2008/10/13 どうする「未病」:梅毒患者報告数がここ数年で急増 毎日jpより転載
どうする「未病」:梅毒患者報告数がここ数年で急増
2008年10月13日 毎日新聞
「梅毒患者の報告数が、03年から07年の4年間で44.8%も大幅増加」こんな驚くべきデータが、国立感染症研究所の感染症発生動向調査でこのほど明らかになりました。
発表によると、梅毒患者の報告数は03年が509例。以降、年ごとに535、543、637と増加を続け、07年には前年を100も上回る737例に。03年と07年を比較すると患者数は4年間で1.45倍になった計算です。さらなる感染者の増加が懸念される梅毒。いったいどのような病気なのでしょうか。
梅毒は性感染症の一つで、病原体「梅毒トレポネーマ」によって発生します。感染経路の約8割は性的接触によるもの。母子感染や輸血による感染も例が報告されていますが、大部分は、性行為を介して皮膚や粘膜の傷から病原菌が体内に入り込み感染したケースです。
ここで知っておきたいのは、梅毒は感染しても通常3週間は症状が出ないという点。つまり、自覚症状のないまま、この期間にパートナーに感染させてしまう危険性があるのです。またこの期間は、血清反応で感染の有無を調べる検査がまだできません。
3週間を過ぎると、感染部分にしこりができたり、太ももの付け根のリンパ節がはれたりします。いずれも痛みはなく半月ほどで消えますが、放置すると血液を通して病原菌は全身へと広がり、やがては臓器に重い障害が出て、最悪の場合は死に至ることも。ひと昔前までは不治の病と恐れられましたが、ペニシリンなどの抗生物質により、現在では完治する病気になりました。早期に発見するほど治るまでの時間も短くてすむのです。
ほかの性感染症と同様に、予防法としてはコンドームの着用、不特定多数との性的接触を避けることなどが挙げられます。自覚症状のある人はもちろんのこと、不安がある人も、パートナーとともに医療機関を受診しましょう。「過去の病気」と油断せず、自分自身の、そしてパートナーのからだのことをもう一度考えてみませんか。(伊藤綾/ライター・オフィスクリオ所属)
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腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





