2008/10/14 リハビリ、肥満目的別に 阿波おどり体操新作3種 YOMIURI ONLINEより転載
リハビリ、肥満目的別に 阿波おどり体操新作3種
(2008年10月13日 読売新聞)

しなやかな手さばきで気持ち良さそうに体操をする人たち(徳島市の徳島中央公園で)
徳島伝統の阿波おどりを基に、生活習慣の改善に役立つ体操を――と県から求められ、徳島大大学開放実践センターの田中俊夫教授(48)が考案した「阿波おどり体操」。糖尿病などの予防になるだけでなく、健康増進、体力アップにもつながりそうだとわかってきた。田中教授は、同体操をメタボリックシンドローム対策、リハビリ、トレーニングといった目的別に進化させて次々提案している。きょう13日は体育の日。「よしこの」のリズムを聞けば、自然に心躍る阿波おどりの体操で、楽しみながら健康づくりはいかが――。(上田真央)
◇健康増進
田中教授は9〜10月、同体操の「基本編」(3分半)を教えている人に、イスに座った状態から立ち上がる動きで効果を尋ねるアンケートをした。体操を続けた人ほど反復回数が増え、ひざも強くなったという結果が出た。
調査は、田中教授が兵庫県洲本市で教えた「阿波おどり体操指導者養成講座」で、40〜70代の受講生39人に、開講した9月12日と、継続的に踊るよう呼びかけて3週間後の10月3日に実施。イスから30秒間に何回立ち上がれるかを測ったうえ、▽ひざが痛い▽元気に気分よく生活できる――など14項目について、5段階で自己評価してもらった。
その結果、3週間で踊った回数が10回以下の6人には効果が表れなかったが、21回以上踊った24人は、平均22・7回が28・1回にアップ。さらに、初回に「ひざが痛い」とした19人のうち、12人が改善した。
田中教授は同体操の基本型として、講座で教えた「基本編」のほか、お年寄り向けに、イスに座ったままできる、ゆったりした動きの「シニア編」(3分45秒)を提案。「目的の生活習慣改善だけでなく、日常的に反復、継続すれば、健康増進にも効果が期待できることが分かった」と手応えを感じている。
◇応用編
田中教授は、今年度から3年間、文部科学省から助成金350万円を得て、同体操について▽エネルギー消費量▽体力的効果▽筋電図などを使った筋肉の動き▽新作の考案――を研究。有名連のメンバー、理学療法士、スポーツクラブのインストラクターらの協力でさっそく今秋、体操の進化型「メタボリックシンドローム予防解消編」「リハビリ編」「トレーニング編」の3種類を作った。
体質を改善する「メタボ編」は、長さが基本編の約5倍の16分間あり、女踊りと男踊りを基本に、前後左右に数歩動いたり、回転やステップをしたりと、桟敷席や舞台で見られる阿波おどりの演出を取り入れ、大きな動きでエネルギーを消費させる。1回で60〜100キロカロリーを消費し、ウオーキング20分間と同じくらいの運動量だという。
また、介護予防が目的の「リハビリ編」(4分40秒)は、理学療法士が振り付けを担当。ゆったりした阿波おどりのリズムで、腕などの上げ下げを行う。「トレーニング編」(5分)は足腰の筋力強化やバランス感覚の増進が目的。ひざを屈伸するスクワット運動を基本編の2倍取り入れた。8秒間片足で立つ動きもあってバランス感覚も養われる。
田中教授は「『応用編』のどれも続ければ基本編以上に効果があるはず。阿波おどりの気分で、楽しみながら健康・体力づくりを」と勧めている。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





