2008/6/12 脳を元気に (2)簡単テストで自己診断 YOMIURI ONLINEより転載
脳を元気に
(2)簡単テストで自己診断
(2008年6月12日 読売新聞)

日本人の死因で、脳卒中はがん、心臓病に続き3位に入る。血管性の脳疾患は認知症の代表的な要因の一つとされるだけに、セルフチェックで危険信号を見つけたい。
赤坂パークビル脳神経外科(東京・港区)の水上公宏理事長が考案した「脳卒中危険度テスト」は、10項目の簡単な質問で、脳卒中発症の可能性を大まかに判別できる。
該当する項目の点数を足していき、80点以上は黄色信号、120点以上は、医療機関の診断を必要とする赤信号だ。特に重視するのは、年齢と血圧。遺伝性もあるので、両親のどちらかが脳卒中の病歴がある場合も「高得点」だ。
また、自覚症状のない「隠れ脳こうそく」にも注意したい。40代の3割、50代の半数にみられるとの報告もある。放っておくと、症状がでる恐れがある。
その可能性をあぶり出すのが「渦巻きなぞりテスト」。眞田クリニック(東京・大田区)の脳神経外科医、眞田祥一院長が作成した。5ミリ〜1センチほどの幅で5周巻いた渦巻き模様の線の間に、色違いのペンで中心から外側へ向け、元の線に触れないよう渦巻き模様を10秒以内に描く。元の線と2か所以上で交わったら、微小な脳こうそくで運動機能に障害が発生している可能性がある。入浴後などリラックスした状態で、心配な結果が出た場合は、磁気共鳴画像装置(MRI)などで精密検査する「脳ドック」の受診もお勧めだ。
脳卒中の予防について、東京女子医大の内山真一郎教授は、「食事の塩分を控えたり、適度な運動をするといった一般的な生活習慣病対策が有効。中でも最大の防御策は禁煙」と強調する。喫煙は脳こうそくを招く血栓を作る主要因のひとつ。禁煙はお金もかからない、脳を元気に保つ方法でもある。
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腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





