2008/9/11 高齢者の転倒予防 (2)足腰の筋力を鍛える YOMIURI ONLINEより転載
(2008年9月11日 読売新聞)

転倒を防ぐ方法の一つに、弱った足腰を鍛える筋力トレーニングがある。
まずは、東京都老人総合研究所が開発した介護予防健診「おたっしゃ21」で自己診断してみたい。「この1年間に入院した」「転ぶのが怖い」など12の質問に答えた点数の合計が5点以上の人は、「トレーニングの必要あり」だ。
同研究所の金憲経(キムホンギョン)・自立促進と介護予防研究チーム研究副部長(体育科学)は、「転倒の主な原因である『つまずき』を防ぐ筋肉を、意識して鍛えることが重要」と強調し、次のような三つの運動を随時、毎日行うよう勧める。
まず、「つま先とかかとの上げ下げ」。イスに座り、両足をそろえてつま先を上げて下ろし、次にかかとを上げて下ろす。歩く時に足を上げる動作の中心となる筋肉が強化される。
次に、「片足上げ、ひざ伸ばし」。イスに浅くかけて、片足を上げて前に伸ばし、つま先を前後に動かす。反対側の足も同様に行う。イスから立ち上がる時などに使う太ももの筋力が強くなるという。
最後が、「かかとの上げ下げ」だ。イスの背に手を置き、かかとの上げ下げをゆっくりと繰り返す。歩行で地面を蹴(け)る時に使う部位が鍛えられる。
持病があったり体調に不安があったりする人は、念のためかかりつけ医に相談したい。水分補給と十分な休養も欠かせない。金副部長は「コツコツ3か月間やれば効果が出る。楽しみながら続けることが大切」と話している。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





