鍼灸・整骨の治療だけでなく、身体バランス調整を通した健康的な美容までのトータルケアを

京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

2008/5/1 学生主体で予防啓発 摂食障害と向き合う/6止 m3.comより転載

学生主体で予防啓発 摂食障害と向き合う/6止


記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年5月1日】

摂食障害と向き合う:/6止 学生主体で予防啓発

 摂食障害につながる恐れがある過激なダイエット。その危険性を知ってもらおうと、浪速生野病院(大阪市)心身医療科部長である、生野照子・神戸女学院大学名誉教授を中心に予防の取り組みが進んでいる。「摂食障害は誰もがなりえる病気。声を上げていく母体が必要」と生野さんは話す。
 心療内科医として摂食障害患者を診てきた生野さんは、知識がないため重症化した患者を多くみてきた。「知識が抑止力になる」と、97年から同大で講義を始めたが、ダイエット行動を減らすまでの効果はなかった。参加型の予防活動の必要性を感じた生野さんは00年、学内にED(Eating Disorder=摂食障害)会を設立。ゼミの学生らが主体となって運営してきた。
 活動の3本柱は▽学内予防▽中高生対策▽家族や地域への啓発。勉強会の開催や中学高校への出前授業、啓発パンフレットの作製などを行ってきた。
 中高生対策に携わる同大大学院卒業生の福井恵さん(24)は「中高生はアイドルのような体形への願望が強いが、ダイエットの危険性を素直に受け止めてくれる」。ED会の中心メンバーだった白江恭子さん(22)も「勉強会の参加者には摂食障害の危険度が高い人もいた。知識を提供できてよかった」と話す。

   *

 取り組みは神戸親和女子大(神戸市北区)にも広がっている。
 「やせるのをやめようと言うだけではダメ」「健康的なダイエット法も提案したら?」 心理学科の一室。摂食障害を扱う三井知代准教授のゼミの学生5人が、学内で配る啓発パンフレットの内容を話し合っている。「一番伝えたいメッセージは?」。三井さんの問いに「3食きちんと食べることの大切さ。絶食は過食につながるから」と口をそろえた。 臨床心理士でもある三井さんは生野さんと共に予防活動を推進し、05年から同大で教えている。「学生の主体的な取り組みが自身の意識改革につながり、仲間にも良い影響を与える」と話す。
 二つの女子大では、学生らが予防活動キャラバンを結成。医師や臨床心理士、元患者らと連携し、地域へ働きかけていく予定だ。養護教諭や教諭向けの教材作成も模索する。
 01年には社会への情報発信を目指し、生野さん主導で「日本摂食障害ネットワーク」を設立。毎年、「摂食障害フェスティバル」を開き、情報交換と出会いの場を提供する。昨年11月、大阪で開かれたフェスティバルには約350人が集まった。

   *

 社会にはびこる「やせていることは美しい」とする風潮や情報。「体形を自己評価に結びつける傾向が小学生から見られる」と生野さんは危惧(きぐ)する。「あるがままの自分を受け入れ、自分の体を愛せるようになってほしい」。活動にはそんな願いが込められている。【川久保美紀】=おわり

 ◇女子大生、やせ願望強く

 肥満度を表すBMI指数。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったものだ。成人女性の医学的理想値は22で、17・5以下は摂食障害とされる。ED会が昨夏、関西のある女子大の学生対象に行った調査では、BMIの平均値は19・7。理想とする平均値は18・1で、やせ願望が強いことがうかがえる。
 また、神戸親和女子大の三井准教授が02年に阪神間の女子大生304人を対象に行った摂食行動異常の調査によると、15・8%(48人)が嘔吐(おうと)や下剤などで排出行動をとっていた。三井さんは「痩身(そうしん)を推奨するような雑誌や広告などメディアの影響も大きい」と話す。

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2008/5/1 弘前の結核発症者18人に m3.comより転載

弘前の結核発症者18人に


記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年5月1日】
 青森県弘前市役所で発生した集団結核で、県は30日、新たに12人の市職員らが結核を発症したと発表した。発症者は計18人となった。この中には職員のほか、家族ら近親者が5人含まれるという。いずれも命に別条はない。
 前回の検査では28人が感染し、うち6人が発症したと診断された。今回、弘前保健所が医療機関を通じてあらためて検査した。
 入院中の40代男性職員が昨年1月に発症した後、ことし3月に結核と診断されるまでの間に感染源になった可能性が高いという。

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2008/5/1 山梨県が麻疹対策確認 保健所や教委など、連休明けの流行警戒 m3.comより転載

山梨県が麻疹対策確認 保健所や教委など、連休明けの流行警戒


記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年5月1日】

はしか:県が麻疹対策確認 保健所や教委など、連休明けの流行警戒 /山梨

 神奈川県などで流行が始まっているはしか(麻疹(ましん))に対応するため、県は30日、県の担当者を集めた緊急の会合を開いた。県内では前年度、人の流れが激しい大型連休明けに流行が始まったため。国は感染拡大に向け今年から、中学1年と高校3年を対象に定期予防接種を始めており、市町村でも広報などを通じて積極的な呼び掛けを始めている。
 県健康増進課によると、前年度は連休明けの5月7日の42人をピークに計480人が感染し、7月下旬までに小中高校と大学計9校で10回の休校・学級閉鎖措置が取られた。県内では24日までに、患者は7人にとどまっているが、大型連休中に感染が広がることも予想される。
 会合には、県教委や保健所などの担当者約20人が出席。学校で生徒から疑われる症状が出た場合、早めの医療機関受診を指導することなどを確認した。
 一方、会合では、山梨厚生病院の池田久剛・小児科部長が「はしかの正しい知識」と題して講演。はしかは発疹(ほっしん)前5日から発疹後4日と長い間感染することや肺炎などの重い合併症を引き起こして死亡するケースもあることが紹介された。
 池田氏は、予防接種は流行前に受けることが必要で、対象年齢ではなくても周囲で流行が始まったら任意で受けることが重要と指摘。「はしかは怖い病気であることをもっと認識する必要がある」と述べた。【中村有花】

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2008/5/1 抗精神病薬によって高齢者の肺炎リスクが上昇する可能性 m3.comより転載

抗精神病薬によって高齢者の肺炎リスクが上昇する可能性 


提供:Medscape

ネスティッドケースコントロール分析で、抗精神病薬を服用する高齢患者では肺炎のリスクが高く、特に非定型抗精神病薬服用時に顕著であることが示される
Laurie Barclay


【4月23日】
抗精神病薬を服用する高齢患者では肺炎のリスクが高く、特に非定型抗精神病薬服用している場合に顕著であるというネスティッドケースコントロール分析の結果が『Journal of the American Geriatrics Society』4月号に報告されている。
「抗精神病薬は頻繁に処方されるにもかかわらず、特に高齢者においてしばしば重篤な有害事象を引き起こす」とユトレヒト大学医療センター(オランダ)のWilma Knol, MDらは記述している。「最近の研究で、非定型および定型抗精神病薬を使用する高齢者では死亡のリスクが高いことが示された。・・・2005年4月に、米国食品医薬品局(FDA)は、各種非定型抗精神病薬に関する17件のプラセボ対照臨床試験についてのメタアナリシスの結果に基づいて、高齢認知症患者の行動障害の治療における非定型抗精神病薬の使用に対する警告を発表した。
本研究の目的は、地域の薬局からの情報と退院記録を照合するPHARMOデータベースのデータを利用して、抗精神病薬の使用と高齢者における肺炎のリスクとの関連を検討することであった。
少なくとも1回抗精神病薬の処方を受けた高齢者22,944例からなるこのコホートにおいて、543例の肺炎による入院があった。各肺炎患者は、発症日を一致させ、無作為に選択した対照4例と比較された。発現日前の抗精神病薬の使用は、使用中、最近使用、過去に使用、使用なし(発現日から1年以内に抗精神病薬の処方がないと定義)のいずれかに分類された。
多変量ロジスティック解析から、抗精神病薬の使用と肺炎発症との関連の強さを決定することができた。
抗精神病薬使用中の場合、肺炎のリスクはおよそ60%上昇した(調整オッズ比[OR], 1.6; 95%信頼区間 [CI], 1.3 - 2.1)。リスクは抗精神病薬療法開始後1週間以内が最も高かった。認知症と診断されている高齢者を除外後も、同様の関連が認められた。
非定型抗精神病薬を使用中の患者では、定型抗精神病薬の投与を受けた患者と比較して肺炎のリスクが高かった(調整OR, 3.1; 95% CI, 1.9 - 5.1 vs OR, 1.5; 95% CI, 1.2 - 1.9)。明らかな用量・反応関係は認められなかった。
「高齢者における抗精神病薬の使用は、肺炎のリスク上昇に関連がある」と本研究の著者らは記述している。「このリスクは治療開始直後に最も高く、非定型抗精神病薬でリスク上昇が最も高かった」
本研究の制限としては、観察デザインであったこと、抗精神病薬療法の開始時にすでに存在していた肺炎を除外できなかったこと、精神科の診断、認知症の存在または抗精神病薬療法の対象となる基礎疾患に関するデータがなかったこと、肺炎の過小評価のため、偽陰性と誤って分類された可能性があること、医療記録を閲覧できなかったこと、投与に関する分類に誤りがある可能性があげられる。
「今回の結果から、肺炎の潜在的原因として抗精神病薬を見過ごしてはならないことが示唆される。根底にあるメカニズムはまだ推測の域であるが、臨床医は患者の嚥下障害および鎮静について観察する必要があるかもしれない」と著者らは結論する。「現時点では、高齢者において抗精神病薬療法を開始する前にリスクとベネフィットについて慎重に比較検討することが望ましい」

本解析のデータはPHARMOから提供された。本研究の著者らの情報公開によれば、関連する金銭的関係はないという。
J Am Geriatr Soc. 2008;56:661-666.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/5/1 おなかの計測で改心効果? メタボ対策、厚労省が期待 m3.comより転載

おなかの計測で改心効果? メタボ対策、厚労省が期待


記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年5月1日】
 健康診断で過去1年以内に「腹囲」(へそ付近の胴回り)の計測を受けた人は、食事や運動などの生活習慣に気を付けるようになる-。厚生労働省が30日に公表した「2006年国民健康・栄養調査」で、こんな傾向が明らかになった。
 国は本年度からメタボリック症候群対策として、健康保険組合などが実施する健康診断に「特定健診」として40歳以上を対象にした腹囲計測の実施を義務付けた。
 メタボの可能性があると判断する目安は男性が85センチ以上、女性は90センチ以上で、厚労省は「自分のおなかをみてどきっとすれば、生活改善のきっかけになるのでは」と期待している。
 調査は06年11月に実施。40-74歳のうち、1年以内に腹囲の計測をした経験がある人と、経験がない人に「腹囲コントロールのために食事や運動、生活習慣に気を付けているか」を尋ねた。
 生活習慣などに気を付けていると回答したのは、「経験がある」とした人のうち男性が72・9%、女性は81・6%。これに対し、「経験がない人」は男性が42・4%、女性は54・6%にとどまった。


中高年男性の半数がメタボ 厚労省調査、昨年と同水準

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年5月1日】
 厚生労働省が30日に公表した「2006年国民健康・栄養調査」によると、40-74歳のメタボリック症候群の該当者とその予備軍の推計人数は計約1940万人で、男性の2人に1人、女性の5人に1人に上ることが分かった。昨年公表した05年調査と同水準だった。
 このうち該当者は約960万人で、男性の24・4%、女性の12・1%だった。予備軍は約980万人で、男性の27・1%、女性の8・2%。
 厚労省は腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、高血圧、高脂血、高血糖の2つ以上に当てはまるとメタボリック症候群の該当者、1つの場合は予備軍としている。

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2008/5/1 尿酸はパーキンソン病の進行を緩徐化 m3.comより転載

尿酸はパーキンソン病の進行を緩徐化


提供:Medscape

ヒトの体内において自然に発生する代謝物で、かつ主要な抗酸化物質である尿酸はパーキンソン病の進行を遅らせる可能性があるため、同疾患の有効な治療薬となり得ることが研究により示されている
Pauline Anderson


【4月25日】ヒトの体内において自然に発生する代謝物で、かつ主要な抗酸化物質である尿酸はパーキンソン病(PD)の進行を遅らせる可能性があるため、同疾患の有効な治療薬となり得ると研究者らは結論している。
『Archives of Neurology』4月14日オンライン第1版に発表された同研究では、血清中尿酸濃度が高値の早期PD患者は、ドーパミン作動薬を必要とする段階まで進行する速度が、同濃度が最低の人たちの約1/2であることが認められている。こうした関連性は(女性より)男性の方がはるかに強かった。
 
重要でない副産物と考えられていた尿酸
 
長年にわたり尿酸は尿中に排泄されるだけの重要でない代謝産物と考えられていた、と同研究の著者の1人であるハーバード大学公衆衛生学部栄養・疫学科(Departments of Nutrition and Epidemiology, Harvard School of Public Health)(マサチューセッツ州、ボストン)のAlberto Ascherio, MDは述べている。しかし、これらの研究結果は、男性において最高の血清尿酸値とPD発現のリスク低下とが関連するという早期研究の結果と重なって、こうした尿酸に対する見方を変更させた。現在、尿酸は「我々が健康を維持するのに重要な役割を果たしている」という考え方がますます受け入れられつつある、とAscherio博士は述べている。「この2研究が相まって、これ(最新結果)が成功をおさめたと思われる」
 
PRECEPT研究のデータ
 
Ascherio博士らは、Parkinson Research Examination of CEP-1347 Trial (PRECEPT) のデータを使用した。PRECEPTはPDの動物モデルにおいて神経保護作用があることが認められているキナーゼ阻害薬の経口CEP-1347に関する2年間の大規模二重盲検ランダム化試験であり、CEP-1347が早期PDの進行を緩徐化できるかどうかを明らかにするためにデザインされたものであった。
PRECEPT研究では、米国およびカナダ各地の65施設において、2002年4月から2004年4月の期間に、30歳以上であり、ドーパミン作動薬の使用を必要としないPD患者806名を組み入れた。その後は定期的に、ドーパミン作動薬を必要とする機能障害について被験者を評価した。
 
尿酸は男性という性、肥満指数(BMI)、利尿薬の使用と相関
 
本研究でPRECEPTを選択したのは、PRECEPTがベースライン時点での血清尿酸値を測定した最大規模の研究であったためであるとAscherio博士はMedscape Neurology & Neurosurgeryに話している。ベースライン値は804例(男性517例、女性287例)について得られた。これらのベースライン濃度には、男性という性、肥満指数(BMI)、サイアザイド系利尿薬の使用、痛風および高血圧の既往歴との正の相関関係が認められた。
追跡調査期間中に、493例(61%)はドーパミン作動薬を必要とする段階まで疾患が悪化した。このエンドポイント到達のハザード比(HR)は血清中尿酸濃度の上昇に伴って低下し、五分位数の最高階級に属する被験者は最低階級に属する被験者の1/2の速度でエンドポイントに達した(HR 0.51、95%信頼区間[CI] 0.37-0.72、P<0.001)。
こうした関連性は女性(HR 0.77、95%CI 0.39-1.50、傾向に関するP =0.33)より男性(HR 0.39、95%CI 0.26-0.60、傾向に関するP<0.001)の方がはるかに強かった。
 
女性における他の保護メカニズム
 
男性は(女性より)尿酸とPD進行の緩徐化との関連性がはるかに強いことの理由は明らかではない。女性はもともと尿酸値が低く、神経保護に関連するこの代謝物の濃度が高い人はごくわずかであるとAscherio博士は述べている。「被験者数が少ないため、このことを確たる見解として述べることはできない。同時に、一般に女性は男性ほどPD患者がおらず、女性では他の保護メカニズムがあることが示唆される。こうしたメカニズムとしてはホルモンなどの因子が考えられる」とAscherio博士は話している。
フルクトース、アルコールなどのいくつかの食事因子は血清尿酸値を上昇させる傾向がある。一方、乳製品およびビタミンCは尿酸値を低下させる傾向がある。複雑なことに、ビタミンCは非常に強力な抗酸化物質でもあるが、と Ascherio博士は述べている。「たとえビタミンCを多く摂取しても、尿酸は減少するがアスコルビン酸は増加することがあるため、依然として神経保護には有効な可能性がある」
こうした食事に関する関連性はまったく観察的なものであるとAscherio博士は強調している。「PDのリスクを低下させる目的でこのことを大衆に勧告するのは時期尚早である」とAscherio博士は述べている。しかし、高尿酸値には神経保護作用があると思われるものの、腎臓結石、痛風、心血管疾患のリスクが高くなる可能性もあることは注目に値する。
抗酸化物質である尿酸は、細胞の生存および再生に重要な脂質、蛋白質などの分子を酸素が傷害する化学的過程である酸化から他の分子を保護する。「尿酸は酸素を捕捉し、他の分子が損傷されるのを予防する。尿酸は一種の酸素干渉剤(スカベンジャー)である」とAscherio博士は述べている。しかし、尿酸に関わる正確な保護メカニズムはまだ十分に解明されていないとAscherio博士は付け加えている。
Ascherio博士をはじめとする数名の共同研究者らは尿酸の前駆物質であるイノシンの安全性と忍容性を検討する第2相臨床試験を実施するため、既にMichael J. Fox Foundationから560万ドルの助成金を受け取っている。Ascherio博士らの主な目的は、サプリメントとして市販されているイノシンが安全に血清尿酸値を上昇させ得るかどうかを明らかにすることである。この試験は早期PD患者90例を組み入れ、最長2年間にわたり継続される予定である。「我々は非常に楽しみにしている」とAscherio博士は述べている。

この研究は米国立衛生研究所(NIH)および米加齢研究連合(American Federation for Aging Research)のビーソン支援プログラム(Beeson Scholars Program)の援助を受けている。PRECEPT研究は、Cephalon社およびH. Lundbeck A/S社の援助を受けた。完全に利用可能なPRECEPTデータベースの解析は、パーキンソン研究グループ生物統計センター(Perkinson Study Group Biostatistics Center)(ニューヨーク州、ロチェスター)が独立して実施した。この研究の著者のうち3名は資金援助を受けている。他の著者らは関連する金銭的関係がないことを開示している。
出典
Arch Neurol. Published online April 14, 2008.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/5/1 糖尿病「予備軍」含めると1870万人、4年で15%増 @nifty.comおよびm3.comより転載

糖尿病「予備軍」含めると1870万人、4年で15%増


2008年5月1日(木)19時7分配信 J-CASTニュース
 
   厚生労働省が2008年4月30日公表した「06年国民健康・栄養調査」によると、約1879万人の成人が「予備軍」を含めて糖尿病が強く疑われることがわかった。02年の前回調査に比べて250万人(15.4%)の増加。調査は06年11月、全国の約1万1000人を対象に実施。そのうち、血液検査を行った男女4296人の分析結果を06年10月の推計人口に当てはめて推計した。
 



糖尿病、約1870万人 成人5・6人に1人 予備軍含め、女性が急増 06年国民健康・栄養調査


記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年5月1日】
 成人の糖尿病患者と予備軍の総人数は2006年時点で約1870万人に上ると推計されることが30日、厚生労働省の「06年国民健康・栄養調査」で分かった。
 男性が880万人、女性は990万人で、5.6人に1人となる計算。02年の前回調査より250万人(15・4%)の増加で、このうち女性が200万人と大半を占めた。
 同省が糖尿病の患者数の調査を始めた1997年以降、増加の一途にあり、専門家からは「歯止めがかからず、ゆゆしき事態だ」との指摘が出ている。
 年代別の人口に占める割合は70歳以上が34・8%(男性35・4%、女性34・3%)と最多で、若い世代ほど少なくなっている。厚労省は「高齢化社会が急速に進んでいることが背景にあり、加えて国民の間で運動不足や高カロリーの食生活が広がっていることが大きな要因」(生活習慣病対策室)と分析している。
 調査は06年11月、全国の約3600世帯を無作為に抽出。4296人の血液検査結果や調査票への回答を基に、成人全体の推計値を算出した。
 それによると、血液中のヘモグロビン濃度が6・1%以上で、「糖尿病が強く疑われる人」(患者)が約820万人、濃度が5・6%以上6・1%未満で「糖尿病の可能性を否定できない人」(予備軍)が約1050万人だった。
 70歳未満の年代別人口に占める割合は、60代29・0%、50代23・0%、40代13・6%、30代4・1%、20代1・1%。2年よりも40代男性が6・2ポイント増えたほか、50代女性が5・5ポイント増、70歳以上の女性も6・0ポイント増となるなど中高年の増加が目立った。
 厚労省が02年まで5年ごとに実施していた「糖尿病実態調査」では、同年時点で糖尿病患者と予備軍の推計人数は計約1620万人。1997年は計約1370万人だった。

▽国民健康・栄養調査

 国民健康・栄養調査 国民の身長・体重や食品の摂取状況、飲酒や喫煙、運動習慣など健康面全般に関する厚生労働省の調査。毎年実施し、生活習慣病対策などの基礎資料としている。対象は全国各地から抽出した3000?4000世帯。1952年に「国民栄養調査」として始まり、健康増進法施行を機に、2003年から現在の名称になった。質問内容は喫煙のように毎年継続調査する項目のほか、社会状況に応じて数年おきに実施する項目がある。

▽糖尿病

 糖尿病 体内ホルモンのインスリンが不足するなどして血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気。遺伝的要因のほか、食べ過ぎや運動不足など、長年の生活習慣が引き金となって発症し、患者数が多いことから「国民病」ともいわれる。高齢者ほど発症リスクが高く、網膜症や腎臓障害などの合併症の危険性もある。

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2008/5/1 親が子の応援団に 摂食障害と向き合う/5 m3.comより転載

親が子の応援団に 摂食障害と向き合う/5


記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年4月30日】

摂食障害と向き合う:/5 親が子の応援団に

 ◇支援の技術、専門家が指導--「理解し、前向きになれた」

 「バイトに行きたくないな。また、怒られたらどうしよう」。娘役の女性が語りかけると、母親役は「バイトに行きたくないのね」と答える。次いで「不安を感じているのかな?」。娘役の言葉を受け止めつつ、その気持ちを推測して言葉を返すやりとりが続く。
 東京・新宿にある東京女子医大病院付属女性生涯健康センターで開かれている「ケアスキル講座」。摂食障害で通院している患者の家族を対象に、病への知識を深め、回復に導くケアのノウハウを学んでもらおうと、臨床心理士の小原千郷(ちさと)さんが06年に始めた。
 摂食障害から回復するには、身近な家族の理解と協力が欠かせない。だが、症状に戸惑ったり、接し方が分からず悩む親は多い。攻撃的になったり、怒りっぽくなる症状があることから、口論にもなりがちだ。
 小原さんは約5年間、同病院の患者の親の会に携わってきた。わが子の力になりたいと願いながら、知識不足のせいで空回りする親を数多く見てきた経験から「ケアをするには技術が必要」と言う。「コミュニケーションのとり方を少し変えるだけで改善する。身近な家族が良い相談役になれると、患者は安心し回復につながる」
 講座は最大6人までの少人数で、内容は、上手なほめ方▽話の聞き方▽メッセージの伝え方の計3回。隔週で開かれ、参加者は2人1組で交互に娘役と母親役を演じるロールプレーなどを通じ、効果的な会話の仕方を学ぶ。
 話を聞く時は真剣に耳を傾け、患者の気持ちを理解するよう努める。相づちやおうむ返しで共感を示すことが大切で、反論やアドバイスは禁物だ。
 例えば、親がつい口にしてしまう「まだガリガリなのに」「ちゃんと食べなさい」などの言葉。小原さんは「体重や体形、食べ物に関する論理的な議論は無駄だし、かえって有害」と説明する。摂食障害者は、体重や体形に極端にこだわる傾向が強いため、親が正論を訴えても平行線のままで口論になるケースが多いからだ。
 家族の心配を実感したいと、患者が無意識にこの話題を持ち出すこともある。「体重や食べ物のことを言い出したら、何か不安があるというサインかも」と小原さん。「心配事でもあるの?」と尋ねるか、取り合わないことが望ましいという。
 小原さんは「受け止めてもらっていると感じれば、患者は安心する。アドバイスを与えないことで、自分で解決しようとする気持ちを引き出す効果もあります」と話す。

   *

 受講した家族に話を聞いた。講座で得たスキルを家で実践した千葉県の主婦(47)は「私が体重のことを一切口にしなくなると、娘が自発的にご飯を食べるようになった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。大学生の長女は06年末から拒食症になり、体重が25キロも激減。「少しでも良くなってほしくて、一方的に意見を押しつけていたのかもしれない」と反省したという。「今後、体重が増える過程で出てくる恐れがある、うつや引きこもりなどの症状にも、対処していく心構えができた」
 東京都杉並区の主婦(55)も、次女が5年前から摂食障害になり、出席日数が足りずに大学を中退した。どう社会に戻ればいいのか思い悩む次女の姿に心を痛め、自身も不安に押しつぶされそうだった時に講座のことを知った。「娘との距離の取り方が分からなかったが、受講してから、娘の気持ちを理解して話を聞けるようになった」と晴れやかな表情で語る。「病気についてもよく分かり、きっと大丈夫だと前向きな気持ちになれた」
 小原さんは「本人に寄り添い、応援団になってあげることが大切。弱っている時に頼れるのも、本気で助けたいと思ってくれるのも家族だけだからこそ、そのサポートは強力だ」とアドバイスする。【川久保美紀】=つづく

 ◇家族の「愛情、信頼、見守り」が有効 ― 元患者調査

 東京女子医大病院では、回復した患者にアンケートを実施中だ。「家族がしてくれたことで回復に役立ったことは」との問いに、これまで寄せられた回答は「愛情。それを確認する期間が闘病中だった」「必ず治ると信じさせてくれた」「干渉せず見守ってくれた」「どんなにやせて醜くなっても、精神的に混乱しても、付き合ってくれたし、世間の目から隠そうとしなかった。どんな自分でも信じてくれた」--など。
 一方、「家族にされて嫌だったこと」については「食事内容、体形、体重について気にされたり、注意された」「現実がつらくてこの病気になったのに『わがまま』と言われて傷ついた」「『すべて食べればうまくいく』と言われた」「病人、障害がある、普通の子とは違うといった態度や言葉」--などの回答が寄せられた。

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2008/5/1 親ら、共に悩み・学ぶ 摂食障害と向き合う/4 m3.comより転載

親ら、共に悩み・学ぶ 摂食障害と向き合う/4


記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年4月29日】

摂食障害と向き合う:/4 親ら、共に悩み・学ぶ

 ◇振り回され疲弊、交流が救いに??「子を受け入れ、支えよう」

 娘の部屋で見つけた下剤と大量のダイエット茶。時々、異臭が立ちこめ、流れが悪くなるトイレ--。千葉県の50代の主婦が異変に気づいたのは6年前。日常の痕跡は高2の娘が食べては吐いている事実を物語っていた。
 高1の時、いじめが原因で不登校になった娘は「きれいになって見返してやりたい」とダイエットを始めた。高2で拒食症に。娘から笑顔が消えた。いじめのトラウマと大学受験のストレスで、体重は十数キロ減った。
 主婦が買い物に出掛けると、携帯電話に娘からのメールがひっきりなしに届き、ほしい食べ物を伝えてくる。どの店の商品かこだわるため、何度も引き返しては、娘の望む食べ物を買い歩く日々が2年続いた。
 ちゃんと食べて早く元気になってほしい。そう願っているだけなのに、何か言えば、すぐ口論になる。「お母さんは何も分かってくれない!」。裸足で外に飛び出し「死にたい」と泣き叫ぶ娘に、どう接していいのか途方に暮れた。夫は仕事ばかりで、娘の病を理解しようとしない。相談相手もいなかった。「全部、私が悪いんだ」。主婦は自分を責め続け、心労から突発性難聴になった。

   *

 わが子が摂食障害になった時、どう向き合えばいいのか分からず戸惑う親は多い。一番苦しいのは本人だが、体重や食事を巡って衝突し、症状に振り回されて親の方が疲弊してしまうことも少なくない。そんな親同士が悩みを分かち合い、助け合う家族会が全国各地にある。「ポコ・ア・ポコ」(千葉市)もその一つだ。
 同会は国立国際医療センター国府台(こうのだい)病院(千葉県市川市)で治療を受けた摂食障害患者の家族が01年に結成した。メンバーは約60人。月1回、同病院に集まり、悩みや愚痴などをざっくばらんに話し合う。病気の知識を深め子どもを支えていくための勉強会も開いている。
 代表を務める鈴木高男さん(61)は「親にも心の居場所が必要。話し合いの中から、自分の子どもに合った対処法を見つけることもできる」と話す。
 鈴木さん自身も、長女が中学1年から約10年間、摂食障害に苦しみ、同病院に入院した経験を持つ。治療を拒み続け、体重が24キロを切った時には娘の死も覚悟した。手のかからない「いい子」だった長女。「死にたい」と書き連ねたノートから悲痛な叫びが伝わる。「親の期待を先読みして、それに応えようと無理していたのかもしれない」。仕事にかまけ、家族を顧みなかった自分を責めた。
 摂食障害では、子どもと接する機会の多い母親の負担が重くなりがちだ。「母親の大変さを理解し、支えるのが父親の役割」と鈴木さん。自身が経営する喫茶店でも家族会を開き、相談に応じている。

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 「子どもにとって体重35キロがボーダーライン。超えるとパニックを起こす」「『やせることだけが自分にできることなのに、それを否定されたら生きていけない』と泣かれた」「身内から『甘やかすからだ』と非難された」。1月に同病院で開かれた家族会には、12人が参加し胸の内を吐露した。既に子どもが回復した親たちが助言する。
 前出の主婦も3年前から同会に参加している。「娘への接し方を教えてもらって楽になった」と語る。「今まで私がすべてのレールを敷いてきた。やっと、娘を大人として尊重し『自由にやりたいことをしなさい』と言えるようになった」。母親が変わると、娘も変わった。今は元気に大学に通っている。恋人もできた。
 「親は症状だけを見がちで、食べ吐き行為の裏で心に抱えているものを理解していないことが多い。まず、今の子どもの状態を受け入れることが大切」と鈴木さん。「答えは本人が見つけるもの。時間がかかっても焦らず、本人が自分で生活を改善し、自立するのを支えてあげてください」【川久保美紀】=つづく

 ◇心理的ストレスなど発症要因複雑

 摂食障害の発症原因を巡っては、親の育て方や家族関係に問題があると考えられていた時期もあったが、近年は変わりつつある。
 久里浜アルコール症センター(神奈川県横須賀市)の心理療法士、武田綾さんによると、こうした考え方が強かったのは70年代後半潤オ80年代。父親が仕事で不在がちな母子密着の家庭環境を背景に、母親の育て方に問題があったため発症するとみられていたようだ。
 もちろん、親の過保護や過干渉で子どもが自己主張できない▽無関心や放任などで愛情に飢えている--などのような家庭環境が、発症原因になるケースもある。だが、武田さんは「家族関係も一つの要因だが近年はむしろ、本人の資質や、やせ礼賛の社会的風潮、人間関係や進路などの心理的ストレスが複雑に絡み合って発症するというとらえ方が主流」と説明する。「適切な親子のかかわり方や支援のあり方を考えていくためにも家族会の役割は重要」と話す。

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 ■全国の主な家族会

 ★ポコ・ア・ポコ(千葉市)
 ホームページ http://homepage3.nifty.com/tumugi55/
 ★福島お達者くらぶ(福島市)
 ホームページ http://www.ipc.fukushima-u.ac.jp/~e100/index.htm
 ★マーサウの会(甲府市)
 同市住吉の住吉病院内(大河原さん電話055・235・1521)
 ★あゆみの会(大阪市)
 事務局電話090・3033・3197、メール ayuminokai@yahoo.co.jp

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2008/5/1 ALS原因の新遺伝子特定 新潟大、群馬大など m3.comより転載

ALS原因の新遺伝子特定 新潟大、群馬大など


記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年4月30日】
 全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の原因とみられる新たな遺伝子を特定したと、小野寺理(おのでら・おさむ)新潟大准教授(神経内科)と群馬大、長崎大のチームが28日発表した。論文が米専門誌に掲載された。
 患者の約1割を占める遺伝性ALSの研究を通じ、原因遺伝子の1つは既に発見されている。だが、その遺伝子によるALSは神経細胞の状態が、遺伝性でない(孤発性の)患者と異なるため、別の角度からの研究が必要とされていた。
 チームは、遺伝性の中でも数がかなり少ないタイプのALS患者の神経細胞に、孤発性の患者と同様「TDP43」というタンパク質がたまっていることに着目。患者3人の遺伝子を調べたところ、いずれもTDP43をつくる遺伝子に変異があることが分かった。
 孤発性の患者にこの遺伝子変異はないが、小野寺准教授は「遺伝性の患者でTDP43がALSを引き起こす仕組みを詳しく調べることで、孤発性の治療法研究にも役立ちそうだ」と話している。
(注)米専門誌はアナルズ・オブ・ニューロロジー



新潟大、新たなALS原因遺伝子発見 研究の進展に期待


記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年4月29日】
ALS:新潟大、新たな原因遺伝子発見 研究の進展に期待
 <健康>
 筋肉が次第に動かなくなる難病「筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)」の新たな原因遺伝子を、新潟大の小野寺理准教授らが発見した。
 この遺伝子による「TDP43」というたんぱく質の異常が症状を引き起こすとしている。異常は約9割を占める非遺伝性ALSでもみられることから、原因究明が大幅に加速すると期待される。26日付の米神経学会誌で発表した。
 ALSには遺伝性と非遺伝性があり、運動をつかさどる神経が侵され、症状が進むと自力呼吸も難しくなっていく難病。非遺伝性ALS患者の神経細胞には、TDP43というたんぱく質が蓄積することがわかっている。しかし、神経細胞が侵された結果として蓄積するのか、蓄積によって神経細胞が侵されるのかは不明とされていた。
 小野寺准教授らは、TDP43の異常がみられる一部の遺伝性患者を研究。TDP43をつかさどる遺伝子に異常が見つかったことから、TDP43が神経細胞を侵す原因のたんぱく質であるとした。
 これまで遺伝性ALSの大半は「SOD1」という遺伝子の異常が原因とされてきたが、神経細胞の組織が異なるため、互いの研究連携は不透明だった。小野寺准教授は「遺伝性の場合、モデル動物などをつくりやすく研究を進めやすい。ALS研究の進展が期待できる」と話した。【渡辺暢】

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2008/5/1 人とマウス、行動そっくり 種を超えた基本法則存在か m3.comより転載

人とマウス、行動そっくり 種を超えた基本法則存在か


記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年4月30日】
 マウスと人間の行動は動きの速さを別にすれば、休息の取り方などのパターンが全く同じであることを大阪バイオサイエンス研究所(大阪府吹田市)や東京大などの研究チームが突き止め、30日付の米科学誌プロスワンに論文を発表した。
 チームは、体内のリズムを生む遺伝子の機能を失ったマウスと、うつ病の人の休息パターンが同じことも発見。生物の行動の背後に種を超えた基本法則が存在する可能性を示すとともに、うつ病の原因究明にもつながる成果として注目される。
 発表したのは、同研究所の内匠透(たくみ・とおる)研究室長(神経科学)や山本義春(やまもと・よしはる)東大教授(生体情報論)ら。マウスはかごに入れ、重みに反応するセンサーを敷いて動きを記録。人には腕時計型の加速度センサーを着けて普通に生活してもらい、体の動きを記録した。
 活動時間や休息時間について、長いものや短いものがどんな頻度で現れるかを分析すると、パターンは全く同じで、人の動きを100倍の速さで早回しすればマウスと同じになることが分かった。
 山本さんは「人とマウスの脳には同じ回路があって、行動を支配する同じ法則を作り出しているのではないか」と語る。
 一方、体内のリズムをつくる「時計遺伝子」のうち「Per2」の機能を失ったマウスと、うつ病の人では、長い休息時間の頻度が高いというパターンが同じだった。
 Per2に変異のある人で睡眠障害が起こることは知られているが、うつ病との関係は不明だ。内匠さんは「時計遺伝子の機能が失われることで、うつ病になる可能性はある」と話している。

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