2008/11/28 なくそう・減らそう糖尿病:第10部・患者の心理的葛藤/7 毎日jpより転載
なくそう・減らそう糖尿病:第10部・患者の心理的葛藤/7
2008年11月28日 毎日新聞 東京朝刊
◇前向きに、治療半世紀
◇製薬会社が表彰
血糖値を下げるホルモン「インスリン」を使った治療を半世紀以上続け、糖尿病患者に勇気を与えた人に贈られる「第6回リリーインスリン50年賞」(日本イーライリリー主催)。今年は過去最多の9人が受賞した。そこには、前向きに考え苦労を乗り越えた人生がある。このうちインスリンが膵臓(すいぞう)から出にくいか、出にくくなる1型糖尿病患者の2人を紹介する。【小島正美】
神奈川県逗子市の高山春恵さん(61)は小学5年で発症した。それ以来、インスリン注射が欠かせない。家族以外には内緒で、注射する場所はトイレだった。卒業後は病気を隠してデパートに就職し、やはりトイレで注射した。漠然と「病気だから子どもを産むのは無理」と考えたが、結婚相手にしたいと感じた彼に病名を打ち明けると、「卑屈になる必要はない」と励まされ、勇気がわいた。
流産と死産を経験し、3回目の妊娠で長男を授かった。患者同士の支え合いが大切と考え、「インスレディの会」(事務局・横浜市、電話045・831・0031)の発足に尽力した。仲間との交流は続く。現在、診療所で働き、糖尿病患者の相談に応じている。インスリン注射を始めて51年。「人生に無駄なことはない。前を向いて生きてほしい」と語る。
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神奈川県山北町の杉本清子さん(78)は27歳で1型を発症した。両親が相次いで亡くなってまもない時期だった。4人の弟と妹がいた。「長女として家族を支えることが優先」と結婚をあきらめた。家業の酪農などで生計を支えたが、生活が苦しく、牛を売却して得た資金でインスリンを購入した。
いまでは考えられない太い針を鍋で煮沸しながら注射した。効き過ぎで倒れたこともあった。のどが渇き、枕元にやかんと水を置いた。50年のインスリン注射歴。糖尿病というだけで、好奇のまなざしで見られたこともある。「泣き言を言う暇もない人生で気にしなかった。それに、支えてくれる人は必ずいる。頑張ることができた」。
2人とも笑顔が素晴らしかった。
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イラストは、過食を警告するシンボルマークの「エンゼルピッグ」
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





