2008/1/24 スポーツ科学と疲労回復 (3)栄養フルコースで体作り YOMIURI ONLINEより転載
スポーツ科学と疲労回復
(3)栄養フルコースで体作り
昨年9月ブラジルで開かれた柔道の世界選手権。谷亮子選手が史上最多7度目の優勝を飾った。日本代表に帯同した「明治製菓ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ」の管理栄養士、奈良典子さんは毎日、代表選手らの希望でニンニク料理を提供した。
選手らはニンニクが疲労の予防・回復に役立つことを熟知している。運動に必要なエネルギーはご飯などの炭水化物から生み出されるが、その際に必要なのが豚肉やウナギ、玄米などに含まれるビタミンB1。ニンニクは、そのビタミンB1を体内に効率良く吸収させる働きのある成分アリシンを多く含む。
奈良さんはスポーツ選手のように、食生活を通して疲労しにくい体作りはできるという。そこで提案するのが、5項目を毎回そろえる「栄養フルコース型」食事(=表、写真)だ。炭水化物、たんぱく質など5大栄養素摂取の面倒な計算はいらない。不足分は間食で補ってもよい。

奈良さんが提案する「栄養フルコース型」の食事(奈良さん提供)
注意するのはカロリー過多。食事量は年齢や運動量によって異なり一律ではない。健康であればカロリー計算しなくても毎朝の体重計測でよいという。測定開始から1か月後の体重(体脂肪)が増えていれば、カロリーが多い。女性は月経前後の体重が数キロ・グラム変わるケースもあるので慌てないことが大切だ。
食欲が減退し体重が減る時は、主食にのどごしの良いめん類を加えたり、カレーなどの香辛料を使って食欲を促したりする工夫も効果的。奈良さんは「ビールでコップ1杯程度のアルコールは食欲を促すが、飲み過ぎは、ビタミン類を消耗し、疲れがたまってしまう」と警告する。
疲労予防や回復に効果があるサプリメントとしてアミノ酸などがあるが、東大の八田秀雄准教授は従来、疲労の原因物質とされてきた乳酸が、サプリメントとして有効だと語る。「マウスに乳酸を与えたところ、与えなかったマウスよりも長時間運動できることがわかった。乳酸はエネルギーだ」
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





