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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/7/11 健康 熱中症:屋内でも多発 患者の3割、重症者の6割/高齢者は特に注意 毎日jpより転載

健康
 
 
熱中症:屋内でも多発 患者の3割、重症者の6割/高齢者は特に注意
 
2008年7月11日 毎日新聞  東京朝刊
 
 ◇気温35度超すと危険
 
 ・めまい→体冷やし水分、塩分
 ・吐き気→すぐに病院へ搬送

 蒸し暑い夏に気をつけなければならないのが、熱中症だ。地球温暖化や都市部の気温が高くなる「ヒートアイランド現象」の影響で発症の危険性は高まる。「重症なら死に至る。甘く見てはいけない」と専門家は警告する。予防法や応急措置を知り、夏を元気に乗り切りたい。【江口一】
 
 体がほてり、汗が止まらない。ペットボトルの水を一気に飲むと、逆に寒気がしてきた。気分は悪く、めまいがし始めた。私が4月、炎天下のベトナムで2時間取材した後に経験した症状だ。当時の気温は30度前後で蒸し暑かった。日陰で休息しながら水分をとり、汗で失われた塩分を含む食事をすると、大事に至らずに2時間ほどで回復した。
 帰国後、みやさか内科医院(東京都江東区)の宮坂隆院長にこの話をすると、「軽い熱中症だったのでしょう」と指摘された。

 ■見分け難しく

 熱中症とは、暑さで体温を一定に保てなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れて異常が表れた状態を指す。「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」とも呼ばれるが、医師でも緊急性が区別しにくい。このため、現在では軽い症状から順に1、2、3度と分類される。
 人の体温は通常、36〜37度の狭い範囲にある。暑くなれば自律神経の働きで、皮膚に血液を集めたり、汗をかいたりして体温の上昇を防ぐ。しかし蒸し暑い夏には体温調節の機能が追いつかず、体に熱がたまる。熱中症の「準備段階」だ。
 この段階を過ぎた1度では、めまいや立ちくらみなどの症状が表れる。すぐに涼しい場所に移動させて体を冷やし、水分と塩分を与えることが必要だ。なかなか改善しなかったり、吐き気やけいれんなど症状が出てくればすぐに病院に搬送しなければならない。
 有賀徹・昭和大教授(救急医学)は「搬送の際、付き添いの人が熱中症になった当時の気温や行動、既往症などを医師に伝えると適切な診断と素早い処置ができる」と力説する。

 ■体力低下時も

 また、宮坂さんは「高齢者は冷房が苦手だ。おまけに、体温の上昇に気づかないことも多く、要注意だ」と注意を呼びかける。本人や周囲が風邪と勘違いして処置が遅れる場合があり、「夏季に急に食欲がなくなったら、熱中症を疑ってほしい」と話す。また、5歳以下や肥満の人、睡眠不足の人は周囲の環境への適応力が落ち熱中症になりやすい。
 熱中症は太陽が照りつける屋外で起こると考えられがちだ。しかし、宮坂さんによると、室内で全患者の約3割、重症者の約6割が発症している。「暑く蒸した換気のない室内で、アイロンをかけたり、台所で料理をしたりする場合には要注意だ」と警告する。
 体が暑さに慣れていない時の発生が多く、特に梅雨明け後の約1週間に目立つという。1日では気温が高くなる午前11時〜午後3時が危険時間帯だ。

 ■温暖化で北上

 温暖化による気温の上昇で、熱中症の危険性も高まりそうだ。
 環境省が6月に公表した報告書によると、昨夏は東京都と17政令市で熱中症で搬送された患者数が、過去最多の5102人に上った。今後、北海道や東北地方でも熱中症発症のリスクが高まるとして、エアコンのない世帯向けに、一時避難所の設置を提案している。
 国立環境研究所の小野雅司・総合影響評価研究室長は「日本全体では、熱中症のために年間300〜400人が亡くなっている。最高気温が35度を超えると、熱中症のリスクが高まる。高齢化社会を迎え、お年寄りへの支援体制に力を入れるべきだ」と話す。

==============

 <熱中症の重症度と対処法>
 
【 症 状 】
めまい、立ちくらみがある
筋肉のこむら返りがある(痛い)
ふいても汗が出てくる
 
【 重症度 】
1 度
 
【 対処法 】
水分、塩分を補給する(塩分も補えるスポーツドリンクが最適)
 
 
【 症 状 】
頭ががんがんする(頭痛)
吐き気がする・吐く
体がだるい(けん怠感)
 
【 重症度 】
2 度
 
【 対処法 】
足を高くして休む
 水分、塩分をとる(自分でとれなければすぐ病院へ)
 
 
【 症 状 】
意識がない
体がひきつける(けいれん)
呼びかけに対し返事がおかしい
まっすぐに歩けない・走れない
高い体温である
 
【 重症度 】
3 度
 
【 対処法 】
水や氷で冷やす(首、脇の下、足の付け根)
すぐに救急隊を要請

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2008/7/11 水と健康 (3)日本は加熱、欧州は生で 毎日jpより転載

水と健康
 
 
(3)日本は加熱、欧州は生で
 
2008年7月11日  読売新聞)
 

釜石鉱山跡にわき出る水。濾過のみでボトル詰めされ、「仙人秘水」として売られている(釜石鉱山提供)
 
 日本人一人当たりの年間ミネラルウオーター消費量は、1980年代の1リットル未満から増加の一途をたどり、昨年には約20リットルに達した。銘柄も全国で600以上を数える。
 「大自然の中でわき出る新鮮な水」という画一的なイメージを持っている人が多いが、「ミネラルウオーターの成分や処理法は、日本とヨーロッパではかなり違う」と日本ミネラルウオーター協会技術委員長の峯孝則さんは話す。
 ミネラルウオーターに薬に近い効用を期待するヨーロッパでは、一般的に言って歴史的に安全性が確認された水源から採取し、何も手を加えず生で飲む。カルシウムなどミネラルが豊富な硬水が多く、無害な細菌まで含む文字通りのミネラルウオーターだ。
 
 
 ところが日本で清涼飲料水に位置づけられるミネラルウオーターは、食品衛生法に基づき、85度30分間の加熱殺菌か、同等以上の効果を持つ濾過(ろか)除菌、殺菌が行われている。
 「生水を飲むのは怖いという意識が強い。加熱すると硬水は成分や味が変わるが、日本は軟水が多いので加熱しても影響しないし、軟水の方がお茶や日本料理に合う」と峯さんは説明する。
 国内で販売されるミネラルウオーター類は成分、水源などによって4分類(品名)されている。1か所の地下水源から採水し、ミネラルが多い「ナチュラルミネラルウオーター」は、濾過など最小限の処理で成分の変化が少ない。実は、水道水も容器に詰めれば「ボトルドウオーター」というミネラルウオーター類になる。品名や採水地はラベルに必ず表示されるが、処理方法は義務付けられていない。販売されるミネラルウオーターは18項目の水質検査をパスしているが、「詳細を知りたい場合はメーカーに問い合わせるとよい」と峯さんは話している。
 

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2008/7/11 乳児突然死症候群:新たな手掛かり m3.comより転載

乳児突然死症候群:新たな手掛かり


 

提供:WebMD

脳内のセロトニンレベルが乱れた時に幼若マウスが死亡する
Daniel J. DeNoon
WebMD Medical News

 
【7月3日】乳児突然死症候群(SIDS)の原因を知る新たな手掛かりが、脳内のセロトニンレベルが乱れた時に突然死亡する幼若マウスから得られた。
 セロトニンは脳および他の器官に広範囲の影響を及ぼす情報伝達化学物質である。しかし過剰または過少なセロトニンが様々な問題を引き起こすことがあるが、死亡がそのひとつであるとは推定されていなかった。これまではそうであった。
 ローマ近郊の欧州分子生物学研究所のCornelius Gross, PhDらは、セロトニンレベルが異常に低いマウスを遺伝子組換えによって作成した。博士らはこれがマウスの死亡につながるだろうとは考えていなかった。結局、セロトニンを全く分泌しない遺伝子組換えマウスは何とか生存することができた。
 しかしGross博士のチームは、ヒトの乳児がSIDSになる生後1カ月から1歳までとほぼ等しい幼若期に多くのマウスが実際に死亡したことに驚いた。
 「SIDSとの類似点は、幼若期の限られた期間に突然死が発生すること、およびそれがセロトニン系の変化によって引き起こされることである」と、Gross博士はWebMDに語っている。
 生後間もない頃、Gross博士のマウスは正常なようであった。その後、心拍数と体温が予測不能に低下する、一連の「クリーゼ」を経験した。半数以上のマウスがこれらのクリーゼの間に死亡した。
クリーゼの誘因は何であったのか?Gross博士にはそれはわからないが、博士はクリーゼは睡眠から覚醒状態に移るときに発生する可能性が高かったと推測している。
 Gross博士は、遺伝子組換えマウスにみられる異常は、小児がSIDSで死亡するときに発生するものと同じではないと、すぐに指摘している。マウスは、身体のセロトニン分泌量を低下させる信号を送る過剰活性遺伝子を有している。SIDSの乳児はそのような過剰活性化遺伝子をもっていない。
 たとえそうでも、知見は、以前にセロトニンとSIDSを関連づけた研究者らが誤っていないことを示唆する。
 「もしかすると、クリーゼが発生する前に、これらのマウスが目覚めたときに反応する方法に、何らかの徴候が見出されるかもしれない」と、Gross博士は述べている。「それは、我々がSIDSのリスクが最も高い乳児を同定し、クリーゼが発生する前に気づくための何らかのモニタリングを両親に提供するのに役立つ可能性がある」。
 Gross博士らは『Science』7月4日号で知見を報告している。


(C)2008 WebMD Inc. All rights reserved.

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2008/7/11 併用療法による片頭痛の早期治療が有効で忍容性に優れる m3.comより転載

併用療法による片頭痛の早期治療が有効で忍容性に優れる 



提供:Medscape

頭痛発症から1時間以内に片頭痛治療薬を組み合わせた早期投与で、疼痛が解消し、古典的および非古典的な片頭痛症状が治ることが最新研究で示された。


Caroline Cassels


【7月7日】片頭痛の症状発症から1時間以内に併用療法を行う早期服用で、疼痛が解消し、古典的および非古典的な片頭痛症状が治ることが、最新研究で示された。
 2本のランダム化二重盲検プラセボ対照試験によれば、スマトリプタン 85 mgとナプロキセン 500 mgの複合錠によって急性片頭痛の患者の50%以上で2時間の疼痛解消が得られ、対してプラセボ群の患者での疼痛解消率はおよそ16%であった。
 「残念ながら、多くの片頭痛患者が治療を止めてしまう。今回の試験は、疼痛の最初の徴候の時に片頭痛を治療すれば、疼痛解消の確率が高くなるというさらなるエビデンスである」と、著者のStephen Silberstein, MD(トマス・ジェファーソン大学、ペンシルヴェニア州フィラデルフィア)が米国神経学会での口演で述べている。
 これらの試験結果をまとめた論文は、『Neurology』7月8日号に掲載されている。
 
複数のメカニズム

 著者らによれば、片頭痛への早期介入で転帰が改善するというエビデンスがある。トリプタンが三叉神経から脳幹への疼痛伝達を効果的に遮断する。しかし、片頭痛に伴う炎症はトリプタンでは対処できないと著者らは記している。
 片頭痛には非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)が有効であることが研究で示されており、その効果はおそらく抗炎症作用によるものであると考えられている。NSAIDは、中枢での感作を抑制することで、アロディニアを伴う片頭痛の治療にも便益があると著者らは考えている。
 「トリプタンとNSAIDの併用は片頭痛の複数のメカニズムに対処することで、スマトリプタンまたはナプロキセン単独よりも有効性と優位性が向上する」と著者らは記している。
 2本の試験はそれぞれ片頭痛患者576例と535例を対象とした。治療の2時間後に疼痛が解消した患者の割合は、スマトリプタン/ナプロキセン治療群がそれぞれ52%と51%であったのに対し、プラセボ群では17%と15%であった。
 「スマトリプタン/ナプロキセンの有意に優れた疼痛解消率は、30分後という早期に現われ、1時間後も持続し、2時間後から24時間後まで維持された」と著者らは記している。
 その他にも、薬による治療を受けた群は音過敏、悪心、光過敏といった古典的な片頭痛症状の発生率がプラセボ群よりも有意に小さいことを著者らは報告している。
 活性薬治療群は、頸部の疼痛/不快感や副鼻腔の疼痛・圧感といった非古典的な片頭痛症状の発生率も、プラセボ群より小さかった。
 
救済薬物療法の使用率が小さくなる

 この2本の試験はデザインがまったく同じであり、米国の医療センター53箇所の総数1111例の患者が参加した。試験開始前の3カ月間に片頭痛の発作が2回から6回起きた18歳から65歳までの男女を試験参加の基準とした。
 患者の1回の片頭痛を、片頭痛の疼痛の発症から1時間以内の疼痛が軽度のうちに、スマトリプタン/ナプロキセン併用またはプラセボで治療した。主要転帰は投与から2時間後の疼痛解消である。
 疼痛発症時、投与の直前、30分後、1、2、4時間後にその疼痛の強さを患者に評価させた。また、頸部痛/不快感、副鼻腔症状、片頭痛関連症状(音過敏、光過敏、悪心)の有無についても投与の直前、2時間後、4時間後に記録させた。
 試験薬投与後のいつの時点であっても予期しない医学的問題の発生を、想定される原因にかかわらず有害事象(AE)とし、それを評価した。さらに、報告されたAEと試験薬投与との関係の可能性も評価した。
 スマトリプタン/ナプロキセン群はプラセボ群に比べて、すべての測定時点で2時間の疼痛解消が優っていたのに加えて、24時間以内での救済的投与の使用率が有意に小さかった。救済投与の使用率は薬治療群がおよそ20%、プラセボ群が47%であった。
 著者らの報告によれば、スマトリプタン/ナプロキセンに伴うAEは全般的に軽度かつ一過性であった。全AEの発生率は活性薬治療群が11%でプラセボ群が7%であった。もっとも多く見られたAEは悪心と眩暈であった。重篤なAEまたは死亡の例はなかった。
 「これらの試験はともに、スマトリプタン/ナプロキセンの用量固定複合錠が片頭痛の発症1時間以内の片頭痛が軽症のうちに投与されれば、有効かつ忍容性に優れていることを示している。最良の臨床転帰を得るための効果的な治療方針として、医師と患者は複数の作用機序の治療薬を早期投与することを検討してよいだろう」と著者らは結論で述べている。

 この試験は、Pozen Inc社から資金を得ており、GlaxoSmithKline社の支援を受けている。Silberstein博士の開示情報によれば、博士はGlaxoSmithKline社から研究支援を受けている。その他の著者も含めた詳細については原著論文に記載されている。
Neurology. 2008;70:114-121.

Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/7/11 「タミフル」10代禁止見直しも、異常行動と関連検出できず…他 @nifty.comおよびasahi.comより転載

「タミフル」10代禁止見直しも、異常行動と関連検出できず
 
 

2008年7月10日(木)22時55分配信 読売新聞

 インフルエンザ治療薬タミフルを服用した子どもに、飛び降りなどの異常行動が相次いで報告された問題で、厚生労働省の作業部会は10日、「タミフルと異常行動との関連は検出できなかった」とする最終的な見解をまとめた。
 10代へのタミフル使用を原則中止している現行措置を見直す可能性がさらに強まった。
 ただし、今回報告された大規模疫学調査では、一部結果の精度に問題があり、追加調査が望ましいとした。8月にも薬事・食品衛生審議会安全対策調査会を開き、10代へのタミフル中止措置の妥当性を検討する。
 作業部会には、インフルエンザと診断された17歳以下の患者9715人を対象にした大規模疫学調査と、何らかの異常行動があった患者ら597人を対象にした調査の結果が報告された。いずれもタミフルと異常行動との因果関係を示す結果は得られなかった。
 タミフルを巡っては、服用した子どもが建物から転落するなどして死傷する事例が続発し、厚労省は昨年3月、10代へのタミフル使用の原則中止を決定した。昨年10月から今年3月までに、タミフル服用後の新たな異常行動が31人報告され、ほかに3人が死亡している。また、作業部会では、抗インフルエンザ薬「リレンザ」でも新たに47人の異常行動が報告された。

 
 
 
異常行動との関連は見られず
 
 

2008年7月10日(木)22時3分配信 共同通信
 
 インフルエンザ治療薬タミフルの服用と、飛び降りなどの異常行動の関連を検討する厚生労働省の専門家作業部会が10日、非公開で開催され、「服用と異常行動の因果関係はみられなかった」などとする、厚労省研究班が実施した2つの最新の疫学調査の結果が報告された。結果は今後、タミフル販売元の中外製薬の臨床試験や動物実験の結果とともに、同省の安全対策調査会に報告される。




「異常行動とタミフル関連なし」 1万人調査で厚労省
 
 
2008年7月10日 朝日新聞
 インフルエンザ治療薬タミフルをめぐり、18歳未満の患者約1万人を対象に飛び降りなど異常行動との関連を調べていた厚生労働省の研究班(班長=広田良夫・大阪市立大学教授)は10日、「服用との関連はみられなかった」とする報告を公表した。
 調査結果では、07〜08年にインフルエンザで受診した9715人について解析。タミフルを服用した7487人のうち、異常が現れたのは11.9%の889人。一方、服用しなかった2228人でも12.8%の286人に異常があり、割合は変わらなかった。
 転落事故などを受けて昨年3月からタミフルの10代への使用を制限してきた厚労省は、今回の調査のほか、動物実験や臨床試験を実施。三つの調査ではいずれも服用と異常行動の関係は示されておらず、厚労省は今後、制限を継続するかどうか判断する。
 一方、飛び降りや突然走り出すなど重度の異常行動を起こしたインフルエンザ患者(30歳未満)が07〜08年に77人いたことが、全医療機関を対象にした厚生労働省の調査で分かった。約3割はタミフルを服用していたが、別の薬リレンザを飲んだ14%の患者でも異常行動がみられた。

Comment(0) | Trackback(0)インフルエンザ関連 ― 最新情報 ―

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月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)