2009/1/15 シリーズ女と男 くも膜下出血…喫煙女性に高リスク YOMIURI ONLINEより転載

くも膜下出血を予防するために禁煙した伊東幸江さん(名古屋市内の自宅で)
脳卒中は、男性に多い病気だが、その中でくも膜下出血だけは、女性の方が多い。
名古屋市の主婦、伊東幸江 さん(54)が体の不調を訴えたのは昨年5月のこと。5年前から主婦業の傍ら、特別養護老人ホームなどでヘルパーとして働いてきたが、急に38度を超える熱が出て、激しい頭痛に襲われ、仕事をやめた。
過労が原因と診断されたが、不安に感じ、翌月、近所の脳外科医院を受診した。MRI(磁気共鳴画像)検査を受けたところ、左目の奥あたりに、破裂するとくも膜下出血を引き起こす脳動脈瘤 が見つかった。発熱や頭痛は脳動脈瘤とは無関係とみられる。
大きさや形状から破裂の危険が高いと、治療を考える。頭を開いて、コブの根元をクリップで止める手術か、足の付け根から入れた管を通して、コブの中にワイヤを送り入れて詰めてしまう血管内治療だ。
見つかったコブの直径は5ミリ。経過観察か、治療するか、医師によって判断が分かれる状態だ。
「脳の手術を受けるのは怖い。でも、このままでは爆弾を抱えているようで心配」。伊東さんは悩んだ。
未破裂脳動脈瘤の診療で実績がある藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)を紹介され、受診。脳神経外科教授の加藤庸子さんらは、伊東さんの経歴を調べた上で、治療を勧めた。
その大きな理由は、伊東さんが25歳から毎日20本、たばこを吸ってきたことだ。
厚生労働省研究班が昨年4月にまとめた分析結果によると、女性の喫煙経験者は、非喫煙者に対して、くも膜下出血の発症率が2・88倍に上り、男性の2・19倍よりも高く、喫煙は女性にとってより危険が大きいとわかった。
また、伊東さんの3歳年下の弟が6年前、くも膜下出血で倒れた。後遺症なく社会復帰したが、くも膜下出血は、親族に同病者がいると発症率が高くなる。説明を受け、伊東さんは、手術を受けた。
厚労省研究班調査では、脳卒中の死亡率は男女とも、禁煙10年後には非喫煙者と同程度になることも分かっており、伊東さんは禁煙した。執刀した加藤さんは「女性は閉経すると血管の弾力性が衰え、脳動脈瘤ができやすくなるとされる。高血圧や肥満も危険因子となるので、生活習慣も見直してほしい」と話している。(坂上博)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
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