2008/7/3 低血圧とむきあう (2)下半身鍛え血行促進 YOMIURI ONLINEより転載
(2008年7月3日 読売新聞)

低血圧や慢性的な疲れやすさの改善のために、日常生活でどんなことに注意すれば良いのか。低血圧を研究している平野医院(東京)の平野誠一郎院長は、適度な運動だという。ポイントは「足」だ。
「ドライバーや事務職など、長時間座って仕事をする人たちに、低血圧が多い」と平野医師。足の筋力が弱くなると、足から心臓に血液を戻す力が不足するためだ。
低血圧の人は下半身を鍛えたい。第二の心臓とさえ言われる足の筋肉を使うことで血液の循環が良くなり、筋力がアップすれば血圧を上げることもできるという。
水圧がかかる水中歩行は、足の筋力アップに効果的だ。散歩する際は速度に注意する。日ごろの心拍数の20%アップを目安にやや速足で。2人で並んで歩いた時に会話できる程度の速さをイメージする。
乾布摩擦も良い。平野院長は「体の最大の組織は皮膚。それをこすって刺激することで血管が収縮し、血行が良くなる。毎日10分間ほど、全身をくまなくこすること」とアドバイスする。「低血圧の人には運動嫌いが多く、朝起きるのも苦手だが、本人の努力で、これらはある程度改善できます」
食事面について、大阪医科大の田中英高准教授は「低血圧の人は症状の多さから健康に自信のない人が多く、塩分を控えがちだが、やや多めの塩分が必要だ」という。みそ汁や梅干しを付けたり、ラーメンやそばなら汁を飲み干したりする。血圧を上げる効果があるとされるチェダーチーズも、毎日ひとかけらでも食べると良いという。ただし低血圧から高血圧に転じる人もいるので、塩分を取り過ぎないよう医師のアドバイスを受けて実施するのが望ましい。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





