2008/12/17 胃がん 気になる人へ ピロリ菌除去し発症予防 YOMIURI ONLINEより転載

ピロリ菌を除く治療を受けた高木さん(右)。定期的に加藤さんの診察を受けている(北大病院で)
60歳以上の日本人のうち8割が、胃の粘膜に感染しているとされる細菌、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)。胃がんの原因は、このピロリ菌の仕業であることが、近年の研究でわかった。
「胃がんは予防できるがんです」。そう強調するのは、北海道大病院長(第三内科教授)の浅香正博さんだ。
浅香さんらは今年8月、世界的な医学雑誌「ランセット」に、ピロリ菌を治療でなくすと胃がんの発症を減らせる、との初の試験結果を発表した。
2000年1月に北大病院で早期胃がんを内視鏡治療した北海道留萌市の高木博さん(67)は、翌01年1月、この試験に参加し、ピロリ菌を除く治療を受けた。
治療は、2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬を、朝晩2回、1週間服用する。試験には、全国51施設の患者505人を、高木さんのように治療するグループと、治療しないグループに分け、3年間、経過観察した。その結果、新たな胃がん(2次がん)の発生は、治療した方が、しない方の3分の1に抑えられた。
ピロリ菌感染者の約3%が7〜8年のうちに胃がんを発症したのに対し、非感染者では発症はなかった、などの研究報告もある。
ピロリ菌の治療では、約半数の人に下痢などの副作用が起きるが、おおむね軽く、治療を終えれば治まる。治療が成功する確率は約8割で、消えなかった人は繰り返し行うこともある。
試験に参加した高木さんは、軽い胸焼けと下痢があった以外に重い副作用はなく、ピロリ菌も消滅。8年近く経過した今も、がんは発症していない。
同大病院光学医療診療部長の加藤元嗣 さんは「ピロリ菌の感染がわかった人は、内視鏡検査を受けた方がいい。『萎縮 性胃炎』があると診断された人は、胃がんになりやすいので、ピロリ菌治療を受けることをお勧めします」と話す。
胃潰瘍 か十二指腸潰瘍があれば保険がきくが、潰瘍がなくて胃がん予防を目的に受ける場合には、保険がきかず検査や治療に約2万円かかる。(山口博弥)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





