2008/6/25 筋肉を鍛える (1)「筋トレ」で老化を防ごう YOMIURI ONLINEより転載

筋トレは中高年になってからも大切だ
筋肉を鍛える「筋トレ」と言うと、「若者がやるもの」「中高年には関係ない」との声が聞こえてきそうだ。しかし、年を重ねてからこそ、筋肉を鍛えることが大切になってくる。
理由を説明する前に筋肉の仕組みと役割を見てみよう。
筋肉は、〈1〉200以上の骨からなる骨格を覆うようについている「骨格筋」〈2〉胃腸などの内臓や血管の壁を作る「平滑筋」〈3〉心臓だけにある「心筋」に分けられる。
運動で鍛えられるのは骨格筋だけだ。大脳が筋肉を動かせという命令を出すと、神経を経由して情報が筋肉に伝えられ、筋肉が収縮。骨が動き、身体運動につながる。エネルギー源は、食事から摂取された脂質や糖質で、それらを体内で燃やして得られる。
骨格筋は年齢を重ねるごとに低下する。早稲田大学スポーツ科学学術院教授の福永哲夫さんの研究によると、筋肉量は20歳の時を100とすると、60歳で92、70歳で87くらいに落ちる。特に腹筋の衰えは激しく、70歳で72ほどだ。一方、体脂肪率は増加する。

筋肉が落ちると、どんな問題が起きるのか。
まず、太りやすい体質になる。筋肉量が少なく、筋肉の活動量も低下すると、エネルギー源の脂質や糖質が消費されないため、脂肪として蓄積される。つまり、肥満だ。心筋梗塞(こうそく)などの病気につながる危険性がある。
また、骨密度も低下する。筋肉の動きが良いと、骨に適度な刺激が与えられ、骨が強くなる。しかし、筋肉を動かさないと、骨密度は落ちてくる。小さな転倒でも骨折し、寝たきりになりやすくなる。
「筋肉がつくと歩幅が広くなり、歩く姿が若々しく見えます」と福永さん。若さを取り戻すためにも、筋肉を鍛えることが大切なのです。(医療情報部 坂上博)
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





