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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2007/12/3 肩腱鞘炎は針による2回穿刺法(2-Needle Procedure)により迅速かつ永続的に修復 m3.comより転載

肩腱鞘炎は針による2回穿刺法(2-Needle Procedure)により迅速かつ永続的に修復


提供:Medscape

疼痛の伴う肩の石灰沈着は15分間の針注射・吸引を1回行うだけで非外科的に溶解・除去
Martha Kerr

【シカゴ12月3日】イタリア人外科医らは肩石灰化腱鞘炎の硬く疼痛を伴う石灰沈着を液化し、非外科的に、そしておそらく永続的に除去する方法を開発した。
この手技は、AO Ospedale Santa Corona(イタリア、Pietra Ligure)放射線部およびジェノバ大学実験医学部(イタリア)のLuca M. Sconfienza, MDが北米放射線学会(RSNA)第93回科学会議(Radiological Association of North America 93rd Scientific Assembly)(シカゴ)にて発表したものである。
Sconfienza博士らは超音波ガイド下で、被包化された石灰沈着に14-16ゲージ針から生食水を直接注入する方法を開発した。この方法では針を滑液包に刺入し、石灰沈着の核に直接向ける。生食水が腱を「洗う」ことにより、石灰沈着が破壊および液化されて完全な抜き取りができる。そして、最後に少量のステロイドを肩峰下-三角筋下滑液包に注入する。
この手技全体に要する時間は15分ほどである。
この手技では、1年後のフォローアップ時に腱鞘炎の再発はなく、永続的な効果が認められつつあるとSconfienza博士は述べている。
化肩腱鞘炎は通常は比較的若年の成人に発現する。Sconfienza博士の研究チームは患者2788例(年齢範囲29-73歳、発生最多年齢30-40歳)に同手技を施行した。有病率の男女比は3(女性):2(男性)であった。
肩の70.1%では石灰沈着を完全に抜去でき、残りのうち23.5%では50%以上の抜去に成功しており、優ないし良の奏効を認めた率は93.6%であったとSconfienza博士は会議の出席者に話している。
奏効率が50%未満の患者は4.1%、改善が認められなかった患者はわずか2.1%であり、「これは多発性石灰沈着を表していると思われる」。この治療法は多発性石灰沈着にはあまり適していないとSconfienza博士は述べている。
従来の衝撃波療法の費用は500ドル以上なのに対して、この手技の総費用は約100ドルであり、さらに前者には激痛を伴うという問題点があるとSconfienza博士は記している。
「この針による2回穿刺法が使用されたのはこれが初めてである」と同博士はコメントしている。「私たちが用いた太め針では滑液包が裂け、生食水注射の圧力によって滑液包が破裂することが危惧されていた。(実際には)こうしたことは起こっていない。超音波による正確なガイドがそのリスクを低下させる」
「我々は膝などの他の関節にこの手技を用いて、さらに小規模な経験をしているが、有望な結果が得られている」とSconfienza博士はMedscape Radiologyに述べている。
石灰化腱鞘炎は肩における血流および神経伝達を妨げ、治療しなければ関節および四肢への永続的損傷が起きる可能性があると、このイタリア人研究者は述べている。
「この針による2回穿刺法は非常に興味深く、おそらく治療成功への鍵を握るであろう」とコロンビア大学医療センター放射線部(ニューヨーク市)部長であり、RSNA広報委員会(Public Information Committee)副委員長のPhilip O. Alderson, MDはMedscape Radiologyに話している。
「しかし、これらの関節における石灰沈着は、硬い結晶化したカルシウムではなく液化される可能性のあるゼラチン状の基質を有していたのではないかと思われる」とSconfienza博士が同方法を発表したセッションの議長を務めたAlderson博士は話を続ける。
「膝にはこの方法が適していると思われる」と同博士は付け加える。「特に、早期変形性関節症の膝に対しては、この手技は非常に興味深いものである」
Sconfienza博士およびAlderson博士は関連する金銭的関係はないことを明らかにしている。

Radiological Association of North America 93rd Scientific Assembly: Abstract SST15-09. Presented November 28, 2007.

Medscape Medical News 2007. (C) 2007 Medscape

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。




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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)