2008/5/7 老化で伸びる耳毛…知りたくもない!?身体の不思議 @nifty.comより転載
老化で伸びる耳毛…知りたくもない!?身体の不思議
2008年5月7日(水)17時10分配信 夕刊フジ
新緑の季節。空気のきれいな場所に遠出でもしたくなるが、ここでちょっと疑問。「空気が悪いと鼻毛が伸びる」というのはよく聞く話だが、これってホント?
さっそくナショナルの鼻毛カッター担当者に聞いてみた。
「データは取りそろえていませんが、確かに都会のほうが、鼻毛が伸びやすいとはいわれていますね。都会のほうが、鼻毛カッターも多く売れているんですよ」
ただし、これは鼻毛カッターに限らず、グルーミングシリーズ全般に見られる傾向であることから、「意識の高さもあるのかも」とのことだった。
さらに、耳鼻咽喉科の慶友銀座クリニックの大場俊彦院長に聞いてみると…。
「空気が悪いと鼻毛が伸びるのは、本当だと思います。僕も北九州にいたときに伸びが早かったんですよ」
ただし、近年は、男性の身だしなみが良くなりすぎて、鼻毛がなくなっている男性が増えているのだとか。
「鼻毛は本来、異物に対するフィルターの役割を果たすもの。それがなくなってしまうことで、風邪をひきやすくなったり、アレルギーになりやすいという問題があります」(大場院長)
鼻毛はなくてはならないものだが、ところで、「耳毛」はどうなのか?
「耳毛は本来、伸びなくて良いシステムですが、老化によって伸びてしまうもの。まゆ毛などが老化で伸びるのと同じです」(大場院長)また、ある毛髪の研究員はこう話す。
「耳毛が生える原因には、毛周期制御の乱れが起こり、成長期が長くなっている可能性と、毛の伸びるスピードが早くなっている可能性があります。いずれも、毛の成長を抑える遺伝子の働きが老化によって低下したためと考えられます」
体を守ってくれる毛と、全く守っていない毛。毛には不思議がいっぱいだ。
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2008/5/7 脱メタボへ電気の力…薬や運動に次ぐ第3の道 @nifty.comより転載
脱メタボへ電気の力…薬や運動に次ぐ第3の道
2008年5月7日(水)17時6分配信 夕刊フジ
電気の力で脱メタボ?−。電気の影響がある環境(電界)下でマウスを飼育した場合、脳に分泌される肥満と食欲を抑えるたんぱく質(BDNF)が増加することが7日までに、国立循環器病センター研究所(大阪府吹田市)や洛和会音羽病院(京都市)などの研究で分かった。論文はオランダの医学雑誌「ブレインリサーチ」電子版に掲載された。
メタボリックシンドロームや脳卒中の予防に効果が期待できるといい、人体に応用した機器を3−5年以内に実用化する計画。研究に当たった同センター病因部の柳本広二室長(48)は「体が不自由な人でも減量効果が見込める。薬や運動に次ぐ第3の道になるのでは」と話している。
柳本室長らは、高圧線に止まる鳥のように、近くに大きな電圧があり地面に接していない環境下では、体内に微弱な誘導電流が生じることに着目。絶縁体のアクリル板の下に高圧線を通した特殊なケージでマウスを飼育したところ、BDNFの増加が確認され、体重減少や脳萎縮(いしゅく)の予防、記憶力向上などの効果が出たという。
これまで体に直接電気を流した場合にBDNFが増加することは知られていたが、危険を伴うため実用化は困難だった。電界環境は人体に無害といい、週に数度絶縁体で作ったカプセルに入るなどの治療法が考えられるという。
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2008/5/7 傷ついた脊髄、自分の細胞で治る? 神経堤幹細胞、秘密を解明 m3.comより転載
傷ついた脊髄、自分の細胞で治る? 神経堤幹細胞、秘密を解明
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 | 記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社
【2008年5月4日】
神経堤幹細胞:傷ついた脊髄、自分の細胞で治る?--秘密を解明
体のさまざまな組織にあり、神経や筋肉などになる多能性を持つ「神経堤(しんけいてい)幹細胞」が、採取した組織によって存在する割合が違い、異なる性質を持つことを、岡野栄之・慶応大教授らがマウスの実験で突き止めた。この細胞はヒトにもあり、将来、患者由来の細胞を使った脊髄(せきずい)損傷などの治療に役立つ可能性があるという。 神経堤は将来、脳や脊髄になる部分と皮膚になる部分の境界に存在する細胞の集団。脊椎(せきつい)動物の発生初期だけに現れ、成長すると消えてしまう。 同大大学院博士課程の名越慈人(なりひと)医師と岡野教授らは、神経堤から分化した細胞が蛍光で光る遺伝子組み換えマウスを使い、骨髄と皮膚、脊髄から伸びた神経の一部「後根神経節」の3カ所から神経堤由来の細胞を採取した。
◇分化能力にも差
この中から、未分化状態の幹細胞をより分け、増殖能力があることを確認。さらに、神経や筋肉の細胞に分化する多能性があることも実際に確かめた。組織中に神経堤幹細胞が存在する割合は、後根神経節が細胞1000個に1個に対し、骨髄では1000万個に1個。分化能力も元の組織によって違うことが分かった。 一方、神経堤幹細胞が血流にのって移動し、生まれる直前に骨髄に入る過程をマウスの胎児で追跡。骨髄の中に神経を生み出す幹細胞が存在する理由を初めて明らかにした。 後根神経節は脊髄の隣にある。岡野教授は「将来的には、脊髄損傷の患者本人から採取した神経堤幹細胞を治療に使える可能性もある」と話す。すでにヒトの皮膚や後根神経節から神経堤幹細胞を採取し、培養する研究を始めているという。 米科学誌「セル・ステムセル」4月号で発表した。【須田桃子】 |
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2008/5/7 ダニで感染、日本紅斑熱に注意 拡大懸念、和歌山県内でも m3.comより転載
ダニで感染、日本紅斑熱に注意 拡大懸念、和歌山県内でも
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 | 記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社
【2008年5月3日】
健やかわかやま:ダニで感染、日本紅斑熱に注意 拡大懸念、県内でも /和歌山
ダニにかまれて感染する急性感染症、日本紅斑熱(こうはんねつ)が全国で広がっている。古座川町国民健康保険明神診療所の森田裕司所長は先月、松江市で開かれた日本感染症学会で県内の感染状況を発表した。 日本紅斑熱は84年、徳島県で初めて確認され、99年に保健所への届け出が必要な感染症(4類感染症)に指定された。07年は全国で前年の2倍、過去最高となる98件が報告され、感染の拡大が懸念されている。 森田所長は94年ごろから調べ始め、県内で07年までに38人の発症を確認。このうち15人は古座川町で見つかったほか、海岸から10キロ以内の地域に集中しており、日本紅斑熱の疑いのある死亡例もあるという。 病原菌の一種であるリケッチアを保有するマダニに刺されて感染し、2-8日で発症する。40度近い高熱が数日間続き、手のひらをはじめ全身に赤い斑点が現れる。治療にはミノサイクリンなどのテトラサイクリン系の抗生物質が有効で、感染症によく処方されるセフェム系は効かない。 森田所長は「感染そのものを見落とし、死因不明のまま亡くなった患者もいるだろう。治療できる疾病なので、広く知ってもらうことが大切」と注意を呼びかけている。【加藤明子】 |
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2008/5/7 メタボリックシンドローム「知ってる」87% 内閣府調査 m3.comより転載
メタボリックシンドローム「知ってる」87% 内閣府調査
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 | 記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社
【2008年5月4日】 メタボリックシンドローム:「知ってる」87%--内閣府調査 内閣府は3日、「食育に関する意識調査」の結果を発表した。心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)について、「意味まで知っていた」との回答は87・6%で、前回調査(07年3月)より10・3ポイント増加した。「食育推進基本計画」の10年度末までの目標「認知度80%以上」を3年早く達成した。 調査は今年2-3月に全国で20歳以上の3000人を対象に面接方式で実施し、1745人から回答を得た。 メタボリックシンドロームの「言葉も意味もよく知っていた」は58・5%、「意味も大体知っていた」は29・1%だった。予防や改善策を継続的に行っている人は34・2%だった。【木下訓明】 |
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2008/5/7 SYNERGIE試験:生活習慣の管理によって体脂肪分布とメタボリックシンドロームのリスクファクターが低下 m3.comより転載
SYNERGIE試験:生活習慣の管理によって体脂肪分布とメタボリックシンドロームのリスクファクターが低下
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 | 提供:Medscape
| 21世紀はウエスト周囲径との新たな闘いであり、臨床医は高リスクの腹部肥満患者のリスクファクターを改善するために体重以外の因子も考慮すべき Michael O'Riordan | |
【4月29日】(トルコ、イスタンブール)以前高コレステロール値と闘ったのと同様、21世紀はウエスト周囲径との新たな闘いであり、高リスクの腹部肥満患者のリスクファクターを真に改善するには臨床医は体重以外の因子も考慮すべきであると、進行中の生活習慣修正研究の首席治験責任医師であるJean-Pierre Despr醇Ps博士(ラバル大学、ケベック州ケベックシティ)は断言した。 イスタンブールで開催されたEAS 2008:第77回アテローム性動脈硬化症欧州会議において、Despr醇Ps博士はSYNERGIE試験の中間結果を発表した。この試験は、メタボリックシンドロームの特性を有する肥満男性に、心臓代謝リスクを低下させることを意図して食事および運動習慣を修正するために食事療法士および運動療法士の指導を定期的に受けさせることの臨床的ベネフィットを評価するために設計された「シンプルな研究」である[1]。 「少なくとも世界中の多数の国々における喫煙、高コレステロール値、および他のリスクファクターとの闘いにおいては、我々は顕著な改善を成し遂げたと私は考えている」とDespr醇Ps博士は述べ、臨床医が高血圧およびアテローム性動脈硬化との闘いに使用する薬剤はほぼすべて揃っているとも言及している。「しかし残念ながら我々には腹部肥満や2型糖尿病に伴うウエスト径の問題が残されている。これは心臓血管疾患リスクを低く維持するには問題を引き起こすだろう」。 体脂肪の分布を変える Despr醇Ps博士はSYNERGIEの1年経過後の知見を発表する記者会見で、患者の体重がどのように増加しているかについて、もっと大きな関心をもつ必要があると述べた。同様の体重超過の被験者の中でも、腹腔脂肪または内臓脂肪組織の多い被験者は、過剰な皮下脂肪組織を有する被験者と比較して、心臓血管疾患のリスクがより大きかった。腹部脂肪の大まかで簡単な尺度であるウエスト周囲径の測定によってこのリスクファクターを測定することができたが、実際に測定している臨床医は約25%しかおらず、代わりに、あてにならないBMIに頼ることを選択している。 SYNERGIEの目的は、食事療法士と運動療法士の指導を月1回受けることによって、他のメタボリックシンドロームの因子と同様に内臓脂肪を減らせるかどうかを明らかにすることであったと、Despr醇Ps博士は説明した。食事療法士は患者が食べそうにない食物を押しつけるのではなく、患者の好みを配慮しつつ健康によい食事に修正するため被験者と協力し、運動療法士は生活習慣に合った方法で身体的活動性を高めることを試みた。「我々の目標は被験者をマラソンランナーにすることではなかった」とDespr醇Ps博士は述べた。 治験責任医師らは、ウエスト周囲径≧90cm、トリグリセリド>150mg/dL、および高比重リポ蛋白(HDL)コレステロールレベル<40mg/dLの患者を研究対象に含め、経口耐糖能試験によるスクリーニングの後、糖尿病の患者を除外した。合計144例の患者を生活習慣修正プログラムに、26例の患者を通常の臨床治療に無作為に割付けた。スクリーニングを受けた患者の約40%が耐糖能障害を有しており、無作為割り付けに含められた。 SYNERGIEの治験責任医師らは、生活習慣修正プログラムによってメタボリックシンドロームの多数の因子が有意に改善したことを明らかにした。ベースラインと比較して、血漿トリグリセリドレベルは有意に低下し、HDL-コレステロールレベルは上昇した。生活習慣修正プログラムに無作為に割り付けられた患者は、低比重リポ蛋白(LDL)-コレステロール粒子の大きさおよび炎症マーカーと同様に、アポリポ蛋白Bおよび重要なコレステロール比も改善した。身体の健康に関しては、より多くの生活習慣修正群の患者が運動をしており、トレッドミルで測定した身体的作業能力および様々な心拍数の尺度が顕著に改善した。 重要なことは、生活習慣の修正によって、一部の患者は体重が変化しなかったにもかかわらず、ウエスト周囲径が約9cm減少したことであった。しかしCTの分析から、食事療法士と運動療法士の指導を受ける群に無作為に割り付けられた患者における脂肪の分布が有意に変化したことが明らかになった。1年後の時点で内臓脂肪は半分以上減ったと、Despr醇Ps博士は報告した。 外は毒だらけのジャングル... メディアに対して、Despr醇Ps博士は、大部分の患者は少なくとも診察室では食事および運動の習慣を変える気になっているが、最も多く食べられている食品がフレンチフライ(フライドポテト)であり平均的な人が1日に5 - 6時間テレビを観るような現実世界の「toxic jungle」(少なくともカナダではそうである)に一旦戻ると、それが非常に難しいことがわかると述べた。「予防は効果があったが、我々は患者に運動すべきだ、ダイエットをすべきだと言うだけですませてはならない。なぜならもしそれらの気の毒な患者が何のサポートや支援も得られなければ、それらには効果がないだろう」と博士は述べた。 食事療法士と運動療法士の指導を月1回受けるための費用は年間約1000ドルであり、心臓と代謝に関して非常に大きなベネフィットがあることを考えると、これは手ごろな金額である。興味深いことに、通常の治療群の患者は1年の間にカロリー摂取量を減らしたと報告し、治験責任医師に食事のカロリーを1日に500kcal以上減らしたと述べていることに、Despr醇Ps博士は注目した。患者は何をどのくらい食べているかを実際にはわかっていなかった。なぜならそれほどカロリーを減らせば体重が有意に減少しただろうが、実際にはそうではなかったと、Despr醇Ps博士はheartwireに語った。「もし患者が健康に良い食事をしていると言っても、それは信用してはいけない」と博士は述べた。ほとんどの糖尿病クリニックは患者に年2回しか受診を求めておらず、そのようなレベルのモニタリングでは不十分であると、博士は述べた
出典 1.Despr醇Ps JP on behalf of the SYNERGIE investigators. Lifestyle management of abdominal obesity and related cardiometabolic risk: the SYNERGIE trial. EAS 2008: 77th European Atherosclerosis Society Congress; April 27, 2008; Istanbul, Turkey. | | | |
| | | Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape |
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2008/5/7 乳幼児の喘鳴の診断法についてのまとめ m3,comより転載
乳幼児の喘鳴の診断法についてのまとめ
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 | 提供:Medscape
| 臨床上の疑いに基づいて的を絞った診察と診断的検査を開始することが、乳幼児の喘鳴の原因特定に有用であるとの総説。 Laurie Barclay Medscape Medical News | |
【4月25日】乳幼児の喘鳴の原因を特定するには、臨床的疑いに基づいて的を絞った診察と診断検査が有用であるという総説が『American Family Physician』4月15日号に発表された。 「乳幼児の喘鳴はプライマリケアの診療でよく見られる問題のひとつである」とノースイースタン・オハイオ大学医学薬学部、Forum Health家庭医学センター(ヤングスタウン)のLisa Noble Weiss, MD, MEdが記している。「乳幼児の40%が3歳までに喘鳴の発症エピソードを持ち、6歳までに1回でも喘鳴を発症する乳幼児はほぼ半数に及ぶ。再発性の喘鳴を繰り返すのは喘息の場合がもっとも多いが、その他の原因についても鑑別診断で考慮する必要がある。」 小児の喘鳴に多い原因は、喘息や気道過敏症の他に、アレルギー、感染症、胃食道逆流症(GERD)、閉塞性睡眠時無呼吸などがある。具体的な感染症としては、細気管支炎、気管支炎、肺炎、上気道感染症などがある。 それよりは少ないが気管支肺異形成、異物吸引、嚢胞性線維症も喘鳴の原因になる。その他に稀な原因として、閉塞性細気管支炎、先天性の血管奇形や気管気管支奇形、うっ血性心不全、嚢胞性線維症、免疫不全疾患、縦隔腫瘤、原発性線毛機能不全症、腫瘍・悪性新生物、声帯機能不全などがある。 病歴上での手がかりには家族歴、発症年齢、喘鳴のパターン、季節性の増悪、突然の発症などがあり、これらは診断に役立つ。摂食、咳、気道疾患、体位変化に伴って喘鳴が起きることも手がかりになる。 病歴に基づいて疑われる臨床診断について、的を絞った診察と診断的検査を開始すべきであり、診察所見や検査結果も有用な情報になるはずである。喘鳴が繰り返し起きるか予期せぬ喘鳴の発症エピソードが1回あり、気管支拡張薬に反応しない小児には胸部レントゲンが適応となる。病歴や身体所見に基づき喘息が疑われる場合には、診断的肺機能検査を行うべきである。 臨床実践への各推奨(エビデンスの強さはすべてC)は以下の通りである。 ・5歳未満の小児における再発性喘鳴の原因としては喘息の可能性がもっとも高い。 ・年少小児における喘鳴の原因としてもっとも多いのは、喘息、アレルギー、GERD、感染症、閉塞性睡眠時無呼吸である。 ・気管支拡張薬に対する反応性が、喘息とその他の喘鳴の原因との鑑別に役立つ。 ・喘鳴が繰り返し起きる、または気管支拡張薬に反応しない喘鳴の発症エピソードが予期せず1回ある場合には、胸部レントゲンを実施すべきである。 喘鳴とともに見られる兆候と症状が、診断を推定する重要な手がかりになる。摂食、咳、嘔吐に伴う喘鳴はGERDを示唆するため、24時間pHモニタリングやバリウム検査による評価を行う。 体位の変化に伴って現われる喘鳴は、気管軟化症または大血管異常である場合があり、血管造影、気管支鏡、胸部レントゲン、コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴断層撮影(MRI)、心エコーなどの診断的検査を、場合によってはそれらを組み合わせて実施する必要がある。 聴診でのクラックルや発熱がある場合は肺炎の診断が考えられ、胸部レントゲンで確定できる。 喘鳴と咳が発作的に発症するパターン、気管支拡張薬治療への反応がよいことが喘息の目印になる。アトピー性誘発物質はアレルギー検査で判り、肺機能検査が診断に有用である。アルブテロールの治療的試用で喘息が確認できる場合もある。 頸部を屈曲すると喘鳴が増悪し、過伸展させると消失する場合は、血管輪の診断が予測される。この診断は血管造影、バリウム検査、気管支鏡、胸部レントゲン、CT、MRIを用いて行う。 心雑音や心肥大または、呼吸困難に伴わないチアノーゼがある場合は、心疾患が疑われる。こうした臨床所見の他に、血管造影、胸部レントゲン、心エコーなどの診断的検査を単独または組み合わせて実施するのが適している。 複数回の気道疾患の履歴があり、成長が遅れ気味の小児の喘鳴は、嚢胞性線維症や免疫不全疾患が原因である場合がある。そうした場合には、線毛機能検査、免疫グロブリン値、汗クロール試験が適している。 喘鳴に季節性変化のパターンがあり、特に鼻孔拡大(nasal flaring)または肋間陥没が見られる場合には、細気管支炎(呼吸器合胞体ウイルス[RSV]によるものがもっとも多い)、クループ、アレルギーが原因として考えられる。胸部レントゲンが有用である。 喘鳴に流涎が伴う場合は、喉頭蓋炎の診断が考えられる。これは頸部レントゲンで確認できる。突然発症する喘鳴と息の詰まりは異物吸引を示しており、直ちに気管支鏡を実施すべきである。 「病歴や身体所見で喘息が疑われる場合は、臨床ガイドラインは肺機能検査を推奨している」とWeiss博士は記している。「8歳以上の小児では肺活量測定がもっとも正確であり、気道の閉塞と過敏性の検出が可能である。米国喘息教育予防プログラムの現行のガイドラインでは、5歳以上の小児に肺活量測定を推奨している。」 肺活量測定は3歳以上の小児でも用いることができるが、年少小児では標準値が確立されていない。 「メタコリン(Provocholine、Roche Laboratories社製)、冷気、運動による気管支負荷試験の結果の異常は、喘息を特異的に診断する強いエビデンスになるが、こうした検査は診断がはっきりしない症例でないかぎり一般的に不必要である」とWeiss博士は結論で述べている。「4歳以上の小児における治療有効性の判定には、診察室でのピークフロー検査が有用である。ピークフローはやり方次第で変化するが、気管支拡張薬の使用前後の努力呼出肺気量を比較し、患者の治療反応性の推移を見るには有用である。」
Weiss博士の開示情報によれば、関連する金銭的利害関係はない。 Am Fam Physician. 2008;77:1109-1114. | | | |
| | | Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape |
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2008/5/7 「血1滴で万病診断、5年待って」 ノーベル賞田中さん asahi.comより転載
「血1滴で万病診断、5年待って」 ノーベル賞田中さん
2008年05月07日
島津製作所の田中耕一フェロー(48)が7日記者会見し、02年のノーベル化学賞受賞後に5年先の目標として語った「血液1滴から様々な病気を分析出来る技術」について「人間の体内はもっとシンプルだと思っていたが認識が甘かった。実現にはあと5年かかりそう」と述べた。  |
5年間の研究成果を説明する島津製作所の田中耕一フェロー=京都市中京区 |
研究室では、従来型の数十倍の感度でたんぱく質を分析でき、がんなどの早期発見につながると期待される新型分析装置の試作機を初公開。秋ごろから内外のがん研究機関などに貸し出し、「万病診断」の実現に向けた実証実験を始める。試作機の能力アップや費用の削減が現在の主な課題だという。 また、ノーベル賞を受賞した技術で作った分析装置が当時1台しか売れず、その後参入した米メーカーなどに市場を席巻された「失敗」をふまえ、「当時は社内外に『会社に入りたての人間がすごい発明をしたはずがない』という呪縛があった。権威にとらわれず、優れた基礎技術に資金を投入して使えるモノに育てるのが今後の私の使命」と話した。 03年に設立された「田中耕一記念質量分析研究所」の5周年を機に会見した。
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