2008/7/11 水と健康 (3)日本は加熱、欧州は生で 毎日jpより転載

釜石鉱山跡にわき出る水。濾過のみでボトル詰めされ、「仙人秘水」として売られている(釜石鉱山提供)
日本人一人当たりの年間ミネラルウオーター消費量は、1980年代の1リットル未満から増加の一途をたどり、昨年には約20リットルに達した。銘柄も全国で600以上を数える。
「大自然の中でわき出る新鮮な水」という画一的なイメージを持っている人が多いが、「ミネラルウオーターの成分や処理法は、日本とヨーロッパではかなり違う」と日本ミネラルウオーター協会技術委員長の峯孝則さんは話す。
ミネラルウオーターに薬に近い効用を期待するヨーロッパでは、一般的に言って歴史的に安全性が確認された水源から採取し、何も手を加えず生で飲む。カルシウムなどミネラルが豊富な硬水が多く、無害な細菌まで含む文字通りのミネラルウオーターだ。

ところが日本で清涼飲料水に位置づけられるミネラルウオーターは、食品衛生法に基づき、85度30分間の加熱殺菌か、同等以上の効果を持つ濾過(ろか)除菌、殺菌が行われている。
「生水を飲むのは怖いという意識が強い。加熱すると硬水は成分や味が変わるが、日本は軟水が多いので加熱しても影響しないし、軟水の方がお茶や日本料理に合う」と峯さんは説明する。
国内で販売されるミネラルウオーター類は成分、水源などによって4分類(品名)されている。1か所の地下水源から採水し、ミネラルが多い「ナチュラルミネラルウオーター」は、濾過など最小限の処理で成分の変化が少ない。実は、水道水も容器に詰めれば「ボトルドウオーター」というミネラルウオーター類になる。品名や採水地はラベルに必ず表示されるが、処理方法は義務付けられていない。販売されるミネラルウオーターは18項目の水質検査をパスしているが、「詳細を知りたい場合はメーカーに問い合わせるとよい」と峯さんは話している。
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腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





