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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/3/7 高齢糖尿病患者の転倒のリスク因子を確認 m3.comより転載

高齢糖尿病患者の転倒のリスク因子を確認

提供:Medscape

腓骨複合筋活動電位(CMAP:運動神経の指標)の低下、シスタチンC濃度の上昇、コントラスト感度不良は高齢糖尿病患者において転倒リスクを上昇させる
Laurie Barclay

【3月3日】高齢糖尿病患者では、腓骨複合筋活動電位の低下、シスタチンC濃度(腎機能の指標)の上昇、コントラスト感度(眼症状の指標:縞を識別できる最小コントラストをコントラスト閾値contrast threshold、コントラスト閾値の逆数)の不良といった各因子が転倒リスクを上昇させるという研究結果が『Diabetes Care』3月号に報告されている。
「2型糖尿病のある高齢者は転倒しやすいが、この集団における転倒のリスク因子についてはほとんど知られていない」とカリフォルニア大学サンフランシスコ校(サンフランシスコ)のAnn V. Schwartz, PhDをはじめとするHealth, Aging, and Body Composition Study(健康・加齢・身体組成研究)の研究者らは述べている。「我々は、高齢糖尿病患者において糖尿病関連の合併症または治療が転倒のリスク因子に関連しているかどうかを明らかにした」
機能良好な高齢者からなるHealth, Aging, and Body Composition Studyコホートの糖尿病被験者446例は、年1回の診察で前年の転倒を報告した。登録時の平均年齢は73.6歳、追跡調査の平均期間は4.9年間であった。継続率モデル(continuation ratio models)を用いて高頻度の転倒のオッズ比(ORs)を推定した。
転倒を報告した患者の割合は1年目が24%であり、2年目以降の各年は22%、26%、31%、30%と続いた。
補正したモデルにより、転倒のリスクに関連する因子は、腓骨神経反応電位(peroneal nerve response amplitude)の減少(OR 1.50、95%信頼区間[CI] 1.07-2.12、最低四分位階級 対 その他の階級)、腎機能低下のマーカーであるシスタチンCの上昇(OR 1.38、95%CI 1.11-1.71、1 SD上昇について)、コントラスト感度の不良(OR 1.41、95%CI 0.97-2.04、最低四分位階級 対 その他の階級)、インスリン使用者におけるヘモグロビンA1C(HbA1C)低濃度(OR 4.36、95%CI 1.32-14.46、HbA1C濃度 ≦6% 対 >8%)であることが明らかになった。インスリンではなく経口血糖降下薬で治療した患者では、HbA1C低濃度は転倒のリスクに関連しなかった(OR 1.29、95%CI 0.65-2.54、HbA1C濃度 ≦6% 対 >8%)。
行動体力の調整によってこれらの関連性の一部は説明できたものの、全ては説明できなかった。
「高齢糖尿病患者では、糖尿病関連の合併症を減らすすることによって転倒を予防できる可能性がある」と同研究の著者らは記している。「経口血糖降下薬によりA1Cが低濃度に達しても転倒頻度は上昇しなかったが、インスリン使用者では、6%以下のA1C濃度は転倒のリスクを上昇させた」
この研究の限界としては、観察的デザインのため因果推論が制限されること、転倒の自己報告によって誤分類が生じた可能性、末梢神経機能および視力の測定がそれぞれベースラインの3年後および2年後であったこと、参加者を機能が良好な人に制限したこと、糸球体濾過率のゴールドスタンダード(至適基準)を測定しなかったこと、被験者に低血糖について質問しなかったことが挙げられる。
「糖尿病関連の合併症(末梢神経機能、腎機能、および視力の低下)、は高齢糖尿病患者において転倒リスクに関与している」と同研究の著者らは結論している。
この研究は、米国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所(National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases)、米国立加齢研究所(National Institute on Aging)、および米国立衛生研究所・米国立加齢研究所所内研究プログラム(Intramural Research Program of the National Institutes of Health, National Institute on Aging)の援助を受けた。本稿の発表費用の一部は掲載料によって負担されたため、「広告」と明記しなければならない。

Diabetes Care.. 2008;31:391-396.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。




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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
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 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)