鍼灸・整骨の治療だけでなく、身体バランス調整を通した健康的な美容までのトータルケアを

京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/1/29 職場で自己管理 (1)疲れ目防止は姿勢から YOMIURI ONLINEより転載

職場で自己管理
 
 
(1)疲れ目防止は姿勢から

2008年1月29日  読売新聞)
 

 今日から始まるシリーズのテーマは「職場で自己管理」。パソコン作業に伴う肉体疲労やストレスなど、だれもが持つ悩みについて、ちょっとした工夫で改善が期待できる方法を紹介する。
 最初に取り上げるのは「疲れ目」。厚生労働省が2003年に発表した「技術革新と労働に関する実態調査」によると、パソコン作業で身体的な疲労を感じている労働者の9割が訴えているのが、「目の疲れ・痛み」だった。
 目の周りには、眼球を動かしたり、ピントを合わせるための筋肉がある。同じ姿勢で長時間、パソコン作業を続けると、これらの筋肉に疲れがたまり、目がしょぼしょぼしたり、充血するといった症状が出る。これが疲れ目だ。疲れが蓄積すると、眼精疲労になり、頭痛、ドライアイ、視力低下、不眠になる恐れもある。
 全国でも珍しい眼精疲労外来を掲げる「吉祥寺森岡眼科」(東京)の森岡清史院長は、「疲れ目には目を休める睡眠が一番。ただ、忙しい人にはマッサージも有効」と話す。例えば、3メートル先と30センチ先にそれぞれ目標物を設定し、3メートル先を5〜10秒見たら、30センチ先を5〜10秒見る。これを3分ほど繰り返す方法だ。
 「顔は動かさず、視線だけを移動させるのがコツ」と森岡院長。タオルを湯でぬらして絞り、まぶたの上に載せ、3分から5分ほどしたら、こめかみと、眉毛(まゆげ)の下の骨のくぼみ部分を押すというやり方もある。
 一方、パソコン作業に関する労働衛生教育インストラクターの高林克枝さんは「パソコン作業時の姿勢が大事」と強調。〈1〉画面と目は40センチ以上〈2〉ひじが直角になるようイスを調節〈3〉モニターに蛍光灯や光が入り込まないよう−−などの注意点を挙げる。
 「書類を整理する、コピーをとるなど、パソコン作業を中断することも大切」と高林さん。「作業環境を少し改善するだけで目の負担も軽減され、仕事の効率も上がるはず」と話す。(社会保障部・大津和夫)

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2008/1/29 卵巣癌:喫煙やアルコールとは関連しない m3.comより転載

卵巣癌:喫煙やアルコールとは関連しない

提供:WebMD

喫煙および飲酒は卵巣癌のリスクに影響せず、カフェインは役立つ可能性あり
Miranda Hitti
WebMD Medical News

【1月22日】喫煙および飲酒によって卵巣癌になりやすくなることはなく、カフェインは卵巣癌のリスクを下げる可能性がある。
この知見が得られたのは、30年近く追跡調査を行った110,000例を超える米国の女性看護師を対象にした卵巣癌の新規研究である。
看護師らは2年ごとに健康および喫煙に関する調査に回答した。ほとんどの看護師は4年ごとの食事調査にも回答した。
研究期間中に737例の女性が卵巣癌と診断された。
飲酒者、現在の喫煙者、および過去の喫煙者は絶対禁酒者および生涯にわたる非喫煙者よりも卵巣癌になりやすいということはなかった。
例外がひとつあった。粘液性腫瘍と呼ばれる特定の種類の卵巣癌は、現在または過去の喫煙者においては、全く喫煙したことのない女性の約2倍の頻度で発現した。そのような腫瘍が発現した女性の数が少なかったため、そうしたパターンがみられた理由ははっきりしない。
 
カフェインと卵巣癌
卵巣癌は、カフェイン摂取者においては、カフェインをまったく摂取しない女性よりも発現頻度が低かった。
カフェイン摂取量が最も多く、1日にコーヒー3杯以上に相当した女性は、カフェイン摂取量が最も少なかった女性と比較して、卵巣癌を発現する可能性が20%低かった。経口避妊薬または閉経後のホルモン療法を全く使用したことがなかったカフェイン摂取者においては、卵巣癌はさらに稀であった。
カフェイン含有コーヒーは卵巣癌のリスクの低下と関連したが、紅茶またはコーラはそうではなかった。
例えば、カフェイン含有コーヒーを1日に3杯以上飲んだ女性は、カフェイン含有コーヒーを全く飲まなかった女性と比較して、卵巣癌になる可能性が25%低かった。
しかしハーバードメディカルスクールのShelley Tworoger, PhDをはじめとする研究者らは、卵巣癌の予防のためにカフェインを試すよう女性に勧めてはいない。
この研究のような観察研究では因果関係は証明されない。すなわちTworoger博士らの研究チームはカフェインによる卵巣癌の予防について試験したわけではなかった。
 
卵巣癌の真相
卵巣癌は女性の生殖器の癌の中で最も致死的である。その高い死亡率は早期発見とスクリーニング検査がなされていないことが原因の一部である。
2007年6月に、米国癌協会、婦人科癌協会、および婦人科腫瘍医学会という3つの癌関連団体が、卵巣癌の可能性のある症状について女性に警告した。
共同声明において、それらの癌関連団体は、これらの症状がほぼ毎日、数週間以上みられる場合には医師を受診するよう女性に勧告した:
*鼓脹
*骨盤または腹部の疼痛
*摂食困難または早期満腹感
*尿症状(切迫または頻度)
それらの症状は必ずしも卵巣癌が原因とは限らず、卵巣癌では多くの場合、初期症状がみられない。



Tworoger, S. Cancer, March 1, 2008; vol 112.
WebMD Weight Loss Clinic Expert Column: "Healthier Ways to Get Your Caffeine."
WebMD Medical News: "Ovarian Cancer: 4 Early Signs."
News release, Wiley-Blackwell.
(C)2008 WebMD Inc. All rights reserved.

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2008/1/29 平成20年春の花粉飛散量、東日本で昨年に比べ1.5倍から3倍と予測  環境省 m3.comより転載

平成20年春の花粉飛散量、東日本で昨年に比べ1.5倍から3倍と予測  環境省
平成20年春の花粉総飛散量等の予測(確定版)について(お知らせ)(1/24)《環境省》  環境省は1月24日に、平成20年春の花粉総飛散量等の予測(確定版)をまとめ(P3参照)、花粉症に関する最新の科学的知見や関連情報を紹介する「花粉症保健指導マニュアル」を改訂し公表した(P5〜P46参照)。 平成20年春の花粉飛散量は、昨年春と比較すると、東日本では1.5倍から3倍と予測され、西日本ではほぼ昨年並みになると予測されている(P1参照)。特に、埼玉県と山梨県では、昨年の3倍を超える飛散量が予測されている(P3参照)。 また、スギ花粉の飛散開始日は例年に比べて5〜10日程度早くなるとみられている(P1参照)。

この資料をダウンロードする(無料)
(その1:1.7M)

Comment(0) | Trackback(0)花粉症関連 ― 最新情報 ―

2008/1/29 沈静から拡大傾向 インフルエンザ患者数4万4567人に m3.comより転載

沈静から拡大傾向 インフルエンザ患者数4万4567人に

記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年1月29日】
インフルエンザ:沈静から拡大傾向 患者数4万4567人に
 全国約4700の医療機関から国立感染症研究所に報告された今年第3週(1月14-20日)のインフルエンザ患者数が、今季最多の4万4567人(1機関当たり平均9・35人)になった。例年、流行のピークには1機関当たりの患者数が30人を超えることが多いが、感染研は「昨年末に報告が少なかった中部、四国、九州で増えた。さらに患者が増える可能性が高い」と、警戒を呼びかけている。
 都道府県別の1機関当たりの報告数は三重が22・6人で最多。愛知20・5人、香川18・6人、高知17・4人、徳島16・7人、静岡16・4人、愛媛16・3人、宮崎13・6人--と続いた。関東では群馬と千葉が全国平均を超えた。東京は5・5人だった。
 今季は、この20年で最も早い昨年第47週(11月19-25日)に流行が始まったが、学校が冬休みとなった年末年始にいったん、患者数が減っていた。
 患者の9割はAソ連型のインフルエンザで、流行開始時と変わっていない。
 感染研の安井良則主任研究官は「居住地域の流行状況に注意しながら、うがいや手洗いなど予防措置を徹底してほしい」と話している。【関東晋慈】

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月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)