2008/8/19 ホルモン活性化 (4)更年期 漢方薬も助けに YOMIURI ONLINEより転載

体に柔らかな丸みを持たせたり、肌をつやつやにしたりして、美しさの源となる女性ホルモン。卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンが一定のリズムで増減し、バランスを保っている。
加齢による卵巣機能の衰えとともに訪れるのが、更年期障害だ。体が火照ったり、逆に冷えたり、めまいや動悸(どうき)がして、なんだか憂うつになる――。エストロゲンは、骨の強化や動脈硬化の抑制などの作用で体全体を守っているため、閉経を迎える50歳前後に分泌量が急低下すると、あちこちに不調が現れる。
中高年だけの問題と思われがちだが、実は30歳代後半ごろから、徐々に体質が変わっていく「プレ更年期」が始まる。若い女性でも油断できない。『プレ更年期からの女性ホルモン塾』(小学館)の著書もある美容家の吉川千明さんは、「不規則な生活や偏った食事、長時間パソコンに向かうストレスで、20歳代でも、卵巣機能が衰えることがある」と警告する。
女性ホルモンの低下を防ぐには、休養と適度な運動を取り入れ、ストレスをためないことが一番という。特に運動は、軽いストレッチ程度でも、心身両面のリフレッシュ効果が高い。
リラックスには、アロマテラピーやマッサージがよい。不調がある場合は、漢方薬が助けになる。症状に応じて、数種類を組み合わせることも可能だ。漢方薬は、男性の更年期障害にも効果がある。
内服薬などで、女性ホルモンを補う方法もある。吉川さんは、「ホルモン摂取には抵抗を感じるという声も聞きますが、医師の指示通りに使えば安全。豊かな人生を送るための選択肢としてほしい」と話している。(飯田祐子)
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2008/8/15 ホルモン活性化 (3)和食しっかり 夜ぐっすり YOMIURI ONLINEより転載
メラトニンは、脳の松果体で、必須アミノ酸のトリプトファンを原料に、セロトニンを経て合成される。
朝日が昇り、その光が目に入ると、セロトニンの合成が始まる。日没後、セロトニンからメラトニンが作られ、眠くなる。日の出を迎えるころ、メラトニンの分泌が止まり、目が覚める。
「この自然のリズムを無視し、夜間に活動する生活スタイルが珍しくなくなった。そのため、睡眠障害に陥りやすくなっている」と、東邦大学医学部の有田秀穂教授は指摘する。
熟睡のカギは、メラトニンとセロトニンの分泌リズムを整えることだ。まずは、目が覚めたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴び、しっかりとセロトニンを作ること。同じ動きを繰り返す「リズム運動」も、セロトニンを増やすことが分かっており、ウオーキングや水泳などのほか、ガムをかむだけでも効果があるという。
眠る時に部屋を暗くすることも大切。周囲が明るいと、メラトニンの分泌が妨げられるからだ。
メラトニンは、アメリカではサプリメントとして販売されているが、日本では医師の処方がないと入手できない。
トリプトファンは、良質のたんぱく源である大豆製品や、赤身の魚、肉に多く含まれる。セロトニン合成の際に必要なビタミンB6と一緒に取るとよい。
ハクサイやキャベツ、ケールなどの葉物野菜には、メラトニンそのものが含まれている。有田教授は、「バランス良く摂取するには、伝統的な和食が一番」と話している。
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2008/8/14 ホルモン活性化 (2)大豆や野菜でメタボ撃退 YOMIURI ONLINEより転載
糖尿病、高脂血症、高血圧を抑え、動脈硬化を予防・改善。メタボ撃退の切り札と期待されている。さらに、がん抑制効果の報告もある。
東京・銀座で「岡部クリニック」を開く岡部正医師によると、アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌されるが、なぜか、脂肪が増えるほど分泌量が減ってしまう。太ると生活習慣病にかかりやすくなるのは、アディポネクチンが少なくなるためなのだ。
アディポネクチンの分泌を高めるには、内臓脂肪を減らすのが最も効果的。岡部医師は、「20歳の時の体重が理想ですが、高すぎる目標は挫折の元。まずは、体重の5%減を目指しましょう」とアドバイスする。
同クリニックでの調査では、5キロの減量で、アディポネクチンが約4割アップする。速足でのウオーキングなど、中程度の運動を毎日10分ほど続けるのがお薦めだ。
アディポネクチンは、豆腐などの大豆製品に含まれるベータコングリシニンによって増加することが分かっている。食物繊維の多い緑黄色野菜、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富な青魚、マグネシウムを含む食品などにも、アディポネクチンを増やす効果がある。また、リンゴ、キウイ、トマトなどに含まれる植物たんぱくのオスモチンは、一部の立体構造がアディポネクチンと似ていて、同じ作用が期待できる。
中には、遺伝的にアディポネクチンが少ない人もいるので、岡部医師は、体形にかかわらず、血中濃度を測るよう勧めている。検査は、基本的にどの医療機関でも可能で、自費診療で数千円かかる。
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2008/8/13 ホルモン活性化 (1)ゆっくり筋トレ 脂肪分解 YOMIURI ONLINEより転載

体内の様々な活動をコントロールし、健康を支えるホルモン。このシリーズでは、乱れがちなホルモンバランスを整えて快調に過ごす方法を探る。まずは、成長ホルモンによる減量法から。
成長ホルモンには、発育期に骨を伸ばし、臓器や筋肉を大きくするほか、脂肪を分解させる強い働きがある。
東京大学の石井直方教授(身体運動科学)によると、成長ホルモンの分泌は、筋肉トレーニングで活性化される。筋肉は多くのエネルギーを必要とするので、鍛えて増やせば消費カロリーもアップする。
石井教授が「昼休みなどちょっとした時間にもできる」と薦めるのが、鍛えたい部分をゆっくりと動かし続ける「スロートレーニング(スロトレ)」。常に筋肉に力が入り、静脈を圧迫し続けるため、「高い負荷がかかっている」と体が錯覚し、たくさんの成長ホルモンが分泌される。
例えばスクワットなら、ゆっくりひざを曲げ、太ももが水平になったら、動きを止めずにひざを伸ばし始める。完全に立ち上がる直前に再びひざを曲げ始める。多少きついと感じる回数(5〜10回)を1セットとして3セット行う。週に2、3回やるのがいい。
筋トレの後、6時間程度は、成長ホルモンによる脂肪分解作用が続くという。その間に、ウオーキングなどの有酸素運動で分解された脂肪を燃やす。階段を使うなど、日常生活の中で体を動かすよう心がけるだけでも効果がある。
重要なのは、筋トレの後に有酸素運動という順番を必ず守ること。有酸素運動は成長ホルモンの分泌を抑えるため、順番が逆だと効果がない。




ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





