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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/2/28 米骨粗鬆症財団は骨粗鬆症管理のガイドラインを発行 m3.comより転載

米骨粗鬆症財団は骨粗鬆症管理のガイドラインを発行 

提供:Medscape

骨粗鬆症管理のガイドラインは50歳以上の男性および閉経後女性における骨粗鬆症の診断および治療に際して臨床医が参照するためのものである
Laurie Barclay

【2月25日】2月21日、米骨粗鬆症財団(NOF)は50歳以上の男性および閉経後女性における骨粗鬆症の診断および治療に際して臨床医が参照するためのガイドラインを発行した。『Osteoporosis International』2月22日オンライン版に掲載された最近の研究では、世界保健機構(WHO)の骨折リスクアルゴリズムの使用も推奨されている。
「骨粗鬆症は骨折によって悪化して初めて明らかになる疾患である。骨折は軽微な外傷後に発生する可能性がある」とNOFの長を務めるタフツ大学(マサチューセッツ州、ボストン)のBess Dawson-Hughes, MDらは記している。「こうした骨折はよくみられるものであり、高齢者には医療的にも個人的にも莫大な負担がかかり、国家には大きな経済的損害をもたらす。骨粗鬆症の予防、発見、治療はプライマリーケア従事者の職務(mandate)とすべきである」
このガイドラインでは、骨粗鬆症は予防可能であると記されている。すなわち、骨粗鬆症は骨折発生前に発見および治療することができ、初回骨折の発生後でも、その後の骨折リスクを低下させるのに有効な治療選択肢がある」
これらの改定された勧告では、閉経後女性および50歳以上の男性における骨粗鬆症の予防、リスク評価、診断、治療について論じている。また、骨密度測定の実施および薬理学的介入が必要となる骨折リスク閾値についての指示も記されている。
「多くの患者が予防に関する適切な情報を与えられておらず、多くの患者が骨粗鬆症の診断または骨粗鬆症リスクの確定を行うのに適した検査を受けていないうえに、(検査または骨折発生により)いったん診断された場合でも非常に多くの患者はFDAが推奨する有効な治療薬のいずれも処方されていないことが、1999年にNOFが初めて指針を発表して以来、ますます明らかになっている。」と同ガイドラインの著者らは記している。
閉経後女性および50歳以上の男性を管理する臨床医への具体的勧告は次の通りである。
* 骨粗鬆症と関連する骨折のリスクについて患者に助言する。
* 骨粗鬆症の二次的原因について患者を評価する。
* カルシウム(必要に応じてサプリメントなど1200mg/日以上)およびビタミンD(摂取不足のリスクのある患者にはビタミンD3を800-1000IU/日)の十分な摂取について患者に助言する。
* 転倒および骨折のリスクを低下させるため、体重負荷運動および筋肉強化運動の両方による定期的運動を推奨する。
* 喫煙を止め、過剰な飲酒を減らすように患者に奨励する。
* 65歳以上の女性および70歳以上の男性には骨塩濃度(BMD)検査を処方する。
* リスク因子のプロファイルを見て不安が感じられる閉経後女性および50-70歳の男性にはBMD検査を処方する。
* 骨折経験のある患者にはBMD検査を処方して疾患の重症度を判定する。
* 股関節部または脊椎に(臨床的または形態的)骨折のある患者には治療を開始する。
* 二重エネルギーX線吸収(DXA)法で大腿骨頸部、全股関節部、または脊椎のTスコアが-2.5未満の患者には、適切な評価の後に治療を開始する。
*大腿骨頸部、全股関節部、または脊椎のTスコアが-1 - -2.5の低骨量者または骨減少症患者であり、かつWHO絶対骨折リスクモデル米国改定版に基づいて10年以内に股関節部骨折する確率(10-year hip fracture probability)が3%以上または10年以内に全ての骨粗鬆症関連の大骨折をする確率(10-year all major osteoporosis-related fracture probability)が20%以上の閉経後女性および50歳以上の男性には治療を開始する。
* 骨粗鬆症の予防および治療について、米食品医薬品局(FDA)により現在承認されている治療薬はビスフォスフォネート系製剤(アレンドロネート、ibandronate、リセドロネート、ゾレドロネート)、カルシトニン、エストロゲンまたはホルモン剤、ラロキシフェン、副甲状腺ホルモン(PTH 1-34)である。
* 骨損失をモニターするため、一般に認められ品質保証された尺度を用いてDXAセンターで隔年にBMD検査を実施する。薬物介入を受けている患者は治療開始2年後およびその後は隔年にBMD検査を受ける必要がある。
閉経後女性および50歳以上の男性における普及した診断法および治療法による骨粗鬆症の予防、診断、治療については多くが知られているものの、疫学的、臨床的、および経済的研究が緊急に必要な未解決の問題がある。それは次のようなものである。
* どうすれば非侵襲的手法によって骨強度をより有効に評価し、骨折リスクの高い患者の特定を改善することができるか。
* WHOのアルゴリズムを拡大させて脊椎BMDに関する情報を盛り込むことができるか。
* どうすれば小児および青少年における最大骨量を最も高めることができるか。
* 骨粗鬆症の予防および治療に有効な運動プログラムの最適なパラメータ(種類、強度、期間、頻度)は何か。
* どうすれば転倒のリスク因子を発見および修正できるか、また何を骨折リスクへの効果の大きさの尺度とするか。
* いくぶん骨量の低い患者の骨折予防において、種々のFDA承認治療薬はどの程度有効か。
* 障害のある人たちの骨粗鬆症に対して最も有効な治療法は何か。
* 骨吸収抑制薬による治療の最適期間はどのようなものか、また現在、認識されていない長期有害作用は何か。
* 併用療法はどの程度有用か、また併用について薬剤の最善の組み合わせと時期はどのようなものか。
* 骨量を有意に増大させ、骨構造を正常に回復させるための薬剤は開発されるだろうか。
「NOFは、現世代および次世代の人たちの健康への脅威である骨粗鬆症の撲滅を目的に、こうした疑問をはじめ、この身体を衰弱させる疾患に関連する疑問を明らかにする努力の継続に尽力している」と同著者らは結論している。
WHO骨折予測アルゴリズムを最新の米国経済分析と合わせて用いたところ、脆弱性骨折(fragility fractures)または骨粗鬆症の患者において、あるいは骨折の平均的リスクの高齢者や他の臨床的リスク因子のある非高齢者において、骨粗鬆症治療は費用効果が高いこと示唆されていると、『Osteoporosis International』の同時発表文献に記されている。したがって、同著者らは、それらの分析に基づき、現行の診療勧告を支持している。
NOFガイドラインの著者らは関連する金銭的関係がないことを開示している。

National Osteoporosis Foundation. Published online February 21, 2008. http://www.nof.org. Osteopor Int. Published online February 22, 2008.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。




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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)