2009/1/5 Q 突起物踏み 下肢に腫れと痛み YOMIURI ONLINEより転載
Q 突起物踏み 下肢に腫れと痛み
(2009年1月4日 読売新聞)
1年前、突起物を踏んでから下肢が腫れ上がりました。治療しても痛みが取れず、半年後、別の医院で「RSD」と診断されました。電気マッサージなどをしていますが、改善しません。(51歳女性)
A 神経に傷か 治療効果低い
RSDは「反射性交感神経ジストロフィー」の略ですが、現在は「複合性局所疼痛 症候群(CRPS)1型」と呼ばれます。骨折や、ねん挫、打撲などの外傷で神経が傷ついたことで生じる痛みの中では、重症なものとされています。
特徴は、外傷の程度とは不釣り合いなほどの持続的な強い痛み、軽く触られただけで痛みを感じる「アロデニア」、小さな痛み刺激が何倍にも感じられる過剰な痛みです。
痛みのある部分が腫れたり、異常に冷たく感じられたり、または異常に汗をかいたりという症状が表れるほか、重症になると骨が萎縮 (骨量の低下)することもあります。
原因は不明ですが、基本的には神経が傷つくことで末梢 神経や脊髄 の神経が過剰に興奮し、異常な痛みになると考えられています。こうした強い痛みが長期間続くと、脳に痛みが記憶されてしまい、さらに改善が難しくなります。
治療は、神経に直接針を刺して麻酔薬を入れる「神経ブロック」、抗てんかん薬、抗うつ薬、消炎鎮痛薬などを使った薬物療法に加え、冷水と温水に患部を交互につける「交代浴」を含む理学療法がありますが、いずれも有効性が低いのが現状です。
痛みのある所をかばい過ぎると、関節が固まったり、痛みの悪化につながったりします。逆に「痛くても、こんなことができる」と積極的な気持ちに切り替え、出来ることを増やしていくことも大切です。
牛田 享宏(うしだ たかひろ)愛知医科大病院痛みセンター部長(愛知県長久手町)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





