2008/4/29 悔れない「ラジオ体操」の健康効果 @nifty.comより転載
悔れない「ラジオ体操」の健康効果
2008年4月29日(火)10時0分配信 日刊ゲンダイ
子供のころ、誰もがやったことがあるラジオ体操。大人になってすっかり忘れてしまっている人が多いけれど、実は中高年の健康維持に絶大な効果があるという。気軽に実践できるラジオ体操健康法を、専門家に聞いた。
●体力年齢が10歳若返る
「中高年の間でウオーキングがブームですが、ウオーキングで脚以外の筋力をつけたり、背中から腰にかけての筋肉を柔らかくするのは無理。ラジオ体操なら、激しい動きやゆったりした動きが組み合わされており、短時間で効率よく全身を動かすことができます」
こう言うのは、「図解本当はすごい『ラジオ体操』健康法」(中経出版)の著書がある、中京大学体育学部の湯浅景元教授だ。
「40〜50代になると筋力や持久力の個人差が大きくなります。これは実は老化の差ではなく、日ごろの運動量の差。老化は防げませんが、ラジオ体操を継続すれば体力年齢は10歳若返らせることができます」(湯浅氏)
ラジオ体操は、第1・第2で計26種類の動きを組み合わせたもの。これを正しく実践すると、脈拍は安静時の約2倍の100以上に上がり、約60キロカロリーを消費するという。
「成人男性の場合、1日あたりの望ましい運動量は300キロカロリー。このうちの5分の1をラジオ体操で消費すれば、残りは通勤などの日常的な活動で十分消費されます」(湯浅氏)
●早起きをする必要はない
ラジオ体操と聞くと、“毎朝6時半からNHKの放送に合わせてやるもの”とのイメージが強い。早起きが苦手のサラリーマンにはキツイ。
「ラジオ体操は、毎日継続しなければ効果がありませんが、必ずしも早朝にやる必要はありません。中高年のビジネスマンにお勧めなのは、夜、布団に入る20〜30分前の体操です」(湯浅氏)
多少、酒が入っていてもかまわない。朝のNHK放送を録音して、それを聴きながら、メリハリをつけて体を動かす。伸ばすところは、しっかり伸ばして、筋肉を緩めるところは、しっかり緩める。
「人の体は、体温が下降気味のときに寝つきやすくなる。体操をすると体温が上がりますが、終えてしばらくすると体温が下がり始めます。これによって快適な睡眠を得られる。また運動の効果は睡眠中に出てくるため、就寝前のラジオ体操はより効果的なのです」(湯浅氏)
●脚力低下・息切れ・メタボを解消
この方法で継続すれば、健康維持効果は絶大だ。何よりメタボ体策や精力増進にもつながるというから心強い。
「息切れの原因は、呼吸器系の運動能力低下と脚力低下。ラジオ体操の胸を伸ばす運動や深呼吸で呼吸器系を鍛え、両脚で跳ぶ運動や脚を曲げ伸ばす運動で脚力を鍛えることができます」(湯浅氏)
全身運動が心臓を鍛えるため、これも息切れ対策になる。血流と筋肉の活動が活発になることで脂肪が燃え、メタボ対策の効果も期待できる。
「体を前後に曲げる運動や体を回したり胸をそらす運動によって、背筋や腹筋を鍛えるとともに柔軟にし、腰痛の慢性化を防ぎます。基礎体力がつくことで自信がつくと、精力も増し、性生活も改善しますよ」(湯浅氏)
実は、ラジオ体操は今年が誕生80周年にあたる。長い歴史を誇っているのには、こんな理由があったのだ。
【2008年4月26日掲載】
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。


