2008/1/18 真皮縫合で傷目立たず 減量後の「たるみ」除去 YOMIURI ONLINEより転載
真皮縫合で傷目立たず
減量後の「たるみ」除去
(2008年1月18日 読売新聞)
東京都の会社員A子さん(29)は5年前、115キロあった体重を65キロまで落とすダイエットに成功した。2年をかけた食生活の見直しと運動という地道な努力の成果だが、困ったことが起きた。余ったおなかの皮膚が垂れ下がってしまったのだ。手術で取り除く方法があることを知り、昨年7月、東京都三鷹市の杏林大形成外科で手術を受けた。直後は、傷が大きく、痛みもあったが、半年後には傷跡も目立たなくなり、「思い切って手術を受け、すっきりしました」と笑顔を見せる。(館林牧子)
![]() |
A子さんが受けた「減量後手術」は形成外科では昔から行われてきた手術だが、杏林大形成外科教授の波利井清紀さんによると、ここ2、3年で、希望者の数が急に増えた。メタボリック・シンドロームが注目され、やせ志向が一段と強まるなかで、「今後、患者数はさらに増えるのではないか」とみる。
少々の減量なら、ゆるんだ皮膚は自然に縮んでくるが、年齢、性別に関係なく、減量も50キロ以上となると、かなりの皮膚が余ったままになってしまうことがある。A子さんはおなかと太ももの手術を受けたが、乳房や二の腕、背中も対象になる。
おなかの場合、女性なら下着で隠れるラインに骨盤の端から端まで横に切り込みを入れ、余分な皮を引っ張って切り取る。へその位置を決め、丸く穴をあけて縫いつける。背中の皮も余っている時は、腹巻きのように胴体を一周する形で切る。
乳房は、乳輪の周囲と下の隠れる部分を図のように切り、縫い縮めて乳輪の位置を上げる。二の腕や太ももは内側の皮を矢羽根のような形に切る。
技術的には難しい手術ではないが、「縫う距離が長いので、医師にとってはとにかく体力がいる仕事」(波利井さん)という。傷を閉じるには、まず皮下脂肪、続いて皮膚の下層の真皮と呼ばれる部分、そして、最後に皮膚の表面の部分を縫い合わせて閉じる。形成外科で行う、傷跡を目立たなくするための「真皮縫合法」という縫い方だ。真皮を縫っておくことで、皮膚の表面にかける糸を細くし、強く縛る必要がなくなる。
このように手間をかけて縫うため、手術時間は腹部だけで5〜6時間、腕や足は片方で2時間かかる。おなかと腕など離れた部分の皮を取る時は、1か所につき2人ずつ、合計で6人の形成外科医が同時に取りかかることもある。
5日程度の入院が必要で、費用は自己負担。杏林大では手術、麻酔、入院費の合計で、おなかだけなら120万円、おなかと背中を合わせると180万〜200万円。乳房だけの場合は100万〜120万円かかる。
この手術は、出産後や、年を取って垂れ下がった乳房や二の腕のたるみを除くためにも行われる。拒食と過食を繰り返して皮膚がたるんだ人が手術を受けることもある。
波利井さんによると、大学病院など規模の大きな病院の形成外科なら技術的に可能。美容外科クリニックで実施している可能性があるが、手術時間が長いので、安全に全身麻酔がかけられ、入院できる施設であることが必要だ。
手術の合併症としては、皮下に血腫(けっしゅ)がたまることがあるが、管を入れて除去すればほとんどが治る。傷跡は半年を過ぎると目立たなくなるものの、細い線は残る。手術後に再び太ってしまっても、皮はその分また伸びるので、問題は起きないという。
Comment(0) | Trackback(0)|最新医療情報|
2008/1/18 冷えを防ぐ (4)“熱い”男性 実は無防備 YOMIURI ONLINEより転載
冷えを防ぐ
(4)“熱い”男性 実は無防備
(2008年1月18日 読売新聞)

冷えはストレスによって自律神経の働きが乱れることでも起こる。冷えとストレスの関係に詳しい花王ヒューマンヘルスケア研究センターの矢田幸博副主席研究員によると、長時間労働などでストレスが長く続くと、自律神経の働きによって、血管が収縮して血流が滞りがちになり、体温が上がらなくなるという。
ストレスによる冷えは、男女共通だ。だが東京女子医大附属青山女性・自然医療研究所准教授の川嶋朗医師は「頭痛や肩こり、過敏性腸症候群、便秘症など、男性にも冷えがもたらす様々な症状が表れるにもかかわらず、男性は、冷えを女性特有の症状と思い込んでおり、冷えに対して無防備」と指摘する。「バリバリ働いている人は活動的で“熱く”見えるかもしれませんが、手足や体の内部は冷えている可能性がある」という。
川嶋医師は自分が冷えているかどうかを判断する方法として、朝、布団の中でチェックする方法を勧めている。目が覚めたら、まずわきの下に手のひらを挟み込む。次にその手をおなかの上に置いてみる。わきの下よりおなかの方が冷たいと感じたら、冷えている可能性があるという。
このほか女性が基礎体温を測るように、男性も毎日同じ時間帯の同じ状態の時に、体温を測ってみるといいという。「35度台後半から36度台前半が毎日続くようなら低体温です。男性も自分の冷えを疑い、体を冷やさない生活を心がけましょう」と助言している。
おしゃれのためにアンダーシャツやももひきを身に着けない。いつも冷たい飲料を口にする。入浴せずにシャワーで済ませる。運動不足。自分が冷えているかもしれないと思ったら、そんなライフスタイルを見直す必要がありそうだ。(生活情報部・月野美帆子)
Comment(0) | Trackback(0)|特集! ― 冷えを防ぐ ―|
2008/1/18 メタボリックシンドロームは女性とヒスパニック系の脳卒中リスクを倍増させる m3.comより転載
| メタボリックシンドロームは女性とヒスパニック系の脳卒中リスクを倍増させる | |||||||||||||
|
Comment(0) | Trackback(0)|メタボリックシンドローム関連 ― 最新情報 ―|
2008/1/18 ひざ痛 (8)テーブルつかまり足踏み YOMIURI ONLINEより転載
ひざ痛
(8)テーブルつかまり足踏み
(2008年1月18日 読売新聞)

しゃがむ姿勢や正座、坂の上り下りで痛むことがあっても「平地を歩くのは平気」という人は、なるべく平地を歩くようにしてほしい。じっとしていたら筋肉は弱り、こわばるが、歩けば、鍛えられ、血行も良くなるので、痛みを和らげることができるからだ。
このコーナーの1〜3回で紹介したストレッチで筋肉をほぐしてから、20〜40分程度歩く。週3回から始め、痛まなければ、徐々に回数や時間を増やしてよい。痛みが出たら時間を減らし、歩く速度を落とす。
歩き始めに痛みが出て、15分も続かないという人は、テーブルを用いた「つかまり足踏み運動」から始めると良い。ひざにかかる体重の負担を軽くした状態で運動できる。
テーブルの高さは通常の食卓ぐらいが適当。まず、テーブルに両手をついて、両肩が、その真上に来るように前かがみになる。
その姿勢で足踏みする。1回100歩で朝晩2回。楽になったら徐々に回数を増やし、1日600歩ぐらいを一週間続けられたら、ウオーキングも可能なはずだ。ただし、痛くなったら途中でやめること。
テーブルでの足踏みでも痛い人は、イスの座面に手を付いて行う。手にかかる体重が増すので、ひざへの負担がずっと軽くなる。イスの高さは、ひざより低いぐらい。イスで1回100歩、1日600歩が1週間続いたら、テーブルでの運動に進む。(順天堂大学整形外科教授・黒沢尚さん監修)


ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





