2008/10/15 脱力のすすめ (1)緊張と弛緩 落差を意識 YOMIURI ONLINEより転載

大事な場面で緊張している人に、よくこんな言葉がかけられる。「肩の力を抜いて!」。無駄な力を抜いてリラックスできれば、心身ともに元気になれる気がする。しかし、これが意外と難しい。「脱力」の効用とコツを紹介する。
東邦大医療センター大森病院(東京都大田区)の心療内科では、ストレスによる体の不調に悩む「心身症」の患者を診療する。講師の端詰勝敬さんによると、体のこりや張り、特に肩こりを訴える患者が多い。
人間は、身の危険や大きなストレスに直面すると、自律神経の働きで一時的に血液を全身に行き渡らせ、筋肉を緊張させる。狩猟生活だった太古の昔から身につけた、重要な体の働きだ。
しかし、現代社会で慢性的なストレスにさらされ、逃げ場がないと、筋肉は緊張し続け、血流は減少、体のこりが生じる。さらに自律神経のバランスが大きく崩れると、心身症になってしまう。
「こうした人の多くは、力の抜き方が分からないようです」と端詰さん。そこでお勧めなのが、「筋弛緩法」だ。
やり方は簡単。首、肩、腕、足など、体の各部位で力をギューッと入れ、だらんと抜く。緊張している感覚と力が抜けた感覚、その落差を味わってみる。気に入った部位だけでも毎日数回練習すれば、体の緊張に気づいた時に上手に力を抜けるようになるという。
端詰さんらは、片頭痛患者10人に、筋弛緩法と、首の筋電図と手の指の皮膚温の変化を見ながらリラックスのコツをつかむ「バイオフィードバック療法」を行ってもらった。すると、何も行わなかった患者7人より頭痛の症状が改善した。
端詰さんは「通勤電車などどこでもできるのがいい。ただ、首などを痛めている時は無理しないで」と助言する。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





