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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/5/1 尿酸はパーキンソン病の進行を緩徐化 m3.comより転載

尿酸はパーキンソン病の進行を緩徐化


提供:Medscape

ヒトの体内において自然に発生する代謝物で、かつ主要な抗酸化物質である尿酸はパーキンソン病の進行を遅らせる可能性があるため、同疾患の有効な治療薬となり得ることが研究により示されている
Pauline Anderson


【4月25日】ヒトの体内において自然に発生する代謝物で、かつ主要な抗酸化物質である尿酸はパーキンソン病(PD)の進行を遅らせる可能性があるため、同疾患の有効な治療薬となり得ると研究者らは結論している。
『Archives of Neurology』4月14日オンライン第1版に発表された同研究では、血清中尿酸濃度が高値の早期PD患者は、ドーパミン作動薬を必要とする段階まで進行する速度が、同濃度が最低の人たちの約1/2であることが認められている。こうした関連性は(女性より)男性の方がはるかに強かった。
 
重要でない副産物と考えられていた尿酸
 
長年にわたり尿酸は尿中に排泄されるだけの重要でない代謝産物と考えられていた、と同研究の著者の1人であるハーバード大学公衆衛生学部栄養・疫学科(Departments of Nutrition and Epidemiology, Harvard School of Public Health)(マサチューセッツ州、ボストン)のAlberto Ascherio, MDは述べている。しかし、これらの研究結果は、男性において最高の血清尿酸値とPD発現のリスク低下とが関連するという早期研究の結果と重なって、こうした尿酸に対する見方を変更させた。現在、尿酸は「我々が健康を維持するのに重要な役割を果たしている」という考え方がますます受け入れられつつある、とAscherio博士は述べている。「この2研究が相まって、これ(最新結果)が成功をおさめたと思われる」
 
PRECEPT研究のデータ
 
Ascherio博士らは、Parkinson Research Examination of CEP-1347 Trial (PRECEPT) のデータを使用した。PRECEPTはPDの動物モデルにおいて神経保護作用があることが認められているキナーゼ阻害薬の経口CEP-1347に関する2年間の大規模二重盲検ランダム化試験であり、CEP-1347が早期PDの進行を緩徐化できるかどうかを明らかにするためにデザインされたものであった。
PRECEPT研究では、米国およびカナダ各地の65施設において、2002年4月から2004年4月の期間に、30歳以上であり、ドーパミン作動薬の使用を必要としないPD患者806名を組み入れた。その後は定期的に、ドーパミン作動薬を必要とする機能障害について被験者を評価した。
 
尿酸は男性という性、肥満指数(BMI)、利尿薬の使用と相関
 
本研究でPRECEPTを選択したのは、PRECEPTがベースライン時点での血清尿酸値を測定した最大規模の研究であったためであるとAscherio博士はMedscape Neurology & Neurosurgeryに話している。ベースライン値は804例(男性517例、女性287例)について得られた。これらのベースライン濃度には、男性という性、肥満指数(BMI)、サイアザイド系利尿薬の使用、痛風および高血圧の既往歴との正の相関関係が認められた。
追跡調査期間中に、493例(61%)はドーパミン作動薬を必要とする段階まで疾患が悪化した。このエンドポイント到達のハザード比(HR)は血清中尿酸濃度の上昇に伴って低下し、五分位数の最高階級に属する被験者は最低階級に属する被験者の1/2の速度でエンドポイントに達した(HR 0.51、95%信頼区間[CI] 0.37-0.72、P<0.001)。
こうした関連性は女性(HR 0.77、95%CI 0.39-1.50、傾向に関するP =0.33)より男性(HR 0.39、95%CI 0.26-0.60、傾向に関するP<0.001)の方がはるかに強かった。
 
女性における他の保護メカニズム
 
男性は(女性より)尿酸とPD進行の緩徐化との関連性がはるかに強いことの理由は明らかではない。女性はもともと尿酸値が低く、神経保護に関連するこの代謝物の濃度が高い人はごくわずかであるとAscherio博士は述べている。「被験者数が少ないため、このことを確たる見解として述べることはできない。同時に、一般に女性は男性ほどPD患者がおらず、女性では他の保護メカニズムがあることが示唆される。こうしたメカニズムとしてはホルモンなどの因子が考えられる」とAscherio博士は話している。
フルクトース、アルコールなどのいくつかの食事因子は血清尿酸値を上昇させる傾向がある。一方、乳製品およびビタミンCは尿酸値を低下させる傾向がある。複雑なことに、ビタミンCは非常に強力な抗酸化物質でもあるが、と Ascherio博士は述べている。「たとえビタミンCを多く摂取しても、尿酸は減少するがアスコルビン酸は増加することがあるため、依然として神経保護には有効な可能性がある」
こうした食事に関する関連性はまったく観察的なものであるとAscherio博士は強調している。「PDのリスクを低下させる目的でこのことを大衆に勧告するのは時期尚早である」とAscherio博士は述べている。しかし、高尿酸値には神経保護作用があると思われるものの、腎臓結石、痛風、心血管疾患のリスクが高くなる可能性もあることは注目に値する。
抗酸化物質である尿酸は、細胞の生存および再生に重要な脂質、蛋白質などの分子を酸素が傷害する化学的過程である酸化から他の分子を保護する。「尿酸は酸素を捕捉し、他の分子が損傷されるのを予防する。尿酸は一種の酸素干渉剤(スカベンジャー)である」とAscherio博士は述べている。しかし、尿酸に関わる正確な保護メカニズムはまだ十分に解明されていないとAscherio博士は付け加えている。
Ascherio博士をはじめとする数名の共同研究者らは尿酸の前駆物質であるイノシンの安全性と忍容性を検討する第2相臨床試験を実施するため、既にMichael J. Fox Foundationから560万ドルの助成金を受け取っている。Ascherio博士らの主な目的は、サプリメントとして市販されているイノシンが安全に血清尿酸値を上昇させ得るかどうかを明らかにすることである。この試験は早期PD患者90例を組み入れ、最長2年間にわたり継続される予定である。「我々は非常に楽しみにしている」とAscherio博士は述べている。

この研究は米国立衛生研究所(NIH)および米加齢研究連合(American Federation for Aging Research)のビーソン支援プログラム(Beeson Scholars Program)の援助を受けている。PRECEPT研究は、Cephalon社およびH. Lundbeck A/S社の援助を受けた。完全に利用可能なPRECEPTデータベースの解析は、パーキンソン研究グループ生物統計センター(Perkinson Study Group Biostatistics Center)(ニューヨーク州、ロチェスター)が独立して実施した。この研究の著者のうち3名は資金援助を受けている。他の著者らは関連する金銭的関係がないことを開示している。
出典
Arch Neurol. Published online April 14, 2008.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
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 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。




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放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
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 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)