次報告(JNC 8)」も心待ちにしているが、予想される内容は多くがまだ確実になっていない。
 
J型曲線:高リスク者における理想的BPの狭い幅
 
 Mancia博士の口演によると、ヨーロッパの2007年のガイドラインが改訂されることになったのは「それ以降に、推奨内容を変えるに足る臨床試験が数多く実施され、他にも、推奨内容を強化する新データが登場してきたため」である。
 また、その他にも「解釈が難しく、異論の多い結論」によって混乱が招かれたという状況もあると博士は説明し、新ガイドラインは「現在まだ推敲の段階であり、委員会はその原則や問題点を認識している。だからこそ、私が今発表しているのだ」と語った。
 高血圧治療の閾値と目標値については、2007年のものをほぼ踏襲することになる。一般の高血圧における治療閾値は140/90 mmHg以上であり、この集団の治療目標値は140/90 mmHg未満である。高リスク者の治療域値は130/85 mmHg以上であり、治療目標値は130/80 mmHg未満であるが、「高リスク者に対するより積極的な目標設定は転帰試験でまだ指示されておらず、しっかりとしたエビデンスがこれから必要である」ことを博士は認めている。
 しかし高リスク者のBPについて、それより下げるべきではないという下限を設ける決定をすれば、理想的BPの幅を狭くすることになる。
 その新決定についてMancia博士は次のように説明している。「2007年の時点では、HOT試験を除くすべての臨床試験がレトロスペクティブ(後ろ向き)であったが、それより下げれば重要臓器が損なわれるような血圧値があるはずだということは分かっていた。今では、INVEST、ONTARGET、VALUE、TNTといった数多くの試験の結果によって一貫して」高リスク者では「損傷を避けるために」それより下げてはいけない血圧値の下限が確かにあることが示されている。「高リスク者においてBPが120/70に達すると、曲線はJ型になり、懸念しなければならなくなる」と博士は言う。
 
高齢者の治療:個々の患者に合わせた治療内容
 
 2007版からのもう一つの重要な変更点は、血圧を下げることの便益についてこれまで「結論が出ていなかった」80歳以上の高高齢者に対する推奨である。
 「大きな便益があることを示したHYVET試験のデータで状況が変わってきた。そのデータでは、これら高高齢者のBPが亢進している場合にはそれを管理することで寿命を伸ばせる可能性があることが示されている。」ただし、この試験にはいくつかの限界があることも博士は言及している。
 高血圧への薬物治療の選択では、2007年時点で初期治療に適した薬剤のクラスとして、利尿薬、ACE阻害薬、カルシウムチャネル遮断薬(CCB)、アンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)、ベータ遮断薬の5種類が挙げられていた。
 「その後、多くの重要な臨床試験によってACE阻害薬、ARB、CCBのほうが予防効果が高いという新エビデンスが積み上げられており、高血圧や心不全・腎不全といった病態の治療における選択肢としてこれらの薬剤の地位が向上している。」
 博士によれば、薬剤選択に関する議論の一つが、ベータ遮断薬の使用についてである。英国立医療技術評価機構(NICE)と英国高血圧学会(ESH)は2006年に、第1、第2、さらには第3選択治療薬からベータ遮断薬を除外した。
「2007年に、(ESH)委員会はほとんどすべての臨床試験において利尿剤とともにベータ遮断薬が採用されているのが一般的であり、あるクラスの薬剤が他のクラスの薬剤より優れているか優れていないかを鑑別することは困難であるために、その決定が適切ではなかったと感じた」と博士は言う。ベータ遮断薬に関して否定的な臨床試験(LIFEとASCOT)もあるが、HAPPHY、IPPPSH、STOP、INVEST、UKPDSなど肯定的な試験もあると博士は語った。
 博士が言うには、現時点のエビデンス総体では、それぞれの患者集団で異なる結論が示されている。「例えば、脳卒中の予防に関してはベータ遮断薬はカルシウム拮抗薬より劣っているが、うっ血性心不全の予防に関してはベータ遮断薬はカルシウム拮抗薬やその他の薬剤よりも優れている。」
 事実、全般的に段階的手法の治療に対する強調を弱め、第1および第2選択治療として特定の高血圧薬を推奨しないようにするのが、新ガイドラインを貫くもう一つの信条であると博士は言う。
 「第1選択、第2選択、第3選択云々といった薬剤の分類のやり方は、臨床現場ではめったにお目にかかれない平均的患者を基準にしている。どういう状況のどの患者にどの薬剤が望ましいかということを明示するほうがはるかに望ましい。どの薬剤にも長所があり短所がある。我々はどういう状況ならその薬剤の長所を引きだせるかを明らかにすることを目指す必要がある」と博士は語った。
 
ただし、高リスク者には併用療法の選択が残される
 
 ただし、博士によれば、新ガイドラインでは高リスク者への第1選択治療として2007年版での助言と同じ併用療法の重要性をやはり強調することになっており、2年間の介入による新データでもこの推奨の強化に与している。
 「2007年版では、併用療法が望ましいという立場を強くとっていた。そのことは今回も示されており、ACCOMPLISH、ADVANCE、HYVET、ASCOT、ONTARGETといった臨床試験で様相が変わりつつある。(こうした患者では)壊滅的状況を避けるために、できるだけ迅速にBPを下げる必要がある。」また最近の研究によれば、こうした患者においては併用療法を始めると治療中断が少なくなることが示されている、とMancia博士は語った。
 「現在のエビデンスは、こうした患者にはカルシウムチャネル遮断薬または利尿薬とともにACE阻害薬やARBといったレニン−アンギオテンシン系遮断薬(RAS)を使うことが有利である」が、「それ以外の組み合わせが使えない、または役に立たないという意味ではない」と博士は強調した。
 また、議論されたもう一つの問題は、ONTARGET 試験の知見に基づいてACE阻害薬/ARBの組み合わせを「使用禁止」にすべきかどうかだった。しかし禁止になる可能性は少ないと博士は言う。「なぜならば、その併用はRAS系の単一遮断薬に比べて尿蛋白を軽減する治療効果が高く、泌尿器科医にとっては単剤では蛋白尿が十分に軽減しない場合には依然として重要だからだ。」
 「とはいえ、当然ながらONTARGET試験のデータを無視することはできない」と博士は強調する。「そのデータによれば、用量増量は慎重に行わなければならず、腎機能とBPの監視回数を増やし、体液減少をもたらす可能性のある環境要因に十分に注意を払う必要がある。」

Medscape Medical News 2009. (C) 2009 Medscape
 

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2009/7/4 睡眠時無呼吸に関連する不整脈の詳細な知見 m3.comより転載

睡眠時無呼吸に関連する不整脈の詳細な知見
 
 
 
2009年7月3日   提供:Medscape
 
睡眠時無呼吸の重症度が高くなることは夜間不整脈リスクの漸進的上昇と関連することが新規研究で明らかになった。さらに、様々な種類の睡眠時無呼吸が様々な種類の不整脈と関連した。
Lisa Nainggolan

【6月23日(オハイオ州クリーブランド)】
 
 睡眠時無呼吸の重症度が高くなることは高齢男性における心房細動(AF)と心室期外収縮(CVE)のリスクの漸進的上昇と関連することが、新規研究によって明らかになった[1]。Reena Mehra博士(ケースウェスタンリザーブ大学、オハイオ州クリーブランド)らが『Archives of Intern Medicine』2009年6月22日号で知見を報告している。
 Mehra博士のチームは「重症の睡眠時無呼吸がAFおよび非持続性心室頻拍のような心室不整脈のオッズの上昇と関連したことを示す知見を以前に発表したが、その研究(heartwireによるとSleep Heart Health Study)の限界は、「我々が非常に重症の患者と健常人のみを検討し、中等度の睡眠時無呼吸の患者について検討しなかったことであった」と博士はheartwireに説明した。
 「この研究の2つの主要な新しい特徴は、睡眠呼吸障害の程度と夜間不整脈との用量反応関係を知るために中等度の患者について調査したことである。同じく、以前の研究では行わなかったことだが、これらの不整脈と関連する様々な種類の睡眠呼吸障害についても調査した」。
 博士らは様々な種類の睡眠時無呼吸が、別個の種類の不整脈と関連することを発見した。すなわち、より一般的な閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)の患者は心室性不整脈が発現するオッズが上昇していたのに対して、心不全のような状態でよくみられる中枢型睡眠時無呼吸の患者はAFが発現するオッズが上昇していた。
 Mehra博士は、「これらのデータは、AFまたは心室性不整脈の患者における睡眠時無呼吸を認識することの重要性を強調するということに限っては興味をそそる。睡眠時無呼吸を治療することが不整脈に関連したアウトカムの改善に役立つというのは、非常にあり得ることだからである」と述べた。しかし博士は、後者の説が真実かどうかを検討するために前向き試験が必要だろうと警告した。
 
自宅の環境で実施された研究
 
 Mehra博士は、閉塞型睡眠時無呼吸は、間欠性気道虚脱に関連する反復性上気道閉塞によって特徴づけられる「より一般的な種類の睡眠時無呼吸である」と説明した。「酸素レベルが低下し、逃走・闘争反応が起き、交感神経系が活性化される。中枢型睡眠時無呼吸は、睡眠中に呼吸が停止するこれらのエピソードの原因に神経のメカニズムが関与するという点で異なるものである、病態生理学が少し異なり、心不全のような状態でより一般的に認められる」。
 睡眠時無呼吸に対する現在の勧告には、特に閉塞型睡眠時無呼吸の場合には体重減量のアドバイスをすること、およびアルコール、鎮静薬、仰向け寝を避けることが含まれる。上気道手術や口腔内装置の装着のような他の選択肢もあるが、治療の中心となるのは持続陽圧呼吸療法(CPAP)であると、博士は述べた。
 新規研究のために、Mehra博士らはOutcomes of Sleep Disorders in Older Men Studyに参加した6都市の2911例の被験者を追跡調査した。それらの被験者は、自宅で付添いなしの睡眠ポリグラフ計による検査を受け、睡眠ポリグラフ計のデータのECG解析によって夜間のAFとCVEが確認された。
 呼吸障害指数(RDI)の四分位数の高い方になることによって決定した、睡眠呼吸障害の重症度の上昇は、AFおよびCVEのオッズの上昇と関連した(それぞれ傾向のp=0.01およびp<0.001)。RDIの第3四分位数では第1四分位数と比較して、AF(OR 2.15)およびCVE(OR 1.43)のオッズが上昇した。
 そして閉塞型睡眠時無呼吸の四分位数の高い方になることは、CVEの増加と有意な関連があった(傾向のp=0.01)が、AFとは有意な関連がなかった。中枢型睡眠時無呼吸はCVE(OR 1.27)よりもAF(OR 2.69)と、より強い関連があった。
 Mehra博士は、睡眠時無呼吸に関連する低酸素と交感神経系活性化が、何らかの形で不整脈を引き起こした可能性があったと述べている:「生物学的に言って、それは理に適っている」。
 しかし「因果関係と、睡眠呼吸障害の積極的介入が心臓のアウトカムに及ぼす影響の解明を進めるために、更なる前向き介入研究が必要である」と博士らは結論づけている。

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2009/7/4 EULAR 2009:乾癬性関節炎に対するGolimumabの利点は2年間持続 m3.comより転載

EULAR 2009:乾癬性関節炎に対するGolimumabの利点は2年間持続
 
 
 
2009年7月3日   提供:Medscape
 
GO-REVEALランダム化試験の104週間のオープンラベル延長期間の結果によると、乾癬性関節炎の患者において24週後に報告されたgolimumabの利点は2年後も持続した
Alice Goodman

【6月16日(デンマーク、コペンハーゲン)】
 
 本来のランダム化対照比較二重盲検試験の104週間のオープンラベル延長期間の結果によると、GO-REVEAL試験の乾癬性関節炎患者において24週後に報告されたgolimumabの利点は2年後も持続した。
 「この試験で得られた重要メッセージは、golimumabが乾癬性関節炎の患者に効果があり、効果が持続するということである」と、首席治験責任医師であるサンジエゴ大学(カリフォルニア州)のArthur Kavanaugh, MDは述べた。
 乾癬性関節炎の従来の治療法にはメトトレキサート、シクロスポリン、およびleflutamideがある。しかし大規模登録のデータは、米国食品医薬品局が最近承認したgolimumabのような腫瘍壊死因子(TNF)α薬の方がより強力であることを示していると、Kavanaugh博士は説明した。
 GO-REVEALでは活動性乾癬性関節炎の患者をgolimumab 50mg(146例)、golimumab 100mg(146例)、またはプラセボ(113例)の皮下注射に無作為に割付けた。4週間隔で20週間にわたり患者に投与を行った。
 24週後の時点で、golimumabはプラセボよりも優っており、活動性乾癬性関節炎ならびに関連する皮膚および爪の乾癬を改善していることが明らかになった。EULAR 2009:欧州リウマチ学会議年次総会(コペンハーゲン)で発表されたこの研究は、本来の研究に留まった患者の計104週間(24週間の二重盲検期間を含む)にわたる追跡調査であった。患者は次の3群に分かれていた:golimumab 50mgに割付けられ継続している患者(n=70)、試験中にgolimumab 50mgから100mgに切り替えた患者(n=76)、およびgolimumab 100mg用量に割付けられ継続している患者(n=130)。
 2年後の時点で、golimumab 50mgを投与した70例のうち64例、およびgolimumab 100mgを投与した130例のうち95例の患者が、アメリカリウマチ学会のスコアの20%以上の改善(ACR20)を達成した。50mgに無作為に割付けられ「早期エスケープ」のため100mg用量に切り替えた76例の患者のうち43例がACR20を達成した。50%の改善(ACR50)が、golimumab 50mg投与患者70例のうち47例、およびgolimumab 100mg投与患者130例のうち70例において実証された。ACRスコアの70%の改善(ACR70)が、50mg用量投与患者70例中31例、および100mg用量投与患者130例中48例において観察された。
 皮膚症状の持続的改善も2年間にわたり認められた。ベースライン時に体表面積の3%以上を占める乾癬の皮膚症状がみられた296例の患者のうち、200例が2年後の時点で評価可能であった。乾癬の面積と重症度の指数における75%以上の改善(PASI 75)が、全試験期間を通してgolimumab 50mgを継続した48例の患者のうち33例、および100mg用量を継続した96例の患者のうち73例において観察された。早期エスケープのため用量を50mgから100mgに切り替えた56例の患者のうち35例がPASI 75を達成した。
 Kavanaugh博士は、golimumabは一般的に忍容性が良好であり、乾癬性関節炎の治療に用いられる他の抗TNFα薬と類似した安全性プロファイルであったと述べた。
 
ヒト型抗体
 
 「Golimumabは、キメラ抗体インフリキシマブのヒト型抗体バージョンである」と、リーズ大学(英国)のEdward Vital, MDは説明した。
 インフリキシマブに対する良好な反応が認められた数ヵ月または数年後に、おそらくキメラ抗体に対する抗体の発現のために、反応は次第に消失する(すなわち二次性無効)とVital博士は説明した。
 「Golimumabはインフリキシマブに関連する二次性無効がないように思われるが、より長期の追跡調査が必要である」とVital博士は論評した。
 
 GO-REVEAL試験はCentocor社による支援を受けた。Vital博士はRoche社から講師謝礼金を受領している。
 
EULAR 2009: The Annual European Congress of Rheumatology: Abstract OP-0195. Presented June 11, 2009.

Medscape Medical News 2009. (C) 2009 Medscape
 

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2009/7/4 感染者が1500人超す 新型インフル、国内で m3.comより転載

感染者が1500人超す 新型インフル、国内で
 
 
 
2009年7月3日   提供:共同通信社
 
 厚生労働省は3日、新型インフルエンザの国内の感染者が1500人を超えたと発表した。これまでに青森、山形、福井の3県を除く44都道府県で感染が確認されているが、重症例の報告はないという。
 厚労省によると、世界保健機関(WHO)の1日現在の発表では、感染者が1500人を超えたのは米国やメキシコなど8カ国。厚労省の担当者は「北半球の国では一定程度の感染者が依然として出ており、国内の状況も同じ傾向にある。引き続きウイルスの特徴などに関する監視が必要だ」としている。
 厚労省は国内対策の運用指針を改定し、今月中旬をめどに、感染確認を個人単位で全数把握するのではなく、集団感染に絞って監視する方式に切り替えることを決めている。6月下旬に都道府県や政令市の課長らを集めた会議を開き、こうした方針を説明している。
 また厚労省は、大阪府の患者から治療薬タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウイルスが国内で初めて検出されたと2日発表。患者は別の治療薬リレンザを服用し、既に回復しており、同省は「周囲への感染は確認されておらず、公衆衛生上の危険はない」としている。
 

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ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
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 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)