2008/7/18 ストレッチ (3)「痛い」けど「気持ちいい」程度に YOMIURI ONLINEより転載
(2008年7月18日 読売新聞)

ストレッチは、やり方を少し工夫するだけで効果が高まる。NPO法人日本ストレッチング協会(埼玉県戸田市)理事の杉浦晋さんは、「安らかな気持ちで、“痛気持(いたきも)ちいい”と感じる程度に伸ばすのがコツ」とアドバイスする。
日常生活の中で行うには、静的ストレッチが適している。反動をつけずに、筋肉を伸ばした状態で20〜60秒保つ。気持ちをリラックスさせるため、呼吸は止めない。苦痛を感じるほど無理に伸ばすのは厳禁だ。最初は筋肉が硬い人も、続けるうちに必ず柔らかくなっていく。
杉浦さんは、「漫然と伸ばすのでなく、ストレッチする部分を意識して確実に伸ばすことも大切」とも言う。例えば、太ももの裏の部分は、大腿(だいたい)二頭筋、半腱(けん)様筋、半膜様筋の三つの筋肉で構成されているが、異なる3種類の方法で、それぞれの筋肉に意識を向けながら伸ばす。
ストレッチを行う時間帯にも気を配りたい。体が温まっている風呂上がりや10分程度の散歩、軽いジョギングの後が最適だ。体調が悪い時や酔っている時、食事の直後は控える。
スポーツのウオーミングアップには、まず、静的ストレッチを行い、その後、ラジオ体操のように反動をつけて筋肉を伸ばす動的ストレッチも行うとよい。動的ストレッチも、反動をつけすぎないよう注意が必要だ。また、スポーツが終わった後、何もしない人が多いが、静的ストレッチを少し入念に行うと、翌日に疲れが残りにくくなる。
杉浦さんは、「私たちは常に筋肉を使って生きているが、筋肉の“メンテナンス”に気を配る人は少ない」と指摘する。健康で暮らすためにも、正しいストレッチで筋肉をいたわってあげたいものだ。
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ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





