2008/4/12 妊婦さんもシートベルトを=正しい装着で危険減−専門家団体、初のガイドラインで @nifty.comより転載
妊婦さんもシートベルトを=正しい装着で危険減−専門家団体、初のガイドラインで
2008年4月12日(土)17時0分配信 時事通信
妊婦はしない方がいいかのように思われているシートベルトについて、産婦人科医の主要団体、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は12日までに、「正しい装着で交通事故の障害を軽減できる」として推奨する見解をまとめた。今月発刊した初の産科診療ガイドラインに盛り込んだ。
欧米の多くの国では妊婦にも一般人と同様にシートベルト装着を義務付けているが、日本では免除規定があり、「おなかを圧迫するからしない方がいい」と考える人も少なくない。
ガイドラインでは、交通事故による母体死亡の77%がシートベルト非着用とのデータや、着用していない場合は事故時の胎児死亡のリスクが4.1倍になることなどを解説。かつての腰ベルト1本の場合は、事故の衝撃による子宮破裂が懸念されたが、現在の3点固定式シートベルトは、正しい装着により安全性が高まるとした。
欧米の多くの国では妊婦にも一般人と同様にシートベルト装着を義務付けているが、日本では免除規定があり、「おなかを圧迫するからしない方がいい」と考える人も少なくない。
ガイドラインでは、交通事故による母体死亡の77%がシートベルト非着用とのデータや、着用していない場合は事故時の胎児死亡のリスクが4.1倍になることなどを解説。かつての腰ベルト1本の場合は、事故の衝撃による子宮破裂が懸念されたが、現在の3点固定式シートベルトは、正しい装着により安全性が高まるとした。
<妊婦>シートベルトしない方が危ない
2008年4月12日(土)13時36分配信 毎日新聞
シートベルトを着用せずに車に乗る妊婦を時折見かける。窮屈に感じるうえ、おなかの赤ちゃんへの悪影響を心配するためだ。妊娠や肥満、けがなど「健康保持上の理由」がある場合、道交法違反にはならないが、研究者らは「しなくてもいいというのは誤解。母子の安全を守るためにも着用してほしい」と呼びかける。【酒井祥宏】
「おなかを圧迫すると思った」。宇都宮市で昨年7月28日夕、妊娠21週を迎えた主婦、上田淳子さん(23)は夫峻也さん(20)運転の乗用車でスーパーに買い物に出かけた。おなか回りは約80センチ。知人から「必要ない」と聞いていたため、シートベルトを着用せず助手席に乗っていた。
交差点を右折中、対向車線を直進してきたワンボックス車と衝突。上田さんはダッシュボードの下でおなかを抱えてうずくまったまま気を失った。左気胸など重傷を負ったが、胎児は無事だった。搬送された済生会宇都宮病院の飯田俊彦産婦人科医長は「胎児、子宮に影響がなかった。奇跡です」と驚く。
同12月、3105グラムの男の子を無事出産。上田さんは「よく子どもが生きていたと思う。妊婦には着用を呼びかけたい」と話す。
妊婦の安全とシートベルトの関係を研究してきた独協医大の一杉正仁准教授(法医学)は「正しく着用すれば胎児への影響を軽減できる」と断言する。
昨年、妊婦のダミー人形のおなかに3リットルの水を入れ、妊娠30週の妊婦が運転中に時速30キロで追突された場合に受ける衝撃を測定した。シートベルトを着用していれば、おなかへの衝撃を未着用時の3分の1に軽減できることが判明した。
また妊娠30週の妊婦20人に運転席に座ってもらい、おなかとハンドルの間隔を測ると平均14.5センチだった。妊娠していない人と比べ約10センチハンドルに近いが、人形を利用した追突実験で、シートベルトを着用していれば衝突時にハンドルとおなかの間にすき間ができることが確認された。
着用が義務づけられている米国では、妊婦の着用率は8割以上で、英国でも7割を超える。一方、別の研究者が94年に実施した調査では日本での着用率は32%と低い。多くの妊婦が「法的義務がないから」と未着用の理由を回答したという。
妊婦がシートベルトを嫌う理由の一つはおなかへの圧迫感だ。一杉准教授によると、ベルトを肩と腰に固定し、腰回りのベルトを大きくなったおなかの下に通せば、窮屈さは解消される。日本産科婦人科学会と産婦人科医会も、近く発表する「産科医療に関するガイドライン」で同様の着用方法を呼びかける。
警察庁は今のところ、妊婦らの着用義務を除外する道交法の規定を見直す予定はないが、「海外の事例を調査し、学会など専門家の見解を踏まえて着用の広報啓発を検討したい」としている。一杉准教授は「本人の注意だけで事故を防ぐのは難しい。妊婦と胎児を守るために、シートベルトを正しく着用すべきだ」と指摘する。
「おなかを圧迫すると思った」。宇都宮市で昨年7月28日夕、妊娠21週を迎えた主婦、上田淳子さん(23)は夫峻也さん(20)運転の乗用車でスーパーに買い物に出かけた。おなか回りは約80センチ。知人から「必要ない」と聞いていたため、シートベルトを着用せず助手席に乗っていた。
交差点を右折中、対向車線を直進してきたワンボックス車と衝突。上田さんはダッシュボードの下でおなかを抱えてうずくまったまま気を失った。左気胸など重傷を負ったが、胎児は無事だった。搬送された済生会宇都宮病院の飯田俊彦産婦人科医長は「胎児、子宮に影響がなかった。奇跡です」と驚く。
同12月、3105グラムの男の子を無事出産。上田さんは「よく子どもが生きていたと思う。妊婦には着用を呼びかけたい」と話す。
妊婦の安全とシートベルトの関係を研究してきた独協医大の一杉正仁准教授(法医学)は「正しく着用すれば胎児への影響を軽減できる」と断言する。
昨年、妊婦のダミー人形のおなかに3リットルの水を入れ、妊娠30週の妊婦が運転中に時速30キロで追突された場合に受ける衝撃を測定した。シートベルトを着用していれば、おなかへの衝撃を未着用時の3分の1に軽減できることが判明した。
また妊娠30週の妊婦20人に運転席に座ってもらい、おなかとハンドルの間隔を測ると平均14.5センチだった。妊娠していない人と比べ約10センチハンドルに近いが、人形を利用した追突実験で、シートベルトを着用していれば衝突時にハンドルとおなかの間にすき間ができることが確認された。
着用が義務づけられている米国では、妊婦の着用率は8割以上で、英国でも7割を超える。一方、別の研究者が94年に実施した調査では日本での着用率は32%と低い。多くの妊婦が「法的義務がないから」と未着用の理由を回答したという。
妊婦がシートベルトを嫌う理由の一つはおなかへの圧迫感だ。一杉准教授によると、ベルトを肩と腰に固定し、腰回りのベルトを大きくなったおなかの下に通せば、窮屈さは解消される。日本産科婦人科学会と産婦人科医会も、近く発表する「産科医療に関するガイドライン」で同様の着用方法を呼びかける。
警察庁は今のところ、妊婦らの着用義務を除外する道交法の規定を見直す予定はないが、「海外の事例を調査し、学会など専門家の見解を踏まえて着用の広報啓発を検討したい」としている。一杉准教授は「本人の注意だけで事故を防ぐのは難しい。妊婦と胎児を守るために、シートベルトを正しく着用すべきだ」と指摘する。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





