2009/1/9 薬の副作用でうつ病に 病気治療中 気分沈む YOMIURI ONLINEより転載
薬の副作用でうつ病に
病気治療中 気分沈む
元々は社交的だった東京都の主婦Aさん(62)は7年前、C型肝炎ウイルスを駆除するインターフェロンという注射薬とリバビリンという飲み薬を併用する治療を始めると、気分が沈んだ。よく眠れず、食欲もうせ7キロもやせた。主治医の勧めで精神科に行くと「うつ病」との診断。抗うつ薬で症状を抑えながら約1年半、肝炎の治療を続けた。肝炎治療を終えるとうつ症状は消えた。これ以外にも、薬がうつ病を引き起こす場合がある。(高橋圭史)
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うつ病は、気分の落ち込みや無気力が続く状態。職場や対人関係のストレス、生まれつきの素質など、さまざまな要因が関係して発症する。その中で、薬の副作用で起こるケースについて注意を促すため、厚生労働省は昨年、副作用対応マニュアルを作成した。
作成委員の東京厚生年金病院神経科・心療内科部長、大坪天平 さんによると、インターフェロンに伴ううつ病は、副作用としてよく知られており、軽いうつ状態などが15〜30%にみられる。重症の場合、治療が中止されることもある。そのほか副作用としてうつ病が出る薬には、ぜんそくや膠原 病、アレルギーなどさまざまな病気に用いるステロイド(副腎皮質ホルモン)の飲み薬や注射、点滴、高血圧に用いる降圧薬などが挙げられる。
ステロイド薬に関しては、飲んでいた人のうつ病有病率が11・1%と、飲んでいない人の4・1%より高かった、とのカナダの調査がある。服用後、数日から1〜2週間で起こることが多いが、その日から起こるケースもある。女性がなりやすい。
では、なぜ、インターフェロン製剤やステロイド薬が、うつ病を招くのか。大坪さんは「薬の作用で、さまざまなホルモンの分泌量が変動し、その結果、感情をつかさどる脳内の神経伝達物質にも異常が起こると考えられる」と解説する。
血圧の上昇にかかわる交感神経に作用する降圧薬もホルモンの分泌に影響を及ぼす。鎮静剤としても使われるレセルピン、降圧薬として広く使われるカルシウム拮抗 薬やβ遮断薬などで副作用が報告されている。
ただし、東京女子医大精神科教授の石郷岡純さんは「これらの薬で必ずうつ病が起こるわけではなく、気がかりな症状がなければ心配いりません」と話す。
東北地方の女性(30)は乳がん治療のホルモン剤服用中に気分が落ち込んだ。自ら精神科を受診し「うつ病」と診断され、抗うつ薬を飲み始めたが、ホルモン剤をやめると元気を取り戻した。
薬物治療を始めてからうつ症状が出た場合、薬の副作用が疑われる。可能なら薬を減量、中止し、難しい場合は、抗うつ薬を服用するなどの対処法がある。石郷岡さんは「気分の落ち込みなどがあったら、自己判断で薬をやめず、主治医や精神科医に相談した方がよい」とアドバイスする。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





