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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2007/3/9 後頭神経刺激が群発頭痛の緩和に有効な可能性 m3.comより転載

後頭神経刺激が群発頭痛の緩和に有効な可能性


提供:Medscape

Susan Jeffrey
Medscape Medical News

【3月9日】2報の試験で、難治性群発頭痛患者の治療選択肢としての後頭神経刺激の使用が裏付けられている。
第1の研究では、英国立神経・神経外科病院神経学研究所(ロンドン)とカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らが、中央値で20カ月の治療を受けた患者8例に関する長期経過観察結果を報告している。「後頭神経刺激は安全かつ有効な群発頭痛の治療選択肢となると思われ、原発性頭痛症候群における神経刺激療法の新しい時代が始まるかもしれない」とPeter J. Goadsby, MDを上級著者とする研究者らは結論する。
第2の論文では、ベルギーの研究者らが患者8例を対象としたプロスペクティブ(前向き)パイロット試験の結果を報告している。「後頭神経刺激は薬剤抵抗性の慢性群発頭痛の効率的な治療法であり、深部視床下部刺激よりも安全であるかもしれない」とリエージュ大学(ベルギー)のJean Schoenen MDを上級著者とする研究者らは結論している。
これらの試験は『Lancet』および『Lancet Neurology』オンライン版に3月8日付けで掲載された。
同じく3月8日付けの『Lancet』オンライン版に掲載されたこの論文に付随する解説で、INM Neuromed頭痛クリニック(イタリア、Pozzilli)のAnna Ambrosini, MD, PhDは、これらの試験で認められた後頭神経刺激の臨床効果は、視床下部深部脳刺激で認められる臨床効果よりも「若干弱く、発現が緩徐」なようであると指摘している。しかし、有害事象および安全性プロフィールは視床下部深部脳刺激療法よりも優れていると思われる。
「薬剤抵抗性の慢性群発頭痛における後頭神経刺激の臨床的有用性を確立するには、より多くの患者を対象とした試験を行う必要がある」とAmbrosini博士は結論している。「しかし、この2つの最近の試験から強力に示唆されるように、視床下部深部脳刺激を検討する前に薬剤抵抗性の慢性群発頭痛患者を対象とした後頭神経刺激の試験を提案することは妥当であると思われる」。
最も痛みが強い頭痛障害
群発頭痛は一般に最も痛みが強いタイプの原発性頭痛の一種であると認識されていると両研究グループはともに指摘している。慢性群発頭痛患者は「長年にわたり日常的な予防的薬物療法を必要とする、良くなることのない病気を抱えている」とGoadsby博士らは記述している。「薬剤抵抗性である場合、慢性群発頭痛はこれまで頭蓋内への侵襲的処置と神経切除でしか治療できなかった」。
視床下部後部の深部脳刺激を用いたこれらの頭痛の治療は効果的であったが、わずかながら致死的な脳出血の危険性を伴うと著者らは指摘している。難治性頭痛に対する後頭神経の末梢性刺激は、片頭痛、後頭神経痛等の他の適応症で用いられていると著者らは指摘する。
「多量の後頭神経注射に関するわれわれの経験、後頭神経刺激の効果に関する神経画像検査、深部脳刺激の合併症発現率と死亡率についての懸念に基づいて、われわれは難治性の慢性群発頭痛患者への後頭神経刺激インプラント植込みを始めた」とGoadsby博士らは記述している。
この論文でGoadsby博士らは、後頭下部に電極を植え込んだ患者8例における中央値で20カ月(範囲6-27カ月)の経過観察結果を報告している。1例目の患者を除く全例に両側性刺激が行われた。1例目の患者は当初、片側性刺激が行われ、後に両側性刺激が行われた。
頭痛発作の改善は、2例では著明改善(ぞれぞれ90%および95%の減少)、3例では中等度改善(40%、60%、20-80%)、1例では軽度改善(25%)と報告された。これらの6例はこの治療法が他の治療法よりも好ましいとした。残る2例は刺激時の頭痛の頻度について変化なしと評価した。このうち1例はこの治療法が他の治療法よりも好ましいとしたが、もう1例は他の治療法よりも好ましいとしなかった。
頭痛発作の重症度と頻度の両方の改善が認められたが、これらの改善は数週間または数カ月の間に発現した。しかし、例えば、電池消耗等でインプラントが故障すると、数日間で頭痛発作が再発したと著者らは注記した。有害事象にはリードの変位(1例)、交換を必要とする電池の消耗があった。
「疼痛が主として三叉神経の眼分枝で感じられる症候群は、関連する皮節の刺激によって改善できるという事実から、この治療法の基本原理は脳機能の変化の1つであることが示唆され、一方、治療効果発現までの時間は脳可塑性が意味するものの特徴をすべて備えている」と著者らは結論している。「この結果は患者に希望を与えるものであり、今回の症例や、さらなる症例の慎重な経過観察によって、原発性頭痛症候群の生物学を理解する十分な機会が得られる」。
長期間の刺激による変化
『Lancet Neurology』オンライン版に掲載された別の報告で、Schoenen博士らは薬剤抵抗性の慢性群発頭痛患者8例を対象としたこの治療法に関するパイロット試験の結果を示している。
患者には、頭痛が起こる側に後頭下神経刺激装置を植込んだ後、連続刺激の前後に日記に頭痛発作の頻度、強度、対症療法の詳細を記録するよう求めた。
1例では散発的な自律神経系の発作が持続したものの、2例ではそれぞれ16カ月および22カ月の経過観察後に頭痛が消失したとSchoenen博士らは報告している。別の3例では発作頻度が約90%減少した。
さらに別の2例では約40%の改善が認められ、このうち1例ではインプラントの植込み期間が3カ月間のみであった。残る1例は治療が無効であったため、4カ月後に刺激装置がシャットオフされた。この患者は刺激による麻痺が耐え難いとしたとSchoenen博士らは注記している。
平均経過観察期間は15カ月間(範囲3-22カ月間)であった。発作の強度は頻度よりも早く低下する傾向が認められ、残る発作は平均で50%改善した。1例を除く全例で予防薬の用量を大幅に減量することができた。
改善が認められたすべての患者では、刺激装置の電源切断または電池消耗による刺激の中断後、数日以内に再発および発作頻度の増加が起こった。
頭部および頭部外の痛覚情報処理の何らかの変化を評価するため、著者らは電気および圧刺激痛覚閾値ならびに侵害受容瞬目反射を測定した。後頭神経刺激によって痛覚閾値が有意に変化することはなかったが、侵害受容瞬目反射の振幅は刺激時間が長くなるにつれて増大したと著者らは注記している。
重篤な有害事象は認められず
「植込みから臨床的に有意な改善までに2カ月以上かかることから、この処置は上部脳幹または間脳中心レベルでの緩徐な神経調節プロセスを介して作用することが示唆される」とSchoenen博士らは結論している。
Goadsby博士らの試験は、すべての段階で外部資金の提供を一切受けていないと著者らは注記している。著者全員が頭痛の神経刺激療法に関する他の無関係の試験のため、Medtronic社およびAdvanced Bionics社からの金銭的支援を受けている。両社とも本試験には一切関与していない。



Lancet. Published online March 8, 2007.
Lancet Neurol. Published online March 8, 2007.
Medscape Medical News 2007. (C) 2007 Medscape

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)