2008/10/13 脳卒中 最新事情 リハビリ 病院間で連携 YOMIURI ONLINEより転載

脳梗塞から回復したA子さんと話す院長の平田好文さん(熊本託麻台病院で)
自宅で昼寝をしていた熊本市の主婦A子さん(44)は今年7月6日午後3時頃、目を覚ますと左足と左腕に力が入らず、立ち上がることができなかった。
あわてて、夫(46)を携帯電話で呼び、近くの病院に車で運んでもらった。
脳卒中の一種で、右脳の血管に血栓(血液の塊)が詰まった脳梗塞 と分かり、点滴治療が始まった。しかし、左手の指は力が入らず物が持てない。左足は体を支えられずに倒れてしまう。
関節が固まるのを防ぐリハビリは入院3日目からベッド上で、5日目からは、リハビリ室で立つ練習などが始まった。ただし、再発の恐れがあり、リハビリは1日30分ほどしかできない。「長男が来春、高校受験なのに、支えてあげられない」と、A子さんは泣き続けた。
入院から2週間たった頃、ようやく病状が安定し、リハビリ専門病院への転院を勧められた。左半身の回復のためには、ただちに集中的なリハビリを1か月ほど受ける必要があった。
脳卒中の診療は、主に救命などの治療を行う「急性期」から、本格的にリハビリを行う「回復期」へと続く。それぞれ別の専門医療機関が担うのが一般的だ。
しかし、転院の際、投薬やまひの状態が正確に伝えられず、再度、詳しい検査が必要となる場合がある。そのためにリハビリの実施が遅れ、まひが改善しにくくなる恐れがある。
そこで今年4月、脳卒中の「地域連携診療計画(連携パス)」制度が導入された。病院間で引き継がれる連携パスには、投薬状況のほか、口から食事ができるか、床ずれがあるか、本格的なリハビリをどのくらい行う必要があるかなど、患者情報が書き込まれる。
A子さんは7月23日、連携パスを実施する熊本市内の熊本託麻台病院に転院した。10床あたりのリハビリスタッフ数が全国でも有数の回復期病院だ。熊本市周辺の医療機関は1995年から、全国に先駆けて、独自の連携パスを運用している。
A子さんの手足のまひなどの状態は連携パスで伝わっているので、再検査の必要はなく、すぐにリハビリを開始。急性期病院の4倍の1日2時間の集中プログラムが組まれた。左足を重点的に動かす訓練を続け、入院1か月後の8月下旬に退院。後遺症をほとんど感じないまでに回復した。
熊本託麻台病院長の平田好文 さんは「熊本では同一の病院で診療・リハビリを受けているような地域連携が実現されている」と話す。
全国の医療機関が現在、連携パスの作成を進めている。作成済みかどうかは、病院を選ぶ際の良い指標となる。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





