2009/1/3 Q 孫が二分脊椎症 障害が心配 YOMIURI ONLINEより転載
Q 孫が二分脊椎症 障害が心配
(2008年8月24日 読売新聞)
孫が「二分脊椎 症」と診断されました。手術をしても障害が残るかもしれない、すでに障害があるかもしれないと言われ、心配です。(祖母57歳)
A 新生児・乳児期の手術が効果的
二分脊椎症は、脊髄(神経の束)を保護している脊椎(背骨)の一部が生まれつき開いた状態にある疾患です。発症原因などについて、まだ不明な点が多い病気です。
二分脊椎症の症状は様々ですが、脊髄が皮膚を破って外に出てしまうタイプとそうではないタイプに大きく分けられ、重症度も変わってきます。
前者は、二分脊椎症の中で最も症状が重く、「脊髄披裂 」と言います。神経の障害を生じ、足の感覚がまひしたり尿意を生じなくなったりするなどの障害が出ることが多くあります。脳と脊髄に循環している「髄液」が脳にたまってしまう「水頭症」を併発することもよくあります。
一方、後者も背骨の一部は開いており、脊髄が飛び出す「脊髄髄膜瘤 」や、逆に、皮下脂肪が脊髄の中に入り込んでしまう「脊髄脂肪腫 」などが起こり、前者のタイプと同じような症状が見られることがあります。
後者のタイプは前者よりも2倍近く多くみられます。症状も様々で、悪化することがある一方、改善する可能性もあります。
前者、後者いずれの場合も、飛び出した脊髄を背骨の中に納める手術をします。手術は、できるだけ新生児や乳児期のうちに行う方が効果的です。
ただ、脊髄脂肪腫などで症状がない場合、手術をするべきか様子をみるべきか、どちらがいいかという結論は出ていません。現在、どちらの方がいいのか、研究を進めています。
大井 静雄 東京慈恵医大総合母子健康医療センター小児脳神経外科教授(東京・新橋)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





