2008/10/20 どうする「未病」:カロリーを抑え、寿命を延ばす「カロリスジャパン」が発足 毎日jpより転載
どうする「未病」:カロリーを抑え、寿命を延ばす「カロリスジャパン」が発足
2008年10月20日 毎日新聞
最近、よく耳にする健康用語に「CR」という言葉があります。アンチエイジング(抗加齢)の研究分野で「カロリーリストリクション」という考えが注目されていますが、「CR」とはこの「カロリーリストリクション」のこと。「ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養分を確保しながら、総摂取カロリーは通常の7割程度に制限しよう」という考えです。
CRの実践者は老化防止につながり、健康で長生きできる体がつくれる−−今年の9月16日には、東大、慶大、順天堂大らの医師らが中心となり「CRソサエティ・ジャパン(アンチエイジングを実践する会、通称・カロリスジャパン)」が発足。世界有数の長寿国である日本から、さらに寿命を延ばしていく研究を世界に向けて発信していこうと気勢を上げています。
同会メディカルアドバイザーの一人で、10年前から寿命の研究を続けている順天堂大学の白澤卓二教授(加齢制御医学)は「100歳を超えても元気な長寿者には、メタボ(内臓脂肪症候群)の人がほとんどいない。長寿者は70、80代で急にいきいきと若々しくなるわけではなく、40、50代からの積み重ねで若々しい健康を保っている。また、長寿については、カロリーを制限することで2〜3割寿命が延びるだろう」と話しています。
コーラ、ビール、缶コーヒー、ソーセージにカレールー。デザートではチョコレートやアイスクリームなど、様々な食品の分野で「糖質ゼロ」「カロリーオフ」を歌った食品が販売されていますが、これらはすべて「CR」の考えの延長上にあるもの。最近では8月にコンビニエンスストアのサークルKサンクスが、通常よりカロリーを約3割減らしたおにぎり「カロリーコントロールおにぎり」を発売。また、乳酸菌飲料のヤクルトでは、通常の「ヤクルト400」に比べ、甘さを約25%、カロリーも30%カットした「ヤクルト400 LT」を9月に発売。食品業界でも「CR」は徐々に浸透しつつあります。
日本が世界有数の長寿国になり得たのは、昔から「腹八分」という言葉があり、食べたい物を食べたいだけ食べることをよしとする欧米人に比べると、カロリーを抑えた食生活をしてきたことが挙げられますが、それはもう過去の話。欧米型の食生活が定着した現在、中高年男性に肥満や生活習慣病が急増していることを考えれば、10年先、20年先の日本人が、現在の高齢者のように元気で若々しく、長生きできるという保証はありません。大切なのは、現在の食事のあり方。それが、健康で長生きの秘けつとなるのです。(倭村英敏/ライター・オフィスクリオ所属)
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腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





