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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/6/13 ひざ痛 (14)水中運動 関節に負担なし YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
(14)水中運動 関節に負担なし
 
2008年6月13日  読売新聞)
 
 
 ひざが少々痛む中高年も、無理のない範囲で体を動かした方がよいと説明してきた。しかし、ひざが悪い人には向かない運動もある。
 最終回の今回は、変形性ひざ関節症の人に向かない運動、お勧めの運動の例をいくつか紹介する。
 避けた方が良いのは、ひざに負担のかかる運動。跳びはねるなど一気に体重がかかる動き、ひざをひねるような動きは、関節を痛める危険があるので注意する。
 エアロビクスもジャンプは避けた方がよい。山道、坂道、階段などでの歩行練習は、ひざの負担が大きいので、やらない方がよい。険しい凸凹の道では、ねん挫を招く危険もある。なわとびもダイエット効果は高いが、ひざへの負担は大きい。
 お勧めは、水泳、水中ウオーキングなどの関節に負担をかけずに全身を使う運動。ヨガやラジオ体操なども、関節の柔軟性を保つのに効果的だ。
 ゴルフやハイキングなど屋外で無理なくできる運動も良い。血行がよくなり、関節が柔軟になれば、とっさの動きで、けがすることも少なくなる。適度な日光浴は骨も丈夫にする効果もある。ただし、炎天下で運動すると脱水症状になる恐れがあるので注意。
 運動を続けるのが面倒になる人もいるかもしれない。続けるために、仲間を作るのも一考だ。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)(おわり)
 

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2008/5/16 ひざ痛 (13)熱や腫れがあれば冷やす YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(13)熱や腫れがあれば冷やす
 
2008年5月16日  読売新聞)
 
 
 ひざが痛む時は、温めた方が良いのか、冷やした方が良いのか――。
 判断の分かれ目は、熱と腫れがあるかどうかだ。
 ひざが熱を持っていたり、腫れていたりする場合には、冷やすのが効果的だ。
 熱や腫れは関節内で起きている炎症が原因で、冷やせば、それが抑えられる。
 氷袋やアイスパックを使い、家庭でも簡単にできる。
 ひざには、薄いタオルを1枚敷いて、冷たさを少し和らげる。氷袋などを当てる位置を少しずつずらしながら冷やす。
 1回20〜30分ぐらいにして、熱や腫れが引くまで、1日数回行う。
 一方、温めるのは、慢性的な痛みがある人に対し、基本的にどんな時でも有効。温めると、血行が良くなり、ひざの痛み、こわばりの緩和が期待できる。
 入浴が良いが、入浴できない時でも、タオルやホットパック、カイロを使って部分的に温めれば、効果は見込める。タオルなら、お湯で温めてから絞り、ひざに当て、上からラップで覆うと冷めにくい。
 熱、腫れがあって冷やした後も、1時間以上空ければ、温めてよい。温めていけない時期はない。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2008/4/18 ひざ痛 (12)つえは足先の20センチ脇に YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
(12)つえは足先の20センチ脇に
 
2008年4月18日  読売新聞)
 
 
 今回はつえ(ステッキ)の選び方、使い方を解説する。
 つえを使えば、ひざにかかる体重の負担は軽くなるので、痛みが強いために出歩かなくなっている人や転びやすくなっている人には、ぜひ使ってほしい。
 つえを使ってでも行動範囲を広げ、できるだけ体を動かすようにしたい。
 つえの長さは、自分が立った状態で、グリップが、ベルトラインより10センチほど低い位置にくるぐらいがちょうどよい。
 つえは痛みがない側の手に持つ。グリップの部分が右手用、左手用に分かれているものもあるので、その場合、自分にあったものを選ぶ。
 基本姿勢は、そろえた足先の20センチぐらい脇につえの先をつくように構える。
 つえを前に出すと同時に痛む方の足を前に出す。
 次につえで支えながら、体重を前に移動し、痛まない方の足を出して、歩く。
 〈1〉ひざにかかる負担を軽減する〈2〉転倒を防ぐ――などの利点の反面、じゃまだと思う人もいるかもしれない。必ず持たなければならないものではないが、歩行が不安で家にこもりがちになっている人には使ってほしい。折り畳んで携帯できるタイプもある。
 (順天堂大整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2008/3/21 ひざ痛 (11)ゆっくり無理せず 曲げ伸ばし YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
(11)ゆっくり無理せず 曲げ伸ばし
 
2008年3月21日  読売新聞)
 
 
 ひざのこわばりをほぐしたり、予防したりするために、入浴中にできるストレッチの2回目。
 前回は、ひざが直角ぐらいにしか曲がらない人のやり方だったが、今回は、おしりとかかとの間が、こぶし一つか二つぶんぐらいに近づくまで、ひざを曲げられる場合のストレッチを紹介する。
 浴槽につかり、体が十分に温まってから行うのは、前回と同じ。
 浴槽の縁を両手でつかんで、ひざを徐々に曲げていく。
 痛みを感じない範囲で、最大限まで曲げ、その位置で「1、2、3……」と10まで数える。ふつうにしゃがめる人は、しゃがんでかまわない。
 次に、浴槽に手をかけて、ゆっくり立ち上がる。ひざに手をあてて、ひざが伸びきるように、「1、2、3……」と数えながら、10回押す。
 このストレッチは2回ぐらいで十分。何度も繰り返す必要はない。ゆっくりと痛くない範囲で、最大に曲げ、伸ばしきるのが目的だ。
 また、このひざの曲げ伸ばしは、体が温まっていないときに行うと、ひざを痛める恐れもあるので、お風呂以外の場所では行わない方がよい。
 (順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2008/2/22 ひざ痛 (10)入浴中ストレッチ こわばり予防 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
(10)入浴中ストレッチ こわばり予防
 
2008年2月22日  読売新聞)
 
 
 変形性ひざ関節症を放っておくと、徐々に、ひざ関節がこわばってくる。
 ひざのこわばりの手軽な予防法が入浴だ。体が温まると血行が良くなるので、痛みも軽くなり、関節も動かしやすくなる。
 今回と次回は、関節のこわばりを防ぐために、入浴中にできるストレッチを紹介する。
 ひざの曲がる角度によって、ストレッチのやり方が違う。今回は、ひざが直角ぐらいまでしか曲がらない人の場合。
 体が十分に温まってから行う。
 図のように、浴槽に入ったら、両手で、片方の足首をつかむ。
 次に、痛まずに動かせる範囲で最大限に足首を引き寄せ、1から10まで数える。
 反対の足も同様に行う。
 その後、浴槽の縁に手をかけて、ゆっくり立ち上がる。
 立ち上がったら、ひざに手を当てて、ひざが伸びきるように「1、2、3……」と数えながら10回押す。
 これを2回繰り返す。たくさん繰り返す必要はない。
 また、ひざを伸ばす動作は、体が温まっていないときに行うと、ひざを痛める恐れもあるので、お風呂以外の場所では行わない方がよい。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2008/2/1 ひざ痛 (9)足腰弱っても立ち上がり体操 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛


(9)足腰弱っても立ち上がり体操

2008年2月1日  読売新聞)
 
 
 立ち上がれないほど足腰が弱ったら、もう歩くのは絶対無理だと思っている人はいないだろうか。必ずしも、そんなことはない。今回は、足腰が弱った人にも取り組んでもらえる「立ち上がり体操」を紹介する。
 介護に頼るだけでなく、少しずつでも歩けるように努力してほしい。
 足腰が弱り、一日中イスに座ったままの人は、歩く以前に、立ち上がる力と感覚がなくなっている。足の筋力とバランス感覚を取り戻すことが必要だ。
 まず、やや低め(高さ30〜40センチ)のイスやベッドの端に浅く腰掛ける。両脚は肩幅よりやや広めに開いて、手はひざの上に置く。
 この姿勢から、勢いをつけて、重心を前方に投げ出すようにして、腰を浮かす。5〜6センチでも浮いたら、また腰掛ける。これを何回も繰り返す。少しでも座面から浮くことが重要。慣れてきたら、徐々に高く浮かせていく。
 10〜20センチ浮くようになったら、手をひざから離して、そのまま立つ動作に挑戦していく。10〜20回繰り返し、朝と晩に行うとよい。
 健康な人にとっては何でもない動きだが、足腰が弱い人は「前に倒れてしまうのではないか」という恐怖感を伴うこともある。最初のうちは、誰かが前に立って安心感を与える必要がある。立ち上がれるようになったら、前回紹介した「つかまり足踏み」に取り組んでほしい。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)

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2008/1/18 ひざ痛 (8)テーブルつかまり足踏み YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(8)テーブルつかまり足踏み
 
2008年1月18日  読売新聞)
 
 
 しゃがむ姿勢や正座、坂の上り下りで痛むことがあっても「平地を歩くのは平気」という人は、なるべく平地を歩くようにしてほしい。じっとしていたら筋肉は弱り、こわばるが、歩けば、鍛えられ、血行も良くなるので、痛みを和らげることができるからだ。
 このコーナーの1〜3回で紹介したストレッチで筋肉をほぐしてから、20〜40分程度歩く。週3回から始め、痛まなければ、徐々に回数や時間を増やしてよい。痛みが出たら時間を減らし、歩く速度を落とす。
 歩き始めに痛みが出て、15分も続かないという人は、テーブルを用いた「つかまり足踏み運動」から始めると良い。ひざにかかる体重の負担を軽くした状態で運動できる。
 テーブルの高さは通常の食卓ぐらいが適当。まず、テーブルに両手をついて、両肩が、その真上に来るように前かがみになる。
 その姿勢で足踏みする。1回100歩で朝晩2回。楽になったら徐々に回数を増やし、1日600歩ぐらいを一週間続けられたら、ウオーキングも可能なはずだ。ただし、痛くなったら途中でやめること。
 テーブルでの足踏みでも痛い人は、イスの座面に手を付いて行う。手にかかる体重が増すので、ひざへの負担がずっと軽くなる。イスの高さは、ひざより低いぐらい。イスで1回100歩、1日600歩が1週間続いたら、テーブルでの運動に進む。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/12/21 ひざ痛 (7)内ももに効く「ボール体操」 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
(7)内ももに効く「ボール体操」
 
2007年12月21日  読売新聞)
 
 
 今回はボールを使う体操。ももの内側の筋肉を鍛えるのが狙いだが、腹筋にも効果がある。これまで紹介した脚上げ体操、横上げ体操と組み合わせ、ももの前面、外側、内側をバランスよく鍛えれば、ひざ関節にかかる負担を軽くできる。
 ボールはサッカーボールかバレーボールぐらいの大きさ、硬さが適当。
 床に脚を投げ出すように座って、両ももの内側でボールを挟む。ボールは、ひざのやや上のあたりに置く。
 ひざは軽く曲げ、手は楽な位置に。
 ももを内側へ締めるように力を入れ、じわじわと、ボールを両側から押す。
 5秒数えたら、ゆっくり力を抜く。
 これを20回繰り返す。
 ボールは常に床についている状態で挟む。ひざを曲げすぎると、うまくボールに力が伝わらず、床から浮いてしまうので注意。
 「ひざに当たって痛い」と思う場合は、ボールの位置がよくない。ももの真ん中に当たるように位置を修正する。
 ある程度の硬さと大きさがあれば、ボールでなくともよい。ただし、あまり簡単につぶれてしまう物や小さい物は、かえってやりにくい。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/12/7 ひざ痛 (6)ももの外側鍛える「横上げ」 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(6)ももの外側鍛える「横上げ」
 
2007年12月7日  読売新聞)
 
 
 今回は、床に横になって行う脚上げ体操(横上げ体操)を紹介する。
 ももの外側の筋肉を鍛えるのが主な狙いだが、おしりの腰に近い部分の筋肉にも効果がある。ストレッチをしてから、ももの前の筋肉を鍛える運動(前回11月16日と前々回11月2日の記事を参照)といっしょに行ってほしい。
 横向きに寝て、床についた方のひざを直角に曲げるのが基本姿勢。首を楽にするためには、枕をした方がよい。
 この姿勢から、上になっている方の脚をゆっくり上げる。
 そして、床から10センチぐらいの高さまで上げたら、5秒間静止する。
 脚を止める高さが10センチだと「動きが小さくて、コントロールしにくい」と感じる人は、最初は20〜30センチぐらいまで上げてもよい。
 ゆっくり元の位置に下げ、1〜2秒間休んで繰り返す。20回続けたら、反対側の脚に交代する。
 上げ下げする脚のひざは、伸ばしたままが基本。ただし、あまりまっすぐ伸ばすと痛いという人は、無理せず、軽く曲げて行ってほしい。
 上半身を起こして行うと、腰を痛めることもあるので、寝た姿勢で行う方が無難だ。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/11/16 ひざ痛 (5)イス使い「脚上げ」 腰負担軽 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(5)イス使い「脚上げ」 腰負担軽
 
2007年11月16日  読売新聞)
 
 
 前回に引き続き、ももの前面の筋肉を鍛える方法を紹介する。筋肉を強く、柔軟にして、ひざ関節にかかる負担を軽くしよう。
 今回は、イスに座って行う脚上げ体操だ。あおむけの姿勢で行う方法がつらい人や、慢性的な腰痛がある人などは、こちらの方がやりやすいかもしれない。
 まず、イスに浅く腰掛け、イスの縁を手でつかむ。腰に負担をかけないよう、少し前かがみの姿勢をとる。
 片方の脚を前に出し、ひざを出来るだけ伸ばす。
 その脚を伸ばしたまま、10センチくらいの高さまで上げ、5秒間静止する。
 脚の付け根から、ももを上げるイメージで行うのがポイント。
 元の位置まで、ゆっくり下ろし、1〜2秒休んだら繰り返す。20回続けたら、左右を交代する。
 この体操は、正しく行わないと逆効果になることもあるので、要注意。
 例えば、本来ももから動かす脚上げが、単に、ひざの曲げ伸ばしになってしまってはダメ。かえって、ひざに負担がかかり、痛みがひどくなることもあるので、正しく、ももの筋肉を使ってほしい。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/11/2 ひざ痛 (4)脚上げ体操 もも強化 YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(4)脚上げ体操 もも強化
 
2007年11月2日  読売新聞)
 
 
 ひざ関節でクッションの役割をする関節軟骨がすり減るなどして起こる「変形性ひざ関節症」。脚の筋肉が衰えると、ひざ関節にかかる体重の負担が増すので、痛みが強まる。
 だから、足の筋肉を鍛えて、関節にかかる負担を減らすようにして、変形の進行を食い止めたい。運動によって血行が良くなれば、関節の炎症も抑えるので、痛みも和らぐ。
 まずは、ももの前面の筋肉を鍛え、腹筋にも効果がある「脚上げ体操」を紹介する。ストレッチをしてから次のように行ってほしい。
 まず、あおむけに寝て、片方のひざを直角以上に曲げる。両手は力を抜いて、自然に左右に置く。
 ひざを伸ばした方の脚を、ゆっくり上げる。
 かかとが、床から10センチぐらいの高さのところで、5秒間静止。ゆっくり元の位置に下ろす。1〜2秒休んで繰り返す。
 片側20回行ったら左右交代し、同様に20回行う。
 これを朝晩1セットずつできれば理想的。
 楽に出来るようになったら、足首に重りをつけてもよい。重りをつける場合は、0・5キロ・グラムぐらいから。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/10/19 ひざ痛 (3)前側筋肉伸ばし もも柔軟に YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(3)前側筋肉伸ばし もも柔軟に
 
2007年10月19日  読売新聞)
 
 
 ひざにかかる体重の負担を吸収するためには、ももの筋肉の柔軟性が大切。今回は、ももの前側のストレッチを紹介する。
 立って行う方法と横向きに寝て行う方法があるが、どちらか、やりやすい方法で取り組んでほしい。
 まずは、立って行う方法。机など安定した台に片手をつき、同じ側の脚に体重をかけ、片足立ちする。もう一方の足は、ひざを曲げ、同じ側の手で足首をつかむ。
 つかんだ足首を、ゆっくりと、できるだけお尻の方に、ひきつけて、ももの前側の筋肉を伸ばす。ビーンと張るぐらい伸ばしたら、15秒数え、ゆっくり元の姿勢に戻す。
 ただし、慢性的なひざ痛を抱える人が、ひざを思い切り曲げると、痛みを感じることもある。ひざが痛まない程度に曲げる。
 片足立ちがつらい人は、横向きに寝た姿勢で行ってもかまわない。
 その場合、立って行うときと同じ要領で、上になった側のひざを曲げ、手で足首を持ち、お尻の方に引きつける。
 片足につき、2回繰り返したら左右を変えて、同じストレッチをする。これを2セット行うようにする。 (順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/10/5 ひざ痛 (2)もも裏の筋肉 入念にほぐす YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(2)もも裏の筋肉 入念にほぐす
 
2007年10月5日  読売新聞)
 
 
 今回は、ももの裏側のストレッチ。ひざにかかる体重の衝撃を和らげるためには、ももの筋肉の強さと柔軟性を保つことが大事だ。ももの裏側の筋肉は、ふくらはぎ同様、歩くときにも重要な働きをするので、ウオーキングなどの運動の前にも入念にほぐしたい。
 まず、両脚を開いて座り、ひざを伸ばす。ただし、いきなり思い切り脚を開くと、筋肉や、じん帯を傷める恐れもある。開脚は、ももの裏側が痛まない程度の角度で行う。
 この姿勢から、片側の足先に向かって、ゆっくり上体を倒していく。このとき、ひざは、なるべく伸ばしたまま。ももの裏側の筋肉がピーンと張ったところで、息を吐きながら15秒数え、ゆっくり元に戻す。
 上体を倒したとき、両手で、つま先をつかめれば理想的。体が硬くて全く手が届きそうにない人は、タオルなどをつま先に引っかけて、引っ張ってもよい。
 また、両ひざを伸ばして座るのがつらい人は、片方の脚を曲げて行っても良い。この場合、伸ばした方の脚に向かって上体を倒す。
 片方で2回繰り返したら、左右を変えて同じ動作をする。これを2セット繰り返す。(順天堂大整形外科教授・黒沢尚さん監修)
 

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2007/9/21 ひざ痛 (1)ふくらはぎ 柔軟に YOMIURI ONLINEより転載

ひざ痛
 
 
(1)ふくらはぎ 柔軟に
 
2007年9月21日  読売新聞)
 
 
 中高年になると、ひざの痛みを訴える人が増えます。年齢とともに脚の筋肉が衰え、ひざ関節にかかる体重の負担が大きくなることが主な原因です。進行をくい止めるには、脚の筋肉を強く柔軟にして、関節にかかる負担を和らげる必要があります。活動的に日常生活を送れるよう、自分でできる体操、運動を、イラストとともに紹介します。監修は、ひざの運動療法に詳しい順天堂大整形外科教授、黒沢尚さんです。
 
 
 ひざ痛を抱える人は、運動不足のため、脚の筋肉が硬く、こわばっていることが多いので、まずはストレッチで、筋肉の柔軟性を取り戻したい。
 初回は、ふくらはぎのストレッチ。ひざにかかる衝撃を吸収する役割を担う筋肉でもあるので、十分にほぐしておきたい。ここが硬いと、ふくらはぎが重く感じられたり、脚がつりやすくなったりする。
 まず、図のように、机など安定した台に両手をつき、両脚を前後に50センチぐらい開いて立つ。
 その姿勢から、ゆっくり体重を前にかけていく。このとき、後ろの脚は、ひざを伸ばしたままにする。また、かかとを床から離さないようにする。
 ふくらはぎがピーンと張って、アキレスけんが伸びているのを感じながら15秒数え、ゆっくり元の姿勢に戻す。これを2回繰り返す。
 左右の脚の前後を変えて、同じ動作を行う。これを2セット繰り返す。
 

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月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
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 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
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 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)