2008/10/10 シリーズこころ 今時うつ病事情 問診数分 すぐ診断書 YOMIURI ONLINEより転載

診察で、じっくりと話を聞く竹内潤一さん。初診には1時間近くかける
「どうしました?」という医師に、「最近、気分が落ち込んで、何もやる気がおきません」と30歳代前半の会社員は答えた。
「食欲はどうですか」 「ありません」
「よく眠れていますか」 「いいえ」
「疲れてますか?」
「はい」
診察はこんな調子だったようで、わずか数分で終了。「うつ病ですね。休養が必要だと思います」と診断書が出たという。
「ほんとうは症状はありませんが、インターネットで見た通りにうつ病の症状を伝えたら、簡単に診断書が出ました。おかげでよく休めていますよ」
ある産業カウンセラーは、休職中の会社員との4回目の面談中、そう打ち明けられた。「今の仕事が向いていないので、嫌で休みたかったんです」という。いつも話題は職場への不満ばかりで、元気そうだ。処方された抗うつ薬は「飲んでいませんよ」と話す。
うつ病など精神疾患を理由に休職する人が増えていると言われる。例えば、人事院の2006年度の調査によると、国家公務員の場合、1か月以上の長期病休者6105人のうち、うつ病など「精神及び行動の障害」を理由にしたケースが、5年前の1・7倍に増え、63%を占めた。
ストレス社会に心を病む人が増えたこと自体に加え、精神科にかかることへの抵抗感が薄れたことも、患者の増加につながっていると言われる。病気を偽るというのは極端な例かもしれないが、うつ病という病名が一般的になったことで、「つらい気分=うつ病」と単純に理解されている面もあるという。
さきほどのカウンセラーは「問診で診断するわけですから、偽るつもりで話をされたら、見抜くのは難しいかもしれませんが、せめて、もう少し、じっくり診察する必要があるのではないか」と指摘する。
甲府市の心療内科たけうちクリニック院長、竹内潤一さんは、初診では必ず1時間近くかけるようにしている。症状だけではなく、仕事や生活全般について質問し、患者の人物をできるだけ理解するよう努める。
「症状はもちろん重要ですが、どんな要素が症状に関係しているか、つかむ必要があります。うつ病といっても、人によって薬も違いますから、安易な診断は不適切な治療につながりかねません」と警鐘を鳴らしている。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





