鍼灸・整骨の治療だけでなく、身体バランス調整を通した健康的な美容までのトータルケアを

京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

テクノラティお気に入りに追加する

カテゴリー

当院のご紹介(1)
施術内容のご紹介(1)
施術料金表(1)
CHECK IT!(1)
当院からのお知らせ(1)
医療・健康関連 ― 最新トピックス ―(382)
メタボリックシンドローム関連 ― 最新情報 ―(91)
特集!(39)
特集! ― 肩こりを治す ―(4)
特集! ― 摂食障害 ―(7)
特集! ― 食事でダイエット ―(4)
特集! ― 不眠とメタボ 負の連鎖 ―(2)
特集! ― 医療漂流 ―(6)
特集! ― スポーツ科学と疲労回復 ―(4)
特集! ― 冷えを防ぐ ―(5)
特集! ― 糖尿病講座 ―(12)
特集! ― 職場で自己管理 ―(4)
特集! ― 脳を元気に ―(4)
特集! ― 腸を元気に ―(3)
特集! ― ひざ痛 ―(14)
特集! ― お肌イキイキ ―(4)
特集! ― 温泉療養 ―(4)
特集! ― 健康の知恵 ながらde運動 ―(14)
特集! ― 命つなぐために-自殺大国ニッポンのいま ―(5)
特集! ― 筋肉を鍛える ―(4)
特集! ― 健康常識のウソ・ホント ―(7)
特集! ― なくそう・減らそう糖尿病 ―(7)
特集! ― 低血圧とむきあう ―(4)
特集! ― 水と健康 ―(4)
特集! ― ストレッチ ―(4)
特集! ― 快眠のツボ ―(8)
特集! ― 運動で糖尿病予防 ―(4)
特集! ― 五輪科学ノート ―(2)
特集! ― ヘルシーリポート ―(3)
特集! ― がんのリスク・マネジメント ―(13)
特集! ― むくみ退治 ―(4)
特集! ― どうする「未病」 ―(14)
特集! ― 家庭血圧 ―(4)
特集! ― 暑さに克(か)つ ―(4)
特集! ― ホルモン活性化 ―(4)
特集! ― 座禅 ―(4)
特集!― 医療政策フォーラム21―(1)
特集! ― 高齢化社会に備える ―(1)
特集! ― 夏の疲れ解消 ―(4)
特集! ― 森林セラピー ―(4)
特集! ― 高齢者の転倒予防 ―(4)
特集! ― 過敏性腸症候群 ―(4)
特集! ― 末梢神経の再生治療 ―(3)
特集! ― 元気になる呼吸法 ―(4)
特集! ― リンパ浮腫(ふしゅ) ―(5)
特集! ― お尻を元気に ―(4)
特集! ― 病院の実力 糖尿病治療 ―(5)
特集! ― ジョギング ―(4)
特集! ― シリーズこころ 今時うつ病事情 ―(5)
特集! ― 甘みとつきあう ―(4)
特集! ― 脳卒中 最新事情 ―(1)
特報!(62)
特報!― 大野病院事件 ―(27)
急報!(16)
最新医療情報 骨・関節・運動器関連(41)
最新健康情報(77)
最新医療情報(192)
最新医療ガイドライン(26)
インフルエンザ関連 ― 最新情報 ―(69)
はしか関連 ― 最新情報 ―(23)
百日咳関連 ― 最新情報 ―(9)
花粉症関連 ― 最新情報 ―(9)
煙草と健康被害関連 ― 最新情報 ―(46)
接骨院・整骨院の先生方へ― みんなで考えよう(5)
コーヒーブレイク(32)
2008年 ノーベル賞関連(17)

新着コメント

2008/6/14 脳を元気に (4)読み書き算数 効果実証 YOMIURI ONLINEより転載

脳を元気に
 
 
(4)読み書き算数 効果実証
 
2008年6月14日  読売新聞)
 
 読み書きそろばん。昔の子どもたちの「必修科目」が、認知症の改善や予防に効果のある「脳トレ」として注目されている。
 くもん学習療法センター(東京都千代田区)が、東北大の川島隆太教授(脳科学)らと共同開発した高齢者向けプログラム「学習療法」だ。
 小林一茶の俳句「雪とけて 村いっぱいの 子供かな」などのやさしい読み書きと、「4+1」など1けたの計算が軸だ。金属板に書かれた100までの数字の上に、同じ数字入り磁石を置く「磁石すうじ盤」という課題もある。
 これら課題を行っている人の脳の活動を「fMRI」(機能的磁気共鳴画像装置)で解析すると、コミュニケーションなどにかかわる「前頭前野」の血流量が増加していることがわかった。
 認知症患者が自分で着替えられるようになるなど、認知機能が向上し、動作も劇的に改善。健常者でも脳機能低下の予防効果が確認された。東京都品川区の高齢者教室など、学習療法を取り入れる自治体、施設も増えている。
 縦横の数字を組み合わせるパズル「数独」なども脳の若返りに有効とされるが、脳研究者で、ブレインサイエンス・ラボラトリー所長の塩田久嗣さんは、「空間認識に関係する頭頂葉などを鍛えると、創造力などの高次機能も向上する」と強調する。
 その代表例として、マッチ棒を動かして別の図形を作るといった図形パズルを挙げる。中学入試の算数問題にはその手の良問が多いそうだ。
 笑い、怒りなど喜怒哀楽の感情を表に出すのも良いらしい。恐れなどの感情をつかさどる脳深部の「扁桃体(へんとうたい)」を刺激するからだ。脳科学の進歩は、新たな「脳トレ」開発のヒントを与えてくれる。(科学部 原田信彦)
 

Comment(0) | Trackback(0)特集! ― 脳を元気に ―

2008/6/13 脳を元気に (3)朝食食べて集中力アップ YOMIURI ONLINEより転載

脳を元気に
 
 
(3)朝食食べて集中力アップ
 
2008年6月13日  読売新聞)
 
 
 3年前に熊本県が行った小中学生対象の学力テストで、「朝食を必ず食べる」中学生の5教科合計点(500点満点)の平均は「ほとんど食べない」生徒の平均を65・4点も上回った。規則正しい生活の大切さを裏付けたものだが、専門家は「脳と栄養の関係を考えても当然」と指摘する。
 脳のエネルギー源はブドウ糖だけ。ブドウ糖は、肝臓にグリコーゲンの形でわずかしか蓄えられていない。「ひと晩寝ると、体内に蓄えられたグリコーゲンは空になる。朝食を抜くと、脳に必要なエネルギーが供給されず、集中力が低下し、ミスが多発する」と、中川八郎・大阪大名誉教授(神経内科学)は話す。
 女子栄養大の三浦理代教授(栄養科学)は、脳を目覚めさせる朝食として、「ごはんなどの炭水化物(糖質)とともに、糖質を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1を含む食品も食べて」とアドバイスする。B1を摂取するには、うなぎ入り卵焼きやほうれん草のごまあえなどが良い。白米を胚芽(はいが)米に代えるのも賢い手だ。洋食ならピーナツクリームやシリアルなどの食品がお勧め。
 三浦教授は、大学のホームページで「脳を活性化するメニュー」などをレシピ付きで紹介している。ビタミンB1が豊富な豚肉のほかに、脳の神経伝達物質の材料となるアミノ酸の一種「トリプトファン」を多く含む鶏肉、神経細胞の保護作用があるドコサヘキサエン酸(DHA)が多い魚を挙げている。
 こうした食事は年齢に関係なく共通するが、年を重ねると注意したいのは「脳の低栄養状態」だ。同じ食材を食べ続けるなど食事が単調になるときに起こりやすい。この状態が長く続くと、脳の老化の引き金になる。たくさんの食材をバランス良く食べたいものだ。

Comment(0) | Trackback(0)特集! ― 脳を元気に ―

2008/6/12 脳を元気に (2)簡単テストで自己診断 YOMIURI ONLINEより転載

脳を元気に
 
(2)簡単テストで自己診断
 
2008年6月12日  読売新聞)
 
 
 日本人の死因で、脳卒中はがん、心臓病に続き3位に入る。血管性の脳疾患は認知症の代表的な要因の一つとされるだけに、セルフチェックで危険信号を見つけたい。
 赤坂パークビル脳神経外科(東京・港区)の水上公宏理事長が考案した「脳卒中危険度テスト」は、10項目の簡単な質問で、脳卒中発症の可能性を大まかに判別できる。
 該当する項目の点数を足していき、80点以上は黄色信号、120点以上は、医療機関の診断を必要とする赤信号だ。特に重視するのは、年齢と血圧。遺伝性もあるので、両親のどちらかが脳卒中の病歴がある場合も「高得点」だ。
 また、自覚症状のない「隠れ脳こうそく」にも注意したい。40代の3割、50代の半数にみられるとの報告もある。放っておくと、症状がでる恐れがある。
 その可能性をあぶり出すのが「渦巻きなぞりテスト」。眞田クリニック(東京・大田区)の脳神経外科医、眞田祥一院長が作成した。5ミリ〜1センチほどの幅で5周巻いた渦巻き模様の線の間に、色違いのペンで中心から外側へ向け、元の線に触れないよう渦巻き模様を10秒以内に描く。元の線と2か所以上で交わったら、微小な脳こうそくで運動機能に障害が発生している可能性がある。入浴後などリラックスした状態で、心配な結果が出た場合は、磁気共鳴画像装置(MRI)などで精密検査する「脳ドック」の受診もお勧めだ。
 脳卒中の予防について、東京女子医大の内山真一郎教授は、「食事の塩分を控えたり、適度な運動をするといった一般的な生活習慣病対策が有効。中でも最大の防御策は禁煙」と強調する。喫煙は脳こうそくを招く血栓を作る主要因のひとつ。禁煙はお金もかからない、脳を元気に保つ方法でもある。
 

Comment(0) | Trackback(0)特集! ― 脳を元気に ―

2008/6/11 脳を元気に (1)運動で血流高まる YOMIURI ONLINEより転載

脳を元気に
 
 
(1)運動で血流高まる
 
2008年6月11日  読売新聞)
 
 
 いつまでも若く、柔軟な頭脳を維持したい。そんな願いに科学の光が当たる。実証されつつある脳を元気にするコツを紹介する。
 東京都品川区中延のアーケード街近くに、楽器メーカー「ヤマハ」が開設した「音楽と健康スタジオ」教室がある。リズミカルな音楽に合わせ、熟年世代から80歳代までの10人が、手足の曲げ伸ばし、ストレッチ、軽いエアロビクスなどに汗を流す。合間には、合唱団のような発声練習も行う。振るとマラカスのような音を出す「サウンドフープ」という器具を使い、リズムに体の動きを乗せていく。
 教室は、「運動と音楽の両面から脳を刺激する」(同社の宮下順治・プロジェクトリーダー)ことを目的に、2005年から始まった。1回1時間、月3回。「無理せず、継続が大事」という。
 予備的な実験で、教室の参加者は、思考、計算などをつかさどる脳の前頭葉(額に近い部分)の血流が高まることが確認された。会員約200人へのアンケートでは、「気持ちが明るくなった」「若返った気がする」と効果を挙げる声が多く寄せられた。
 運動が、筋肉や心肺機能を向上させるだけでなく、脳を元気にさせるという研究成果が、次々に発表されている。
 例えば米国の研究チームは、ネズミに自由に運動させると、神経細胞を元気にするたんぱく質の一種「BDNF」が脳内で増加することを突き止めた。「BDNFを増やす引き金は、筋肉細胞が分泌する別のたんぱく質」と、東京大の柳原大・准教授(身体運動科学)は説明する。
 「ネズミは自発的には激しい運動をしない。人間ならウオーキングや水泳、ハイキングなど適度な運動が当てはまる」と柳原准教授は勧める。運動後の壮快感は、脳が元気になるサインでもあるようだ。(科学部 原田信彦)
 

Comment(0) | Trackback(0)特集! ― 脳を元気に ―

新着記事

月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





Copyright Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. All Rights Reserved.
ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)