2008/10/12 甘みとつきあう (4)低カロリーな甘味料も YOMIURI ONLINEより転載

「糖アルコール」など、砂糖以外の甘味料を使った飲食料品は多い
肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が気になる人は、砂糖以外の甘味料を上手に利用すると良い。代表的なのは、キシリトール、マルチトール、エリスリトールなど「糖アルコール」と呼ばれるもの。ブドウ糖や果糖などに水素を添加して作る。
胃や腸で消化、吸収されにくいので、砂糖に比べカロリーが低いのが特徴。糖アルコールを製造販売している三菱商事フードテック(東京都千代田区)によると、砂糖は1グラムで4キロ・カロリーだが、マルチトールは1グラム、2キロ・カロリー。エリスリトールはカロリーゼロだ。
このほか、血糖値を急激に上昇させないことや、虫歯の原因にならないことも、健康にプラスになる。
糖アルコール以外に、たんぱく質などから化学的に合成された「高甘味度甘味料」もある。アセスルファムカリウム、アスパルテーム、スクラロースなどで、甘味度が砂糖の200〜600倍もあるので、少量で甘みが得られる。
これらの甘味料は、缶コーヒー、炭酸飲料、スポーツドリンク、ゼリー、ヨーグルト、あめ、ガムなど、様々な商品に使われている。コーヒーや紅茶に入れたり、料理に使ったりする甘味料も、粉状と液状の両方がある。どちらも、持ち運びに便利なように小分けした商品があり、使いやすい。
ただ、甘味料によっては、1度に大量に摂取すると、便が緩くなることがある。商品に注意書きがある場合、気をつけること。また、一時期、発がん性が疑われたこともあったが、現在市販されているものは、安全性が確認されている。安心して日常生活に取り入れることができそうだ。(本田麻由美、安田武晴)
| 種類 | エネルギー値(キロ・カロリー/1グラム) |
| 砂糖 | 4 |
| マルチトール | 2 |
| ラクチトール | 2 |
| パラチニット | 2 |
| キシリトール | 3 |
| ソルビトール | 3 |
| エリスリトール | 0 |
| 還元水あめ | 2.3〜3.4 |
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2008/10/11 甘みとつきあう (3)「腹八分目」で糖尿病予防 YOMIURI ONLINEより転載

「砂糖を控えれば糖尿病を防げるの?」。精糖工業会の内田豊・事務局長は、こんな質問をよく受けるという。糖尿病という病名から、原因は砂糖だと思われがちだが、それは誤解だ。
砂糖やご飯、パンなどの糖質食品を食べると、最終的にブドウ糖に分解されて血液中に取り込まれる。ブドウ糖は、脳や体の重要なエネルギー源のため、常に血液中に一定のブドウ糖量(血糖値)が維持される仕組みになっている。
この仕組みを担っているのが各種ホルモン。膵臓から分泌される「インスリン」は、食事をして血糖値が上昇すると、ブドウ糖を体の細胞に取り込んだり、肝臓や筋肉で蓄えたりして、血糖を下げる役割を担っている。
糖尿病は、このインスリンが不足したり、うまく働かなくなる病気だ。インスリンが働かないと、血液中のブドウ糖が体細胞に取り込まれなくなり、尿にあふれ出てしまう。すると、体では逆にブドウ糖が不足し、代わりに筋肉や体脂肪を分解してブドウ糖を作り出してエネルギーを補う。糖尿病が進むと太っていた人がやせるのは、このためだ。
糖尿病の原因は、遺伝子異常や感染症など様々だが、日本では95%が、運動不足などの生活習慣や内臓肥満が関係しているという。例えば、食べ過ぎや運動不足で高血糖の状態が続くと、インスリンを常に分泌しなければならなくなり、膵臓が疲れて分泌量が減ってしまうという訳だ。
日本の砂糖の消費量は年々減少しているが、糖尿病患者は増加を続け、今や予備軍も含め成人の6人に1人にあたる約1870万人に上る。糖質6割、たんぱく質2割、脂質2割という理想的な配分を目標に、腹八分目の食事を心がけたい。
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2008/10/10 甘みとつきあう (2)肥満予防に間食の勧め YOMIURI ONLINEより転載

肥満予防などのために、甘いものを控える人が多いが、管理栄養士で、せんぽ東京高輪病院(東京都港区)栄養管理室長の足立香代子さんは、「甘いものを含む間食を、積極的にとるべきだ」と提唱する。特に、仕事で夕食が遅くなりがちな人にお勧めという。
昼食から夕食までの間に何も食べないと、夕食時の空腹感が強く、つい食べ過ぎてしまう。まして、午後9時以降に大量に食べると、胃腸に負担をかけ、健康にも良くない。適切な間食をとっておけば、夕食の食べ過ぎを防ぐことができ、むしろ肥満防止になる。
間食のタイミングは、午後4〜5時が良い。よく「3時のおやつ」と言われるが、昼食が終わるのが午後1時ごろとすると、2時間程度しかたっていないので、適当とは言えない。
甘いものも、200キロ・カロリー程度なら食べても問題ない。200キロ・カロリーというと、おおむね和菓子1個分。甘いものを口にすることで、ほっと一息つくことができ、精神的な満足感が得られる。間食後の仕事のエネルギーにもなる。足立さんは、糖尿病患者にも、1日に、調味料に使う砂糖と、まんじゅう1個程度を認める食事療法を実践している。
和菓子のほかには、バナナ1本とカップのヨーグルト1個も良い。油と一緒にとると血糖値を上げにくくなるので、クルミやピーナツ入りのチョコレートなども適している。最近の菓子は、カロリーが表示されているものが多いので、参考にしてほしい。
注意しなければならないのは、一口食べると後を引いてしまう人。「大袋入りの菓子は、ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまう。小分けになった菓子なら、1袋食べ終わったところでやめられる」と、足立さんはアドバイスする。
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2008/10/8 甘みとつきあう (1)砂糖は脳のエネルギー源 YOMIURI ONLINEより転載

「甘いものは太る」と敬遠されがちだが、体内では重要な役割を担っている。このシリーズでは甘みとの上手なつきあい方を探る。まずは、砂糖の働きから。
紀元前の古代インドで最初に作られたとされる砂糖の語源は、サンスクリット語でサトウキビを意味する「Sarkara(サルカラ)」。日本には奈良時代に中国から伝わったというが、庶民に行き渡るようになったのは明治期のことだ。
ご飯やパンと同じ「糖質(炭水化物)」の仲間で、エネルギー量はご飯やパンの主成分デンプンと同じ、1グラムあたり約4キロ・カロリー。砂糖は太るというのは誤解なのだ。
では、他の糖質とどう違うのか。

上白糖も三温糖も、ご飯やパン、パスタなどと同じ糖質
「食べるとすぐエネルギーとして利用できることです」と、野村正彦・埼玉医科大国際交流センター長(神経生理学)が教えてくれた。
糖質を体内でエネルギーにするには、分子1個ずつに分解する必要がある。砂糖はブドウ糖と果糖が1個ずつ結合しただけなので、食べると数十秒で分解され、血管を通って全身に運ばれる。これに対してデンプンは、何万個もの分子が結合しており、分解するのに時間がかかるという。
砂糖が分解してできるブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源だ。筋肉や他の臓器は脂肪やたんぱく質もエネルギーとして使い、余ったブドウ糖は肝臓などに蓄えられるが、脳はほとんど蓄えられない。
「生命維持や記憶など高度な役割を担い、どの臓器よりも多くのエネルギーが必要な脳にとって、砂糖は即座に役立つすぐれもの」と野村さん。受験勉強や仕事で疲れた時、砂糖入りのコーヒーや1粒のチョコレートが、脳をすぐに活性化させてくれるという。


ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





