鍼灸・整骨の治療だけでなく、身体バランス調整を通した健康的な美容までのトータルケアを

京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/11/17 どうする「未病」:つけ爪による危害報告が。いま一度爪の健康を考えたい 毎日jpより転載

どうする「未病」:つけ爪による危害報告が。いま一度爪の健康を考えたい
 
 
 
2008年11月17日 毎日新聞
 
 全体的に薄いピンクなら健康、白っぽい爪は貧血の疑いが、というように爪は健康のバロメーターといわれます。それは、爪の色は血液の状態を反映しているからです。ところが最近は、ネイルアートが流行し、「素の爪を見ることはない」という人も多いのではないでしょうか。爪は健康ではなく、おしゃれのバロメーターになったようです。マニキュアが女性の指先を彩り始めたひと昔前には、「マニキュアは毎日はがしましょう。爪も呼吸をしているのですから」というような記事も目につきました。今はマニキュがネイルアートになり、そうもいかなくなりました。また、つけ爪も手軽にできるおしゃれとして人気があります。
 ところが、このつけ爪をちょっと考えて、というような調査結果が「東京生活センター」から報告されました。つけ爪による危害です。「ネイルショップでつけ爪をしたが、2日後から腫れだし化膿した」「雑貨店で買ったつけ爪専用接着剤が飛んだら足について、皮膚がただれた」などで、かぶれ、やけど、カビが生えることも。サロンなどでのつけ爪の施術による危害情報が24件、つけ爪の用具などによるものが8件、危害情報システムに寄せられているというのです。
 いま一度、爪の健康についても心を配りましょう。爪は皮膚の角質層が変化したもので、ケラチンというたんぱく質でできています。爪の潤いを保つのはビタミンA、折れにくい丈夫な爪を作るにはビタミンB2が必要です。また、爪は乾燥を嫌いますから、これからの季節は市販のクリームで保湿ケアを。爪を切るときにはやすりを使いましょう。爪は衝撃にも弱いので、爪切りは二枚爪やひび割れの原因にもなりかねません。おしゃれは健康と安全があってこそ、ということを忘れないようにしたいですね。(森下佳/オフィスクリオ所属)

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2008/11/10 どうする「未病」:脳の記憶プロセスに関するメカニズムの一部が続々と解明 毎日jpより転載

どうする「未病」:脳の記憶プロセスに関するメカニズムの一部が続々と解明
 
 
 
2008年11月10日 毎日新聞
 
 高齢化社会を迎え、物忘れに始まる認知障害への問題が深刻化されていますが、10月末よりせきを切ったように、理化学研究所の各グループから脳の記憶プロセスに関するメカニズムの一部が解明される発表が続々と行われています。
 10月20日の「アルツハイマー病の原因となるアミロイドベータの産生調節機構を解明」(本トピックス欄10月24日号で紹介)を皮切りに、「脳内のグリア細胞が分泌するS100Bタンパク質が神経活動を調節」(10月22日)、「記憶の再固定化のプロセスが加齢に伴う記憶障害に関与」(10月28日)、「ヒトES細胞から層構造を持った大脳皮質組織の産生に成功」(11月6日)と、ここ2週間の間だけでも、脳に関する研究発表が実に4回も行われているのです。
 これまで「脳の中のことはなかなかわからない」と言われ、研究が追い付いていないのが現状でしたが、これらの研究発表により、記憶障害を改善する新たな治療戦略に明るい光が見えてきたのは喜ばしい限りです。
 折しも、11月3日に放送されたテレビ朝日の「報道発ドキュメンタリ宣言」は、記憶障害に苦しむ元女優の南田洋子さんを夫である長門裕之さんが介護する“老々介護”の日々が放送され、22.9%という高視聴率を獲得しました。もちろん、高視聴率の原因は有名夫妻の現実が映し出されたことによるものですが、実際に家族の間での記憶障害の問題が、もはや身近なものであることの証であるともいえるでしょう。
 家族にも気がつかないうちに進行するアルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が死滅し、全体が委縮。特に記憶部分をつかさどる「海馬(かいば)」の委縮が症状に大きく影響しているといわれています。厚生労働省の予測によると、今後認知症の患者は増え続け、2002年には149万人だった患者が、2015年には250万人を突破、ピークを迎える2040年には385万人にも達するという報告までなされています。
 脳内メカニズムに関する研究が進む一方、アメリカ国立衛生研究所では「うつ病の罹患率と魚の摂取量は負に相関する(魚の脂肪酸であるDHAを多く取っているとうつ病にかかりにくい)」という論文を発表。同時にこの中で、DHAには記憶・認知能力の改善効果があることにも触れ、専門家から注目を集めています。
 それによると、DHAのほかにも、記憶・認知能力の改善効果にいい食品成分として、クルクミン(ウコンのスパイス成分)、フラボノイド(ココア、緑茶、柑橘類、ワインに含まれる)、飽和脂肪(バター、ラード、ヤシ油、チーズなどに多い)、ビタミンD(魚の肝、キノコ類、豆乳などに多い)、コリン(卵黄、大豆、牛肉、鶏肉、レタスなどに多い)などが挙げられています。
 認知障害の解明はまだまだ始まったばかりですが、私たちが今からできることとして、食事の面でもこれからは「脳に効く食べ物」に心がけ、予防・対策に努めたいものです。(倭村英敏/ライター・オフィスクリオ所属)
 

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2008/10/20 どうする「未病」:カロリーを抑え、寿命を延ばす「カロリスジャパン」が発足 毎日jpより転載

どうする「未病」:カロリーを抑え、寿命を延ばす「カロリスジャパン」が発足
 
 
 
2008年10月20日 毎日新聞
 
 最近、よく耳にする健康用語に「CR」という言葉があります。アンチエイジング(抗加齢)の研究分野で「カロリーリストリクション」という考えが注目されていますが、「CR」とはこの「カロリーリストリクション」のこと。「ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養分を確保しながら、総摂取カロリーは通常の7割程度に制限しよう」という考えです。
 CRの実践者は老化防止につながり、健康で長生きできる体がつくれる−−今年の9月16日には、東大、慶大、順天堂大らの医師らが中心となり「CRソサエティ・ジャパン(アンチエイジングを実践する会、通称・カロリスジャパン)」が発足。世界有数の長寿国である日本から、さらに寿命を延ばしていく研究を世界に向けて発信していこうと気勢を上げています。
 同会メディカルアドバイザーの一人で、10年前から寿命の研究を続けている順天堂大学の白澤卓二教授(加齢制御医学)は「100歳を超えても元気な長寿者には、メタボ(内臓脂肪症候群)の人がほとんどいない。長寿者は70、80代で急にいきいきと若々しくなるわけではなく、40、50代からの積み重ねで若々しい健康を保っている。また、長寿については、カロリーを制限することで2〜3割寿命が延びるだろう」と話しています。
 コーラ、ビール、缶コーヒー、ソーセージにカレールー。デザートではチョコレートやアイスクリームなど、様々な食品の分野で「糖質ゼロ」「カロリーオフ」を歌った食品が販売されていますが、これらはすべて「CR」の考えの延長上にあるもの。最近では8月にコンビニエンスストアのサークルKサンクスが、通常よりカロリーを約3割減らしたおにぎり「カロリーコントロールおにぎり」を発売。また、乳酸菌飲料のヤクルトでは、通常の「ヤクルト400」に比べ、甘さを約25%、カロリーも30%カットした「ヤクルト400 LT」を9月に発売。食品業界でも「CR」は徐々に浸透しつつあります。
 日本が世界有数の長寿国になり得たのは、昔から「腹八分」という言葉があり、食べたい物を食べたいだけ食べることをよしとする欧米人に比べると、カロリーを抑えた食生活をしてきたことが挙げられますが、それはもう過去の話。欧米型の食生活が定着した現在、中高年男性に肥満や生活習慣病が急増していることを考えれば、10年先、20年先の日本人が、現在の高齢者のように元気で若々しく、長生きできるという保証はありません。大切なのは、現在の食事のあり方。それが、健康で長生きの秘けつとなるのです。(倭村英敏/ライター・オフィスクリオ所属)

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2008/10/13 どうする「未病」:梅毒患者報告数がここ数年で急増 毎日jpより転載

どうする「未病」:梅毒患者報告数がここ数年で急増
 
 
 
2008年10月13日 毎日新聞
 
 「梅毒患者の報告数が、03年から07年の4年間で44.8%も大幅増加」こんな驚くべきデータが、国立感染症研究所の感染症発生動向調査でこのほど明らかになりました。
 発表によると、梅毒患者の報告数は03年が509例。以降、年ごとに535、543、637と増加を続け、07年には前年を100も上回る737例に。03年と07年を比較すると患者数は4年間で1.45倍になった計算です。さらなる感染者の増加が懸念される梅毒。いったいどのような病気なのでしょうか。
 梅毒は性感染症の一つで、病原体「梅毒トレポネーマ」によって発生します。感染経路の約8割は性的接触によるもの。母子感染や輸血による感染も例が報告されていますが、大部分は、性行為を介して皮膚や粘膜の傷から病原菌が体内に入り込み感染したケースです。
 ここで知っておきたいのは、梅毒は感染しても通常3週間は症状が出ないという点。つまり、自覚症状のないまま、この期間にパートナーに感染させてしまう危険性があるのです。またこの期間は、血清反応で感染の有無を調べる検査がまだできません。
 3週間を過ぎると、感染部分にしこりができたり、太ももの付け根のリンパ節がはれたりします。いずれも痛みはなく半月ほどで消えますが、放置すると血液を通して病原菌は全身へと広がり、やがては臓器に重い障害が出て、最悪の場合は死に至ることも。ひと昔前までは不治の病と恐れられましたが、ペニシリンなどの抗生物質により、現在では完治する病気になりました。早期に発見するほど治るまでの時間も短くてすむのです。
 ほかの性感染症と同様に、予防法としてはコンドームの着用、不特定多数との性的接触を避けることなどが挙げられます。自覚症状のある人はもちろんのこと、不安がある人も、パートナーとともに医療機関を受診しましょう。「過去の病気」と油断せず、自分自身の、そしてパートナーのからだのことをもう一度考えてみませんか。(伊藤綾/ライター・オフィスクリオ所属)

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2008/10/7 どうする「未病」:厚生労働省が「新型インフルエンザ専門家会議」を開催 毎日jpより転載

どうする「未病」:厚生労働省が「新型インフルエンザ専門家会議」を開催
 
 
 
2008年10月6日 毎日新聞
 
 毎年12月〜3月に猛威をふるうインフルエンザ。近年、この従来型のインフルエンザとは異なる「新型インフルエンザ」の発生が危惧(きぐ)されています。そんな中、厚生労働省が開いた新型インフルエンザ専門家会議では、「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」がまとめられました。しかし、そもそも新型インフルエンザって何? 新型インフルエンザってそんなに恐ろしいの? と、その実態を理解している人は少ないのではないでしょうか?
 新型インフルエンザウイルスとは、鳥類のインフルエンザウイルスが突然変異により、人から人へと感染するようになったもの。従来型と違う点は、免疫を持つ人がほとんどいません。そのためひとたび感染が拡大すると、世界的大流行を引き起こす危険性があります。近年、新型インフルエンザの発生が危惧されている理由は、インドネシアや中国などで流行している高原病性鳥インフルエンザが、新型インフルエンザに変異するのではないかと懸念されているからです。もし大流行した場合、感染者数は日本人口の4分の1、死亡者は最大64万人ともいわれています。
 今回の専門家会議でまとめられた内容では、予防策の一環として一般家庭で1人あたり20〜25枚のマスクを備蓄することが望ましいと公表。その際、綿織物を重ね合わせた「ガーゼマスク」ではなく、薬局やコンビニで市販されている「不織布製マスク」を推奨しています。
 ちなみに、過去の事例としては1918年「スペインインフルエンザ」、1957年「アジアインフルエンザ」、1968年「香港インフルエンザ」。最近では、インフルエンザではありませんが中国から発症したとされる「SARSウイルス」があります。日本では感染の被害が出なかったにもかかわらず、連日の報道による混乱ぶりは記憶に新しいことでしょう。いつ起こるか分からない未知の病気とはいえ、対策は早いに越したことはありません。日頃から意識をしながら、情報のチェックを心がけましょう。(手島慶/ライター・オフィスクリオ所属)

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2008/10/1 どうする「未病」:低カロリー天然甘味成分を合成 甘草の「グリチルリチン」に期待 毎日jpより転載

どうする「未病」:低カロリー天然甘味成分を合成 甘草の「グリチルリチン」に期待
 
 
 
2008年9月30日 毎日新聞
 
 「甘草(カンゾウ)から低カロリー天然甘味成分を合成する酵素遺伝子を発見!」−−。独立行政法人理化学研究所や京都大学、千葉大学などの共同研究チームが発表したこのニュースが今、食品・医学の各業界で話題を呼んでいます。
 マメ科の植物甘草(カンゾウ)は、漢方では最も基本的な薬草の一つ。のどの痛みやせきを鎮める薬として用いられているのはご存じの方も多いでしょう。実は、甘草にはもう一つの魅力があります。根茎から抽出されるグリチルリチンは天然の甘味料としても用いられ、世界的に大きな需要があるのです。人気の理由は、グリチルリチンは砂糖の150〜300倍の甘みを持つにもかかわらず、極めて低カロリーであること。メタボリック症候群の予防に役立つ甘味料として注目されているのです。
 しかし、野生の甘草は産地が限られていて、絶滅も懸念されています。そのため日本でも遺伝子を発見して、品種改良や栽培条件の最適化に役立たせられないかと研究が進められていました。今回の甘草の酵素遺伝子の発見は、将来の工業生産化へ向けての夢を抱かせるものとなったわけです。
 一般に、甘味料とは食品に甘みをつけるために使われる調味料のことで、これには天然甘味料と人工甘味料の二つがあります。天然甘味料は食品中に含まれている甘み成分を取り出し、精製、濃縮したもの。砂糖(和三盆、黒糖、三温糖)やハチミツ、メープルシロップ、麦芽糖などがこれに当たります。一方、人工甘味料は天然に存在しない甘み成分を人工的に合成した甘味料で、サッカリンやキシリトール、ズルチンなどが相当します。どちらが自然で体や健康のためによいかは、言うまでもないでしょう。
 ところで、注目を集めている甘草ですが、実は一歩先に天然甘味料として発売されているものがあります。それは、羅漢果(らかんか)。世界中で1か所、中国広西省・桂林周辺にしか生息していない貴重な植物で、甘草と同じく「砂糖よりも甘いのに低カロリー」なのが特徴。そのうえ、羅漢果には食物繊維もたっぷり含まれていることから、シミ・シワ対策など美容効果の面からも期待できるとのことで評判となっています。
 今回の甘草の酵素遺伝子の発見により、これまで以上に注目されることとなった天然甘味料。メタボリック症候群予防に大いに期待したいものです。(倭村英敏/ライター・オフィスクリオ所属)

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2008/9/23 どうする「未病」:高齢者の家庭内事故での死亡原因のトップは「やけど」 毎日jpより転載

どうする「未病」:高齢者の家庭内事故での死亡原因のトップは「やけど」
 
 
 
2008年9月22日 毎日新聞
 
 65歳以上の高齢者になると、転倒や転落などの家庭内事故も多くなりますが、死亡に通じる原因のトップは「やけど」、ということが国民生活センターの調査でわかりました。国民生活センターでは全国20箇所に、危害情報を収集する協力病院を設けて情報を収集。03年から07年度の家庭内事故の模様が明らかになりました。
 それによると、65歳以上の家庭内事故件数は4138件。この数字は65歳以上の事故全体の63.3%にあたり、家の外より内での事故のほうが多いということがわかります。中でも最も多い事故はというと、階段の上り下りや床を歩いているときの転倒や転落によるもの。
 しかし、死にいたる事故原因ではやけどが最も多く、なんと4分の3にあたります。浴室で熱い湯を浴びたとか着衣着火によるやけどが死亡原因のトップなのです。
 家の中を見渡してみると、なるほど、やけどを起こしやすい場所やものがけっこうあることに気がつくはずです。いざというときのために、知っておくと役立つ応急手当を紹介しましょう。
 
 ◇やけどの応急手当て
 
 [水で冷やす]すぐに患部を水で冷やしましょう。流水で冷やせない場合は清潔なタオルを当てて上から水をかけます。
 [タオルで覆って病院に]広い範囲や深いやけどでは、直ぐに病院に行きましょう。そのときは清潔なガーゼやタオルで軽く患部を覆うようにして、包帯は巻かずに。病院での処置に支障をきたすからです。
 [衣服は無理に脱がない]衣服の上から熱湯を浴びたりしたやけどでは、衣服は脱がさずに、衣服を着たまま流水を流すように。無理に衣服を脱がそうとすると、やけどを負った皮膚も一緒にはがれかねないからです。はさみで衣服を切るのも危険です。
 これから冬になると、特に高齢者や子どもは電気毛布や湯たんぽ、カイロを使うことが多くなるでしょう。気をつけたいのは低温やけど。低温やけどは、体温より少し高い熱に数時間さらされていると起こるやけどで、皮膚の最も深い皮下組織まで及ぶこともまれではありません。就寝前には切るとか、タイマーを1〜2時間にあわせておくなどの注意が必要です。(森下圭/ライター・オフイスクリオ所属)

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2008/9/18 どうする「未病」:柔らか食品ブームの一方で、かむ力を見直す動きも 毎日jpより転載

どうする「未病」:柔らか食品ブームの一方で、かむ力を見直す動きも
 
 
 
2008年9月15日 毎日新聞
 
 食欲の秋。スーパーやコンビニに並ぶ多種多様な食品のパッケージを眺めてみると、こんな語句をよく見かけませんか。「ふんわり」「とろーり」「なめらか」……。かんだ時の柔らかさや、口溶けの良さを売りにした商品が増えているのです。
 たとえば、ローソンが9月から販売を始めた「米粉パン」シリーズ。従来の小麦粉パンに比べて水分含有量が多い米粉パンは、しっとり、もちもちとした食感の良さが大きな特徴です。ほかにも各メーカーから、ご飯と同じくらい柔らかい食感の納豆、口の中でとろけるプリンなど、柔らかさをアピールする商品が続々登場し、いずれも好調な売れ行きを見せています。
 こうした「柔らか食品」ブームの一方、かむことの大切さを見直す流れも出てきています。独自製法でかみ応えをプラスし、手軽にかむ力を鍛えられるガム、これまでにない強いコシが売り物のそばなど、かむことに着目した商品も新たに登場しています。また、この秋からは、せんべいやあられなどの米菓に「かたさ度」を表示する動きも本格化。子どもからお年寄りまで、自分に合った硬さの米菓を選ぶ基準となるだけでなく、「かむ」ことを意識し直すきっかけになると注目されています。
 よく言われる食事作法の一つ、「よくかんで食べなさい」。これには科学的な根拠があります。かむ回数を増やすと唾液が多く分泌され、スムーズな消化を促進。また、かむことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎの予防にもなります。さらには、かむという動作が脳の血流を促し、脳の活性化や集中力のアップにつながることも指摘されています。
 ふんわり、とろ〜り、の食べ物を楽しむ一方で、たとえば小魚や乾物、繊維質の多い根菜など、かみ応えのある食品を意識的に日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。かむ力のアップに努めること。ひいてはそれが、将来もおいしく食事を楽しむことへと、つながっていくのです。(伊藤綾/ライター・オフィスクリオ所属)
 

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2008/9/8 どうする「未病」:「排せつ」の大切さを子どもたちに教える「うんち教室」開催 毎日jpより転載

どうする「未病」:「排せつ」の大切さを子どもたちに教える「うんち教室」開催
 
 
 
2008年9月8日 毎日新聞
 
 健康のバロメーターともいわれる排せつは、健康を保つために大切な行為ですが、子どものころの苦い経験を思い出される方も多いのではないでしょうか。小学生のころ、恥ずかしくてトイレに行けず、おもらしをしてしまったとか……。大人になっても、他人の目を気にしてつい我慢してしまったという経験をお持ちの方も。このようなことのないように、子どもたちに排せつの大切さを伝えたいと、日本トイレ協会と王子ネピアは「いいうんち研究所」という活動を2007年に始めました。
 同団体は07年に、公募によって集まった首都圏約90校の中から選ばれた5校の小学校で“排せつは自分の健康状態を教える大切な営みで、健康や環境を考える上でとても大切である”ことを教える学習プログラム「うんち教室」を実施。そこでは1週間分の排便の状態を記録できる「うんち日記」を配布するなどして食と排せつの関係、トイレや排便の大切さについてみんなで楽しく話し合いました。参加した子どもの保護者からは、「我慢せずトイレに行くようになった」「子どもの便を知ることで健康状態が分かって助かる」など、思っていた以上の反響が寄せられ、08年も首都圏7校の小学校で開催が決まりました。7月に1校実施。ほか9月に5校、10月に1校開催予定。
 また07年同教室で実施されたアンケートによると、家庭でのトイレ様式は99%が洋式、温水洗浄便座付きは61%という結果がでています。しかし家庭のトイレ環境に比べ、学校のトイレはいまだに“汚い”といったイメージが定着していることもアンケートでわかりました。他人の目を気にせずに、気持ちよく排せつできる空間作り。言葉で教えるのはもちろんですが、このようにトイレ環境から少しずつ改善することも、排せつに対する認識の変化に一役買うのではないでしょうか。(手島慶/ライター・オフィスクリオ所属)
 
【関連リンク】

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2008/9/1 どうする「未病」:“ボルト効果”で世界中から一躍注目を浴びる「ヤムイモ」とは 毎日jpより転載

どうする「未病」:“ボルト効果”で世界中から一躍注目を浴びる「ヤムイモ」とは
 
 
 
2008年9月1日 毎日新聞
 
 世の中には、ある日を境にそれまでの価値観ががらりと変わって突然注目を浴びるようになるというのはまれにあることですが、あるイモの成分が今、世界中で話題を呼んでいます。その名はヤムイモ。そして、価値観を一変させた運命の日は2008年8月16日。場所は北京、といえばおわかりでしょうか。
 陸上男子100mで9秒69の世界新記録を打ち立てたジャマイカのウサイン・ボルト選手(ボルト選手は200mでも世界新記録を樹立)。世界中の目がこのアスリートの驚異的な記録に釘づけになったのは、まだ記憶に新しいことでしょう。前人未到の快記録を生み出した理由について、彼の父親はこう語りました。
 「(世界新記録が出せたのは)子どものころから食べていたヤムイモのおかげだ」と。この一言がきっかけで、世界中のマスコミが「ヤムイモとは何ぞや?」となったのです。
 ヤムイモは、もともとヤマノイモやナガイモを含むヤマノイモ科の総称で、アフリカからアジア・南アメリカ大陸の赤道付近で栽培され、主食とされているもの。ボルト選手の祖国ジャマイカでは、薬効成分があると信じられており、滋養強壮剤としても重宝されていたことから、彼も少年時代よりずっとヤムイモを食べていたようです。
 このヤムイモ、改めて調べてみると栄養成分的にも優れていて、良質の炭水化物と食物繊維のほかにカルシウムや鉄分を豊富に含み、ポリフェノールも多いことから、活性酸素を抑制し、がんや動脈硬化などにも効果・効能が期待されるなど、健康面でもすばらしい食品であることがわかりました。
 北京五輪以降、“食べるレーザー・レーサー”ともてはやされているヤムイモ。エスニックレストランではさぞや大人気なのではと思い、さっそくジャマイカ料理の名店として知られる「アラウィ」(東京・恵比寿)と「ジャマイカーナ」(兵庫・神戸)に電話を入れてみました。
 ところが、意外なことにどちらも「問い合わせをたくさんいただいているのですが、うちではヤムイモの料理はやっておりません」とのこと。何でも生食のヤムイモは日本にはほとんど流通のルートがないそうで、仕入れの手段がないのだそうです。
 人気の影響を受けて今後どうなるかはわからないとのことでしたが、インターネットで調べる限り、現時点ではヤムイモは「ヤムスティック」などの菓子や健康茶、サプリメントとしての販売しかないようです。
 しかしながら、一人のアスリートの活躍によって食品業界のスターダムにのし上がったヤムイモ。健康面・栄養面でも優れていることが改めて見直されたことにより、近い将来、国内でもスーパーや八百屋さんでヤムイモが売られるようになる日が来ることを期待したいものです。(倭村英敏/ライター・オフィスクリオ所属)

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2008/8/25 どうする「未病」:体を動かすことが死亡リスクの低下につながる?! 毎日jpより転載

どうする「未病」:体を動かすことが死亡リスクの低下につながる?!
 
 
 
2008年8月25日 毎日新聞
 
 さまざまな生活習慣病に悩まされている現代人。その主な原因として食生活、睡眠不足、過度の疲労の蓄積など日々の不規則な生活が大きな原因に挙げられます。この度、生活習慣病予防に役立てる研究を行っている厚生労働省研究班「多目的コホート研究」から生活習慣とがん、脳卒中、心疾患などの病気との関係を明らかにする、興味深い研究結果が発表されました。それは「身体活動量と死亡との関連について」と「身体活動量とがん罹患との関連について」です。
 「身体活動量と死亡との関連について」では、仕事や余暇の運動を含めた1日の平均的身体活動時間を(1)筋肉労働や激しいスポーツをしている時間(2)座っている時間(3)歩いたり立ったりしている時間(4)睡眠時間に分けて調査し、対象者(計8万3034人)の平均的な身体活動量を求めました。その結果、身体活動量が多い人ほど死亡リスクが低下するという研究成果が得られています。
 また、「身体活動量とがん罹患との関連について」では、同じ条件で、7万9771人を対象に行われました。身体活動を増やすことで、がん罹患の危険性が低くなるという結果がでています。
 以上のことからも、身体活動の種類に限らず、日ごろから体を動かすことががん予防、ひいては死亡リスクの低下につながるということが分かります。そのためには夫婦での家事分担、休日に散歩するなど日ごろから体を動かすという意識を持つことが大切ですね。(手島慶/ライター・オフィスクリオ所属)
 
◎引用元:厚労省研究班による多目的コホート研究HPより(http://epi.ncc.go.jp/jphc/

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2008/8/14 海外旅行を悪夢にする「エコノミークラス症候群」に注意を! 毎日jpより転載

海外旅行を悪夢にする「エコノミークラス症候群」に注意を!
 
 
 
2008年8月4日 毎日新聞
 
 夏本番! 夏休みを利用して海外旅行を計画している人も少なくないでしょう。長時間飛行機の中で過ごさなければならない海外旅行で、心配なのが「エコノミークラス症候群」です。2002年にプロサッカー選手高原直泰さんが飛行機での移動中に発病、また20時間のフライトの後、空港で死亡した20代の女性の死因がエコノミークラス症候群であったことなどで、注目されはじめました。もちろん、エコノミークラスに乗る人だけでなく、ビジネスクラスでもファーストクラスでも、また、長時間のバスや電車の旅行でも起こるので、「旅行者血栓症」とも呼ばれますが、医学的には「深部静脈血栓症」といいます。
 症状は「胸の痛み」や「息ぐるしさ」、ひどい場合は呼吸困難に陥り、死に至る場合もあります。その原因は、飛行機などの乗り物に長時間同じ姿勢で座ったままでいることで、足の静脈の血が流れにくくなり、膝裏あたりの静脈に血の固まりができる。それが血管の中を流れてゆき、肺に詰って前記の症状を引き起こすのです。
 ただ、足の運動不足だけでなく、機内の乾燥も原因になっています。機内の湿度は5〜15%で、砂漠並みの乾燥。顔がカサついたり、静電気が出やすくなることでもわかりますが、体からは1時間に80ccぐらいの水分が失われていっています。結果、血液は濃くなり、血栓が出来やすくなるのです。
 しかし、この病気は原因がはっきりしているので、ちょっとした予防対策をすれば大丈夫です。8時間以上のフライトは要注意。次に挙げることを守るようにしてください。
 
 (1)1〜2時間ごとに、少し離れたトイレに立つなどして体を動かす。
 (2)座ったままでもできる運動を。足を伸ばしたり曲げたり、かかとの上下運動など。
 (3)体を締めつける服は避け、ゆったりとした服装でリラックスする。
 (4)1時間にコップ半分ぐらいの水分補給を。ジュースでもいい。
 (5)アルコールやコーヒーは利尿作用があるので、脱水の原因になる。度を越さないように。
 
 また、発病は機内や空港だけでなく、帰宅後に自宅で起こる場合もあります。エコノミークラス症候群の初期症状は片足のむくみや痛み。帰宅後、なかなか治らない場合は血栓ができていることも考えられますから、医師の診察を受けるとよいでしょう。(手島慶/ライター:オフィスクリオ所属)
 

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2008/8/14 先進国トップの喫煙率の日本。ユニークな禁煙補助品に期待 毎日jpより転載

先進国トップの喫煙率の日本。ユニークな禁煙補助品に期待
 
 
 
2008年8月11日 毎日新聞
 
 未成年者の喫煙防止対策の一環として導入された「成人式別ICカード(タスポ)」をはじめ、東京では都内タクシーでの終日禁煙など、たばこを取り巻く規制が強化されて1か月が過ぎました。
 JT発表の最新「全国たばこ喫煙者率調査」によると、日本人の成人男性の喫煙者率は約2016万人の40.2%(女性は約684万人12.7%)。だんだん減ってきているとはいえ、アメリカ・イギリスの20%台という数字から見ると2倍の多さで、日本人男性の喫煙率は、先進国の中でも依然トップを走っている状況です。
 喫煙とがん。昔からいわれていることですが、日本人全体では毎年約48万人が何らかのがんにかかっています。部位別の死亡者では男性では肺がんが最も多く、その割合はがん死亡全体の23%。喫煙とがんに因果関係はない(タバコが原因ではなく、「危険遺伝子」のせい)という一部の意見はあるものの、欧米の研究では、肺がんの原因の90%は喫煙が最大の原因と考えられています。
 しかし、これは言い換えると、様々ながんの発生原因の中でも、最も予防可能なことの証明にもなっています。即ち、喫煙しなければ、肺がんにかかるリスクは低い。そういう意味でも、肺がんは喫煙者が意識して量を減らせば、ある程度は未病の段階でとどめられる最たるものといえるでしょう。
 近年よく耳にする言葉に「ブリンクマン指数」という言葉があります。1日当たりの喫煙量×喫煙年数を表した数字で、例えば1日1箱(20本)のペースで20年吸い続けている人であれば、20(本)×20(年)=400。この「400」がブリンクマン指数となります。
 過去の研究から日本人について出されている数字を見ると、ブリンクマン指数が1200以上の人は、非喫煙者に比べると喉頭がんにかかるリスクが男性で約8倍(女性は約6倍)の高さ。一般に、肺がんについては「400」が要注意の数値といわれているだけに、気になる喫煙者の方は一度試算してみてください。
 健康の面からも喫煙者に対するしめつけが厳しくなる一方、やめたくてもやめられない喫煙者のために、百貨店に行くといろいろとユニークな禁煙グッズも登場しています。
 毎日3時間、あいた時間に耳につけるだけで効果があるという禁煙ピアスの「ゼロスモーク」。クリックして青が光ると「吸ってよし」、赤が光ると「吸ってはいけない」とサインで知らせ、ゲーム感覚的に徐々に青のサインの時間をずらせることによって喫煙本数をへらしていく「リンクマン」は、アメリカで大人気というふれ込みのグッズ。
 隣の韓国では、漢方薬の一つとして知られる「杜仲(とちゅう)」の葉をタバコの形にして吸う「禁煙草」が人気のようで、この禁煙草はタバコと同じスタイルながら、全くニコチンが入っていないため、似て非なるもの。禁煙補助品として人気のようです。
 国内品に目を向けると、パイプ、ガム、キャンディー、お茶などおなじみのものが多い中で、ユニークという点では“聞く禁煙グッズ”、その名も「薬奏CD 禁煙」が目を引きます。心地よい音楽にのった穏やかなメッセージを聞いていると自然にタバコがやめられるらしいのですが、「ストレスを抱えた喫煙者の心をほぐすサブリミナル効果を秘めた音楽」という評判が話題を呼んでいます。(倭村英敏=ライター・オフィスクリオ所属)
 

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2008/7/28 どうする「未病」 自転車通勤でエクササイズ&エコロジー 毎日jpより転載

どうする「未病」
 
 
 
自転車通勤でエクササイズ&エコロジー
 
2008年7月28日 未病mibyou.com
 
 「私たちは自転車通勤を応援します!」。小さなことから環境問題を変えていくために、自転車を軸とした環境保護活動を行っている民間団体、bycycle Ecoloy Japan (B.E.J)では、自転車通勤者を2012年までに10%から35%まで引き上げることを目指しています。例えば、北は秋田から南は福岡まで、定期的に自転車通勤イベント“Bike to work day”を開催。通勤コースにエナジーステーションを数カ所設けてドリンクやスナックを提供し、自転車通勤のきっかけ作りを精力的に行っています。8月13日東京、22日高松。ちなみに東京は毎月第2水曜に実施。
 「毎日自転車で通勤するのはツラい……」と考える人には、週末の軽いサイクリングからをおすすめ。体に一定の負荷をかけながら、ある程度の時間継続して行う運動を有酸素運動といいますが、有酸素運動は体内の糖代謝や脂肪代謝を改善したり、生活習慣病の予防に役立つといわれています。一定時間自転車をこぐことは有酸素運動であり、足腰を鍛える点から筋力トレーニングにもなるという、メタボにも効力を発揮する有効な運動です。
 ただし、脂肪燃焼などの効果を得るためには、一般には15分〜20分続けることが必要ですが、実際にはどれくらいのカロリーを消費するのでしょうか?アメリカスポーツ医学会が提唱したMETS法によると、計算式は以下のようになります。
 体重(kg)×METS数(METS)×運動時間(時間)=消費エネルギー(kcal)
 「METS」とは運動で消費したエネルギー量が安静時のエネルギー量の何倍にあたるかをあらわすもの。サイクリングでは「時速16kmで1時間」だとMETS数は規定で「5METS」。体重50kgの人だと「50(kg)×5(METS)×1(時間)=250(kcal)」となります。
 ちなみに時速20kmですと「8METS」となります。
 さらに、自動車通勤者を減らすことで、自家用車の排出ガス削減の効果も期待できます。1人を1km運ぶ時のCO2排出量は、自家用乗用車がダントツで、鉄道の約9倍。
 自転車通勤は有効なエクササイズであり、それ以上にエコロジーでもあるのです。(井上亜紀子/ライター・オフィスクリオ所属)
 

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2008/7/28 どうする「未病」 サマータイムで「睡眠障害」 学会が声明 毎日jpより転載

どうする「未病」
 
 
 
サマータイムで「睡眠障害」 学会が声明

2008年7月28日 未病mibyou.com

 世界の国々で「省エネ」「エコ」の流れが加速するなか、ここ数年、夏が来るたび日本で話題にのぼるのが「サマータイム制度」です。夏の太陽光を有効に使う目的で欧米各国などで実施されている、いわゆる夏時間制度のことで、エネルギーの節約が最大の利点に挙げられます。
 今年は北海道・洞爺湖サミットの開催もあり、例年に増して導入への議論が活発化。そんな中、日本睡眠学会が先日こんな声明を発表しました。
 「サマータイム制度は健康に悪影響を及ぼし、結果として経済的損失を生じさせる」という、制度への反対意見です。
 同学会の分析はこうです。
 サマータイム制度の導入で睡眠や生体リズムに乱れが生じ、睡眠障害の引き金に。その結果、医療費が増大し、加えて体調不良により仕事の作業効率は低下。経済的損失は年1兆2000億円に上ると学会は試算しています。
 そもそもサマータイムとは、どんな制度なのでしょうか。アメリカ合衆国の場合、3月の第2日曜に時計を1時間早め、11月の第1日曜に元に戻します。「夏の間だけ時計を進める」というイメージがありますが、このように実施期間は約8カ月と長く、カナダやヨーロッパの国々にも同様です。
 実は日本でも終戦後の一時期、サマータイムが実施され、米軍の占領終了とともに廃止された過去があります。近年、省エネの見地からサマータイムを見直す動きが出始め、04年には超党派の国会議員による「サマータイム制度推進議員連盟」が発足。地球温暖化対策の切り札と期待する意見もあります。
 欧米と比べて高温多湿の日本で、果たして省エネの効果は上がるのか、さらには導入によって残業が増えないか、など様々な議論も起きています。
 そして今回、日本睡眠学会が指摘した「睡眠障害」という新たな問題。同学会は声明文の中で「国民の間で活発な議論が起こることを期待する」とも述べています。
 学会が一石を投じたことにより、サマータイム制度についての議論は今後さらに活発化しそうです。(伊藤綾/ライター・オフィスクリオ所属)
 

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2008/7/2 どうする「未病」 美肌の大敵‘紫外線’ 毎日jpより転載

どうする「未病」
 
 
 
美肌の大敵‘紫外線’
 
2008年7月2日 未病mibyou.com
 
 紫外線は春先から初夏にかけて強くなります。お茶の水女子大学大学院の近藤和雄教授によれば、
 「オゾン層がなかったとき、生命体は陸に上がれなかった。それは直接、紫外線を浴びたら死んでしまうからです。それほど紫外線とは毒性の強いものなんですよ」
 紫外線の浴びすぎは皮膚の弾力やはりを作るコラーゲン、エラスチンを壊します。このため日焼けはしわやたるみ、しみやそばかすなどのトラブルを引き起こすわけです。
 さらに日焼けは皮膚がんの原因にもなることが明らかです。7月の紫外線は想像以上に強いので、注意が必要です。
 近藤先生によれば、紫外線は体内の活性酸素を増やすことから、食生活にも気を配ったほうがいいといいます。
 「いろんな料理からできるだけ多くの抗酸化物質を摂るのが理想ですね。例えばちゃんこ鍋などの鍋物は野菜からポリフェノールを中心とした抗酸化物質が大量に摂れるので、よいと思います。実はこれ、あるラジオ番組で一緒だったあるタレントさんに教えてもらったんですが、ちゃんこを食べると翌日に肌がつるつるになるんだそうです」
 ちゃんこは具だけでなく、汁も残さず飲むのが正しい食べ方。
 「汁には野菜の栄養分がたっぷり溶け出しています。これを摂ることも美肌に一役買っているのかもしれませんね」
 暑い夏はただでさえ食欲が落ち、体力が低下するもの。食生活を充実させることはとても大切なのです。
 「土用のウナギなども夏ばてを予防するための生活の知恵といえますね。最近はコンビニや外食産業が普及してきましたが、家庭で料理を作らないとなかなか必要な栄養分を摂ることができません。美肌のためにも健康のためにも、手料理を心がけてほしいですね」
 

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2008/7/2 どうする「未病」 ビール酵母は天然のサプリメント 毎日jpより転載

どうする「未病」
 
 
 
ビール酵母は天然のサプリメント
 
2008年7月2日 未病mibyou.com
 
 俗に『ビール腹』といわれるように、ビールにはメタボを引き起こすイメージがあります。しかしメタボになるのは飲みすぎや食べすぎによるカロリーの過剰摂取が主な原因で、実はビール自体は健康にいい飲みものなのです。
 ビールは、植物(大麦)を原料にしています。麦芽由来の栄養素に加え、ビール酵母が麦汁をアルコール発酵させる過程でいろいろな成分が作り出されます。その結果、出来上がったビールにはビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、イノシトール、葉酸などのビタミンB群のほか、カルシウムやリン、ナトリウム、カリウムなどのミネラル、アミノ酸類などがたっぷり含まれているのです。
 これらの栄養をビールよりもさらに多く、且つバランスよく含んでいるのが、ビール酵母です。ビール酵母は、ビールの出来上がりとともに役割を終えますが、血圧を下げる、血糖値を下げる、血中の脂質を減らす、免疫を活性化させる、胃腸の調子を整えるなどさまざまな作用があることがわかっています。
 中でもとくに注目されているのが、昨今急増中の「脂肪肝」を改善してくれる作用です。カロリーの過剰摂取によって生じる脂肪肝は、自覚症状のないまま進行する「肝臓の未病」で、倦怠感などの症状が現れてくる頃にはかなり悪化していることが少なくありません。ビール酵母に豊富に含まれるビタミンB1とB6は、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンという善玉たんぱくを増やし、脂肪肝を改善してくれるのです。
 ビール酵母はビール製造過程の副産物で、植物由来であることから、安心してとることができる『天然のサプリメント』です。錠剤に加工されたものが市販されており、比較的安く手に入るので、検診などで脂肪肝を指摘された人は、活用してみるのもいいでしょう。もちろんビール酵母に頼るばかりでなく、ふだんからカロリー制限や運動も心がけるようにしてくださいね。
 福生吉裕(日本未病システム学会常任理事)

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新着記事

月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)