2008/5/7 脱メタボへ電気の力…薬や運動に次ぐ第3の道 @nifty.comより転載
脱メタボへ電気の力…薬や運動に次ぐ第3の道
2008年5月7日(水)17時6分配信 夕刊フジ
電気の力で脱メタボ?−。電気の影響がある環境(電界)下でマウスを飼育した場合、脳に分泌される肥満と食欲を抑えるたんぱく質(BDNF)が増加することが7日までに、国立循環器病センター研究所(大阪府吹田市)や洛和会音羽病院(京都市)などの研究で分かった。論文はオランダの医学雑誌「ブレインリサーチ」電子版に掲載された。
メタボリックシンドロームや脳卒中の予防に効果が期待できるといい、人体に応用した機器を3−5年以内に実用化する計画。研究に当たった同センター病因部の柳本広二室長(48)は「体が不自由な人でも減量効果が見込める。薬や運動に次ぐ第3の道になるのでは」と話している。
柳本室長らは、高圧線に止まる鳥のように、近くに大きな電圧があり地面に接していない環境下では、体内に微弱な誘導電流が生じることに着目。絶縁体のアクリル板の下に高圧線を通した特殊なケージでマウスを飼育したところ、BDNFの増加が確認され、体重減少や脳萎縮(いしゅく)の予防、記憶力向上などの効果が出たという。
これまで体に直接電気を流した場合にBDNFが増加することは知られていたが、危険を伴うため実用化は困難だった。電界環境は人体に無害といい、週に数度絶縁体で作ったカプセルに入るなどの治療法が考えられるという。
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