2008/7/9 水と健康 (1)就寝前にコップ1杯 毎日jpより転載
(2008年7月9日 読売新聞)

成人の体の60%は水。元気に過ごすには、よい水を選び、効率よく摂取することが大切だ。飲み水と健康の関係を整理してみたい。
成人が通常の生活の中で、汗や尿として失う水分量は1日で約2・5リットルに及ぶ。日本医科大腎臓内科教授の飯野靖彦さんは「食事でとる水分は約1リットル。季節や運動量にもよるが、毎日1〜2リットル程度は水を飲んでほしい」とアドバイスする。
水は体内の細胞に行き届き、そこで発生した老廃物や代謝産物を絶えず運び、尿や汗として排泄(はいせつ)する働きがある。飯野さんによると、睡眠中でもひと晩で1リットルも汗をかくという。
「血液が濃くなりやすいので寝る前や起きた後に、コップ1杯の水を飲めば脱水の予防になる」と語る。
夏本番となるこれからの季節、注意したいのは脱水症。高齢者の場合、脱水症状のサインである、のどの渇きを覚えず、脱水症が進行してしまうことがある。体の80%を水分が占める乳幼児も同様だ。脱水を簡単に見分ける方法には〈1〉わきの下が湿っていない〈2〉つめを押した後2秒以内に赤くならない――などがあり、試してほしい。
激しい運動時には、スポーツドリンクで脱水症を予防したい。塩分や糖分が適度に含まれて吸収しやすいからだ。万一、熱中症などで激しい脱水症状に見舞われた場合は、大量に失われた塩分を早急に補給したい。その場合、スポーツドリンクよりも塩分が濃い経口補水液が効果的だ。自宅で水1リットルに砂糖40グラムと塩3グラムを混ぜて作れるが、大塚製薬から医師の指示で飲む経口補水液も販売されている。
大塚製薬工場メディカルフーズ事業部の山下良浩さんは「脱水時には、吐き気も伴うので、経口補水液を少量ずつ飲ませるのがこつ」と話す。
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2008/7/9 たばこ「火消し」条例あっちもこっちも 癌学会は要望 asahi.comより転載
たばこ「火消し」条例あっちもこっちも 癌学会は要望
2008年7月8日 朝日新聞
日本癌学会(広橋説雄理事長)は4日、全国初の公共的施設の禁煙条例(仮称)の制定を目指している松沢成文・神奈川県知事に、「国の対策に先鞭(せんべん)をつけ、今後の日本のたばこ規制を牽引(けんいん)する画期的な政策」として、実現を求める要望書を送ったことを明らかにした。
条例をめぐっては、どこまでを「公共的施設」とみるかで様々な意見が出ている。要望書では、乳幼児や妊婦、病気の人は、発がん物質に対する感受性が高いと指摘。たばこの煙に接する可能性がある場所は「全面的な規制措置の対象とすべきだ」とし、学校や職場も規制するよう要望している。
■「禁煙」か「受動喫煙防止」か
受動喫煙を防ぐため、松沢成文・神奈川知事が今年度内の制定を目指す「公共的施設における禁煙条例(仮称)」。賛否両論が渦巻く中、県議会6月定例会の各委員会で本格的な論戦が始まった。「名称を変えるべきだ」「誰が違反者を取り締まるのか」「県税収入にかかわる」。いきなり厳しい意見が相次いだ。
「禁煙条例」か、「受動喫煙防止条例」か――。
条例の名称を巡り、県議会厚生常任委員会が2日、紛糾した。自民党の牧島功氏が「受動喫煙防止のための条例を作るなら、表題を受動喫煙防止条例に変えるべきだ。禁煙条例のままでは議論を進められない」と強硬にかみついたからだ。
牧島氏は「条例の目的と表題に大きな乖離(かいり)があり、県民に誤解を招く。禁煙条例なんて刺激的な言葉を使う必要はない。どうして賛否の対立をあおるような構図を作りたがるのか」と述べた。
それに対し、県側は「条例の名称と中身の整合性を図るべきだ、という議論も一つの視点として考えていきたい」と応じた。しかし、牧島氏は「条例の表題を受動喫煙に変えて出直してこい」と突き返した。
委員会は2時間ほど中断。再開後、県側は「9月定例会に報告する条例の骨子案で(牧島)委員の意見を反映し、名称の変更を検討する」と答えた。
牧島氏はその後も、「県外や海外の人にどのように周知させるのか」「新幹線は多摩川を越えて県内に入ったら喫煙車両も禁煙になるのか」「違反者の取り締まりは誰がやるのか」と、条例の「実効性」をただした。
県側は「骨子案を出す段階までには整理したい」と述べるのが精いっぱいだった。
総務政策常任委員会でもこの日、原油・原材料高騰のあおりを受けて厳しい見通しの県税収入の面から禁煙条例を巡るやりとりがあった。
土井隆典氏(自民)が「たばこ税の収入は安定しており、地方自治体にとってありがたい。(禁煙条例の施行は)県税収入にかかわる」として、今後条例の骨子案を提案する際は同委員会でも議論の場を設けるよう主張。その方向でまとまった。
県によると、たばこ税は一般財源で、06年度県税収入は約177億円。県内市町村税分は約543億円で、県内全体では約720億円にも上るという。
■歩きたばこしたら1千円
神戸市は1日、市中心部の繁華街の路上でたばこを吸った違反者から過料1千円の徴収を始めた。条例に基づく措置で、3カ月間の周知期間を経てのスタート。同日中に23件の違反があった。
今年4月1日、市は「歩きたばこ禁止条例」を施行し、同21日にJR三ノ宮―元町駅南側一帯を路上喫煙禁止地区に指定した。過料徴収初日の違反者は全員が男性で、たばこを消させたうえで、1千円を求めた。うち3人が応じず、後日の支払いを求めた。これにも応じなければ督促状を送る。
■吸い殻ポイ捨てにも対策
新潟市議会の6月定例会は1日、たばこの吸い殻や空き缶のポイ捨て、路上喫煙を防止する条例案など計31議案を可決して閉会した。
ポイ捨て防止条例は、路上や公園など屋外の公共の場でポイ捨てや飼い犬のふんの放置、人通りの多い場所での路上喫煙などをすると、過料1千円を課すもの。同条例は10月1日から施行し、過料は来年1月19日から課す。
路上喫煙は、古町地区や万代地区、JR新潟駅前など人通りの多い場所を禁止区域に指定する。市は今後、区域の範囲や喫煙所の設置場所について地元と協議する。
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2008/7/9 健康影響の評価を諮問 ビスフェノールAで厚労省 m3.comおよびasahi.comより転載
健康影響の評価を諮問 ビスフェノールAで厚労省 | ||
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2008/7/9 糖尿病講座:(7)高脂血症とは(糖尿病との関連で) 毎日jpより転載
2008年7月8日 毎日らいふ
高脂血症とは、血液中の脂質、とりわけコレステロールと中性脂肪(トリグリセリド)が増えた状態のことです。高脂血症はほとんどの場合、痛みなどの自覚症状を伴わず、検査をしない限りその存在は気づかれません。
高脂血症の問題は、動脈硬化を引き起こす危険因子の一つです。心臓あるいは脳の動脈で動脈硬化が進んだ場合、ある日突然、脳血栓(脳梗塞)や心筋梗塞を引き起こし、緊急入院を余儀なくさせられ、最悪の場合には死に至ることもあります。そうした意味で、高脂血症は高血圧と同様にサイレント・キラー(沈黙の殺人者)と呼ばれている病気です。最近では、HDL-コレステロール(HDL-C)低値も動脈硬化の危険因子であることを意識して「脂質異常症」という言葉で包括されることもあります。
生活習慣病に関する世論調査をみると、高脂血症を怖い病気だと思う人は他の生活習慣病に比べて少なく、怖いかどうかわからない人が多いようです(図1)。最近、厚生労働省から発表された「平成18年 国民健康・栄養調査の概要」によると、“脂質異常症が疑われる人”は、少なくとも約1410万人いると推計されており、この病気について熟知していただく必要があるように思われます。
糖尿病自体も動脈硬化の危険因子になることが内外の研究で証明され、糖尿病を持つと冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)のリスクが2〜6倍に増加します。また、糖尿病に冠動脈疾患を併せ持つと、その後の経過が悪いことが知られています。わが国で行われた研究(JDCS)では、糖尿病における冠動脈疾患の危険因子の代表格はLDL-コレステロール(LDL-C)でした。実際お薬で糖尿病の方のLDL-Cを大幅に低下させると、冠動脈疾患や脳梗塞の発症が少なくなることが、海外の研究で明らかにされています。このような背景からも糖尿病を持つ人には、図2に示すような管理目標値が推奨されています。
まずは血液検査で、朝、空腹の状態で血清脂質値を確認しましょう。そして、もし血清脂質が高いと言われた場合には、生活習慣の見直しをしましょう。禁煙、食生活の是正、身体活動の増加、適正体重の維持と内臓脂肪の減少を図ります。過剰なエネルギー摂取は肥満の原因となるので、適正なエネルギー摂取を心がけましょう。また、獣鳥の肉や脂肪より魚由来のものをとるようにし、コレステロールの摂取量に気を付け、食物繊維を積極的にとりましょう(表)。また、有酸素運動を行うことにより、血清脂質値の改善、血圧、血糖の低下が見込まれます。
こうした生活習慣を3〜6か月行っても、血清脂質値の改善が見られなければ、お薬による治療が必要になるでしょう。すでに冠動脈疾患をお持ちの方は、生活習慣の見直しと同時にお薬による積極的な治療をおすすめいたします。お薬は、冠動脈疾患や脳硬塞といった動脈硬化による病気の発症や再発を予防するために使われるものです。長期にわたって服用する必要があります。したがって、あなたの病気のことをよく知っている主治医に相談して、あなたに合ったお薬を選んでもらうことが大切です。そして、血清脂質が十分に目標値まで低下していること、安全性に問題ないことを確認するために、定期通院を欠かさないことを忘れないでください。
大須賀 淳一(東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科)


ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載







腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。





