2008/9/6 柔整師学校で無資格教員横行 厚労省、6校に補講指導 asahi.comより転載
柔整師学校で無資格教員横行 厚労省、6校に補講指導
2008年9月5日 朝日新聞

接骨院や整骨院で治療にあたる柔道整復師の養成学校がこの10年間で7倍に急増、教員不足から無資格者による授業が横行している実態が、関係者の話で分かった。今年に入り6都府県の7校で無資格教員が判明しており、厚生労働省の出先機関が補講の実施など指導に乗り出した。
柔整師になるには、養成学校で一定の単位を取り、国家試験に合格することが必要。無資格教員による授業は無効となり、生徒は卒業に必要な単位が不足する「履修漏れ」に陥る可能性がある。
無資格教員が発覚して補講を命じられたのは、東日本医療専門学校(仙台市)▽東京医学柔整専門学校(東京都北区)▽専門学校白寿医療学院(静岡県伊豆の国市)▽静岡医療学園専門学校(静岡市)▽大阪凰林医療学院(現・日本統合メディカル学院、大阪市)▽琉球リハビリテーション学院(沖縄県金武町)の6校。いずれも開設6年以内の養成学校だ。さらに愛知県内の学校も無資格教員を認めており、厚生労働省東海北陸厚生局が調査中だ。
柔道整復師法に基づく養成学校の指定規則と指導要領は、教員の資格を担当分野ごとに定めている。医師や大学教員などが教えるべき科目を、柔整師や理学療法士、大学院生らが教えていた例が目立つ。
補講が最も多い琉球リハビリ学院では、3年生44人が330時限(1時限は45分)、2年生14人が150時限を命じられている。解剖学や運動学などの教員が無資格だった。儀間(ぎま)智理事長は「他校に引き抜かれたり辞めたりした教員がいて、理学療法士などの資格を持つ教員で対応したが、誤りだった」と話す。
2番目に補講時間数が多い白寿医療は、今月初めに指導を受けたばかり。東海北陸厚生局が調査に入り、運動学などを教えた大学院生ら2人を無資格と断定した。
白寿医療は、厚労省には、運動学の担当は南風原(はえばら)英之学院長(帝京大医学部客員教授)と届け出ていた。南風原学院長は「教える知識があれば良いと考えていたが、甘かった」と話した。
柔整師は、医師と同様、患者の治療代を健康保険請求でき、収入が安定していると、人気が高まっている。養成学校は「3年間で400万〜500万円という高額授業料でも生徒を集めやすい」(西日本の学校長)とされ、既存の学科での生徒減少に悩む専門学校などが次々に参入。ここ10年で14校から97校となり、ほかの医療・介護系人材の養成学校に比べても急増が目立つ。
一方で教員のなり手はこれに追いつかず、教員不足が慢性化。「厚労省に届け出た教員と実際の教員が違うのは、業界の慣習として許されてきた」(東日本の学校の元幹部)とする証言もある。
日本柔道整復師会は「利益優先で、学生募集のために国家試験対策を重視する学校が増え、まともに治療ができない柔整師が増えた。教員の質を上げるのは当然として、開業前の臨床研修制度などが必要だ」と指摘している。(内藤尚志、塩原賢、松浦新)
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柔道整復師 国の資格の一つで、取得するには、養成学校で3年以上の専門教育を受けたあと、国家試験に合格する必要がある。骨折、脱臼、打撲、ねんざ、肉離れを治療すれば、医療を補う行為として健康保険を請求できる。治療したケガの数が不自然に多いケースが増えており、治療日数を水増しするなどの不正請求も各地で発覚している。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





