2009/1/3 Q 胸郭出口症候群 対処法は YOMIURI ONLINEより転載
Q 胸郭出口症候群 対処法は
(2008年12月28日 読売新聞)
中学3年の娘の相談です。半年前に「胸郭出口症候群」と診断されました。痛み止めの薬を処方されていますが、右肩辺りに痛みが続いています。対処法はありますか。(40歳母)
A 体操や装具で良い姿勢を
鎖骨と一番上の肋骨 の間のすきまを「胸郭出口」と言います。
「胸郭出口症候群」は、この部分を通って腕や手指につながる「腕神経叢 」という神経の束や、鎖骨の下を通っている動脈や静脈が、鎖骨や肋骨とその周辺の筋肉に圧迫される病気です。20歳代で首が長く、なで肩の女性に多く見られます。
最初は、腕や手指のしびれやだるさ、脱力感などの症状が出ます。徐々に首や肩、肩甲骨の辺りにうずくような痛みが出てきます。
神経が圧迫されるとしびれや痛みが出ます。また、動脈が圧迫されると手指の色が白くなります。静脈の場合は、手指の色が青紫色になります。
痛みやしびれを生じさせないためには日頃から、電車のつり革につかまる時のように、肩をあげて上体を後ろにそらすなど、症状を悪化させるような動作は避けてください。
胸を張って良い姿勢を保って腕で壁を押すなどし、鎖骨や肩甲骨が下がらないようにする体操を1日十数回、1分程度行うと効果があります。装具をつけて良い姿勢を保つという方法もあります。また、鎮痛薬、ビタミンB剤、血流改善薬などを服用すると、症状が改善する場合があります。
これらを半年間行っても症状が改善せず、日常生活に支障が出るようならば、手術の必要があります。手術は症状により、肋骨や周辺の筋肉の一部などを切除するものです。一度、この病気に詳しい整形外科医に相談すると良いでしょう。
鈴木 克侍(かつじ)・藤田保健衛生大病院整形外科准教授(愛知県豊明市)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





