2008/7/16 ストレッチ (1)ポンプ作用 高める効果 YOMIURI ONLINEより転載
(2008年7月16日 読売新聞)

体のあちこちの筋肉を伸ばすストレッチ。スポーツの前の準備運動だけでなく、体や心の健康作りにもつながるという。日常生活の中で気軽に取り組める方法を紹介する。
筋肉を伸ばすことが、なぜ心身にいいのか。まずはメカニズムを勉強しよう。
ストレッチを中心に体づくりの相談指導を行う「すとれっち塾」(埼玉県戸田市)のフィジカルコーディネーター、岡秀信さんの説明によると、筋肉には、体の様々な部分を動かしたり、熱を生み出して適当な体温を保ったりするほかに、血液を循環させるポンプの役割がある。
筋肉が緊張して硬くなると、ホースの一部をつまんで絞ったように、筋肉の中の血管が圧迫され、血流が悪くなる。この結果、酸素や栄養分が体中に行き渡らず、老廃物も滞り、やがて、肩のこりや張り、足のむくみ、疲労感などとして現れる。交感神経と副交感神経のバランスも崩れ、イライラしたり、血圧が高くなって心臓に負担をかけたりする。
逆に、こりや張り、むくみを防止するには、毎日の生活の中でストレッチをこまめに繰り返せばいい。筋肉のポンプ作用を高めることにより、血液の流れがスムーズになる。この結果、新陳代謝がよくなり、精神的にも安定した状態につながるという。
また、高齢者の介護予防体操にもストレッチが取り入れられており、老化防止にも役立つ。
時々、無意識に両手を上にあげて“伸び”をすることがある。「これもストレッチの一種です。筋肉を柔らかくして、ポンプ作用を高めることにつながっている」と岡さんは解説する。
ただ、ストレッチには、退屈な動きの繰り返しという面もあり、長続きさせるのは大変だ。岡さんは、「ストレッチを続ける動機付けになるよう、メカニズムや効果を理解することが大切」と強調している。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





