2008/9/11 高齢者の転倒予防 (1)適度に体動かす住環境を YOMIURI ONLINEより転載

転ばない体づくりに励む高齢者(東京厚生年金病院で)
「年をとってよく転ぶようになった」。こんな話をよく耳にする。転倒をきっかけに、要介護状態になることも多い。今回のシリーズでは、転倒防止の方法を紹介する。
厚生労働省の国民生活基礎調査(2004年)によると、高齢者が要介護状態になる原因として、「脳血管疾患」(25・7%)、「高齢による衰弱」(16・3%)に次いで3番目に多かったのが「骨折・転倒」(10・8%)だった。
転倒による骨折は、老化で骨がもろくなり始める60代から目立ち始め、70代でぐんと増える。85歳以上では、転んで股(こ)関節部を骨折すると、1年後には10人に1人以上が亡くなるというデータもある。
1997年から高齢者向けに転倒予防教室を開く東京厚生年金病院(東京)の岡田知佐子医師は「入院などで安静にしている間、機能低下が精神・身体の全般に広がる結果、生命に危険が及ぶ」と説明する。

転ばない体づくりに励む高齢者(東京厚生年金病院で)
そもそも年をとると転びやすくなるのは、なぜなのか。
まず、慢性的な運動不足だ。定期的な運動はもとより、洋式トイレやベッドなどの普及で足腰を使う機会が減っていることが、運動不足に拍車を掛けている。
薬の作用で筋肉や神経の機能が落ちることも、転びやすくなる原因の一つだ。同病院の柏口新二整形外科部長は、「『眠れない』と睡眠導入薬や精神安定剤などを服用する高齢者も多いが、夜中にトイレに行く際、薬の作用で足がもつれて転倒するケースも多い。医師や薬剤師とよく相談して」と話す。
「骨や筋肉などの機能を維持するためには、適度なバリアは必要。転倒のリスクを知ったうえで、居住環境を改めるべきだ」と柏口部長は話している。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





