2008/5/12 炎症性腸疾患の仕組み解明 @nifty.comおよびm3.comより転載
炎症性腸疾患の仕組み解明
2008年5月12日(月)19時41分配信 共同通信
北海道大遺伝子病制御研究所の西村孝司教授(54)らの研究チームは12日、厚生労働省が難病指定する炎症性腸疾患を引き起こす原因が、体内にあるリンパ球の1種「CD8T細胞」の異常増殖により生み出される物質だとマウス実験で突き止め、疾患発生の仕組みも解明したと発表した。研究グループは「根本的な治療薬の開発につながることが期待できる」としている。
炎症性腸疾患の仕組み解明 北大、根本的治療の可能性
|
 | 記事:共同通信社 提供:共同通信社
【2008年5月13日】 北海道大遺伝子病制御研究所の西村孝司(にしむら・たかし)教授(54)らの研究チームは12日、厚生労働省が難病指定する炎症性腸疾患を引き起こす原因が、体内にあるリンパ球の一種「CD8T細胞」の異常増殖により生み出される物質だとマウス実験で突き止め、疾患発生の仕組みも解明したと発表した。 同疾患はクローン病や潰瘍(かいよう)性大腸炎などに代表され、患者は全国に約10万人いるとされるが、これまで原因は解明されていなかった。研究グループは「根本的な治療薬の開発につながることが期待できる」としている。 発表によると、CD8T細胞はもともと体内にあるが、大腸内で何らかの理由で異常増殖すると「インターロイキン17」という物質を生み出し、この物質が炎症を引き起こすことが分かった。 腸などの消化管で生み出されている「インターロイキン6」はCD8T細胞増殖を手伝う物質だが、この物質に対する抗体をマウスに投与することにより、CD8T細胞の異常増殖が抑えられ、マウスの大腸内の炎症がほぼ無くなったことも確認されたという。 西村教授は「犯人と仕組みが初めて分かった。根本的な治療につながる発見だ」と話している。詳しい研究成果は、近く発行される米ロックフェラー大の医学雑誌5月号に掲載される。 |
|
Comment(0) | Trackback(0)|医療・健康関連 ― 最新トピックス ―|
trackback: http://www.fujishinkyu-seikotsuin.com/blog/archive_269.htm
コメント