2008/11/7 なくそう・減らそう糖尿病:第10部・患者の心理的葛藤/4 毎日jpより転載
なくそう・減らそう糖尿病:第10部・患者の心理的葛藤/4
2008年11月7日 毎日新聞 東京朝刊
◇話聞き、治療継続支援
患者が到着すると、看護師が「今日のお茶は何にしましょうか」と問いかけた。岩手県藤沢町の国保藤沢町民病院が糖尿病患者向けに毎週火曜日開く「健康増進外来」。好みのお茶を飲みながら、患者は看護師と語り合う。そこに指導はない。ただ、患者の日常生活の話を聞くだけだ。
50代女性は約15年前から通院している。当初、自分なりに努力したが、血糖値は下がらず、病院で「もう少し頑張りましょう」と言われた。「これ以上、無理」。家に帰って泣いた。
転機は5年前。健康増進外来が新設され、「患者さんの生活は、患者さん自身が最も知っている。私たちは教えてもらう立場」(菊地里美看護師)という姿勢が貫かれた。女性は胸襟を開いた。生活を振り返り、間食を一気にやめるのではなく、回数を減らすことから始めた。血糖値は大幅に下がった。
この外来を始めたきっかけは、糖尿病教室の参加者が減ったことだった。佐藤元美(もとみ)院長は「患者さんは、話を聞いてほしいと考えているのに、医師は教室を開き指導するだけだった」と振り返る。
外来は夕方から夜に開くので、仕事帰りに寄ることができる。患者は看護師と1時間面談し、目標を考える。「おやつを食べるが毎日2万歩歩く」という突拍子もない目標を掲げる患者もいるが、否定しない。血糖値が悪化したら、看護師も一緒に悩み、次の目標を考える。
その結果、糖尿病患者に多い治療中断がなくなった。患者は「生活習慣が乱れただめな人」と自分にレッテルを張りがちだが、そんな悩みの解消にもつながった。今、全国の医療関係者が頻繁に視察に訪れる。
「患者の言葉に耳を傾けることが患者の体と心を切り離さない医療だ。医療現場は忙しいが、だれもが患者の話をじっくり聞きたいと考えている。やればできる」と佐藤院長は強調した。【永山悦子】
==============
イラストは、過食を警告するシンボルマークの「エンゼルピッグ」
Comment(0) | Trackback(0)|特集! ― なくそう・減らそう糖尿病 ―|
trackback: http://www.fujishinkyu-seikotsuin.com/blog/archive_1633.htm
コメント


ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





