2008/7/14 喘息の長期ステロイド療法は小児およびティーンエージャーにおける骨折リスクを上昇させる m3.comより転載
喘息の長期ステロイド療法は小児およびティーンエージャーにおける骨折リスクを上昇させる
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 | 提供:Medscape
| コホート追跡研究において、短期経口コルチコステロイドの長期反復使用による喘息治療は少年における骨塩増加の抑制および骨減少症のリスク上昇と関連することが示されている。 Laurie Barclay | |
【7月7日】
コルチコステロイドの長期使用による喘息治療は男児および男性ティーンエージャーにおいて骨折リスクを上昇させる可能性があることを示すコホート追跡研究の結果が『Pediatrics』7月号に報告されている。 「全身コルチコステロイドは成人および小児において骨粗鬆症を誘発するほか、骨折のリスクを上昇させることが知られている」とニューメキシコ大学健康科学センター(Health Sciences Center)(アルバカーキ)のH. William Kelly, PharmDをはじめとする小児喘息管理プログラム研究グループ(Childhood Asthma Management Program (CAMP) Research Group)の研究者らは記している。「吸入コルチコステロイドは成人において骨粗鬆症および骨折のリスクを上昇させることが明らかになっている。しかし、短期経口コルチコステロイド投与が繰り返されることによるリスク、および吸入コルチコステロイド長期投与によるリスクを評価する小児の長期前向き研究は行われていない。そこで、我々は、短期経口コルチコステロイド治療の反復および長期吸入コルチコステロイドが骨塩増加に及ぼす作用を数年間にわたり評価した」 この研究はCAMP試験で最初にランダムに割り付けられた軽度から中等度の喘息小児の追跡調査であった。患者全例には骨塩濃度について腰椎の二重エネルギーX線吸収測定連続スキャンを実施した。追跡調査期間の中央値は7年であった。最初のコホートのうち、ベースライン時点で5-12歳であった喘息小児の84%(男児531例、女児346例)について、一年ごとにの骨塩増加量を計算した。 男児において、短期経口コルチコステロイド(corticosteroid bursts)療法は、骨塩増加の用量依存性の抑制(無治療、1コース、4コース、5コース以上がそれぞれ0.052、0.049、0.046g/cm2/年)および骨減少症のリスク上昇(それぞれ10%、14%、21%)と関連していたが、女児ではこうした関連は見られなかった。 吸入コルチコステロイドの累積使用量は、男児では骨塩増加のわずかな抑制と関連していたが、女児ではこうした関連は認められず、また男児、女児ともに骨減少症のリスク上昇とは関連していなかった。 この研究の限界としては、追跡調査期間中の治療はプライマリーケア医が管理したこと、喘息の重症度について調整されていないこと、小児での骨減少症および骨粗鬆症を定義するzスコアの正常値が確立していないことが挙げられる。 「数年間にわたる短期の経口コルチコステロイド療法の反復投与は、喘息小児において、骨塩増加における用量依存性の抑制および骨減少症のリスク上昇をもたらす可能性がある」と同研究の著者らは記している。「吸入コルチコステロイドの使用は男児において思春期を通じて徐々に骨塩増加を抑制する可能性があるが、これらの小児において経口コルチコステロイドの使用量を減らすことによってリスクが相殺されるかもしれない」
この研究は、米国立心肺血液研究所(National Heart, Lung, and Blood Institute)、総合臨床研究センター(General Clinical Research Center)、米国立研究資源センター(National Center for Research Resources)の援助を受けている。この研究の著者の一部は、AstraZeneca、GlaxoSmithKline、Merck、Novartis、Schering、Genentech、MAP Pharmaceuticals、Sepracorの各社と種々の金銭的関係があることを開示している。
出典 Pediatrics. 2008;122:e53-e61. | | | |
| | | Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape |
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2008/7/14 マイクロチップで血流中の腫瘍細胞を検出する m3.comより転載
マイクロチップで血流中の腫瘍細胞を検出する
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 | 提供:WebMD
| CTCチップという装置が、標的治療法の探索に役立つ Salynn Boyles WebMD Medical News | |
| | 【7月2日】
血流中の腫瘍細胞を検出・分析する実験的技術が、癌治療の様相を一変させる可能性がある。 マサチューセッツ総合病院の研究チームが開発したこのマイクロチップ装置は、固形腫瘍患者の血液から循環血中腫瘍細胞(CTC)を分離・分析することができる。 循環血中腫瘍細胞は血液中で壊れやすくて数も少なく、一般的な癌患者の血液サンプルでは細胞約10億個あたりに1個しかない。見つけ出すのが難しいので、その臨床的有用性はわずかしかなかった。 近い将来にはCTCチップによって、白血病患者と同じように、血液検査で固形腫瘍患者の非侵襲的な連続監視が実現するだろうと、マサチューセッツ総合病院癌センター長で筆頭著者でもあるDaniel Haber, MD, PhDが語っている。 もっと先の将来には、この装置を使って、転移(癌の拡散)を起こす癌細胞の分離と研究ができるようになるだろうと、Haber博士は言う。 「患者を死亡させる癌転移を起こしている最中のヒト癌細胞を研究することは、これまでまったくできなかった」と、Haber博士はWebMDに語った。 CTCチップで遺伝子の変化を特定する
『England Journal of Medicine』オンライン版に本日掲載されたこの今回の新研究によれば、非小細胞肺癌(NSCLC)患者27例から採取した血液サンプルの循環血中腫瘍細胞の遺伝子変化をCTCチップによって検出することができた。 この装置は、標的治療が有効である可能性が高い患者と、その可能性があまり高くない患者とを区別することができた。 CTCチップは、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)という薬剤グループへの反応に関係する特定の遺伝子変異を、被験者から採取した血液サンプルで検出することができた。 被験者のうち23例がこの変異を持っていた。CTC分析はその変異を92%の確率で正確に検出した。 また、最初は治療に反応していたが腫瘍の増殖が再び始まった患者の一部において、治療抵抗性に関わる二次変異も検出できた。 変異がある患者4例において、治療期間を通じて血液サンプルを分析した。循環血中腫瘍細胞のレベルはTKI治療開始後に急速に低下し、腫瘍の増殖が再び始まると上昇しはじめることがその分析で示された。 研究者らにとって意外だったこととして、治療期間中は腫瘍の遺伝子構成が後続的に変化することが明らかになった。 「(固形腫瘍の)ものによっては長年治療が行われるが、その多くで、治療中の腫瘍の変化を監視するよい方法を我々は実際には持っていない」と博士は言う。「CTCチップなら、そうした腫瘍をリアルタイムで追跡することができると考えられる。」 技術的ハードルが残されている
個々の患者の腫瘍に合わせて治療を調整する標的治療の探索で、癌治療が革新的に変化する可能性がある。 そしてその探索には、CTCチップなどのテクノロジーが大きな働きをするはずだと、米国癌協会の医学担当主席役員であるOtis W. Brawley, MDがWebMDに語った。 そうした技術が臨床で使用できるようになれば、治療が必要な癌と必要でない癌とが区別できる可能性が出てくる。 「腫瘍学における大きな問題のひとつが、1840年代に作られた癌の定義を我々が用いていることだ」とBrawley博士はWebMDに語った。「遺伝子を調べて癌の拡散と癌死の可能性を判定できる、21世紀にふさわしい癌の定義が必要だ。」 Haber博士によれば、日常の癌治療や新治療の探索にCTCチップが役立つかどうかをはっきりさせるには、その前に乗り越えなければならない大きな技術的ハードルがいくつかある。 1つのサンプルを分析するのに、現在では8時間から12時間かかっている。分析の工程は、名刺サイズのシリコンウエハーに血液を通し、ほとんどの固形腫瘍で発現するタンパク質に対する抗体をコーティングした8万個の微小ポストを画像化する。 Haber博士は、サンプル分析にかかるこの時間が「1年か2年のうちに」短縮できると予想している。 「これは画期的な技術だが、まだ開発の始めの段階にいるに過ぎない」と博士は語った。
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2008/7/14 熱中症370人超える 各地で猛暑日、男児死亡 m3.comより転載
熱中症370人超える 各地で猛暑日、男児死亡
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 | 記事:共同通信社 提供:共同通信社
【2008年7月14日】
日本列島は13日、高気圧に覆われ、各地で最高気温が35度を超す「猛暑日」となり、岐阜県揖斐川町で36.4度を記録した。東京、大阪など大都市部も軒並み30度を超え、名古屋市は35.5度に達した。 また共同通信の午後9時半現在の集計では、熱中症(疑い含む)で病院に運ばれた人は42都府県で計371人に上った。うち大阪市港区の駐車場に止めた車中で男児(9)が死亡、大阪府東大阪市のマンションで倒れた男性(75)が意識不明の重体となった。 気象庁によると、猛暑日となったのは、揖斐川町や名古屋市に加え、岐阜県多治見市(35.9度)、愛知県愛西市(35.8度)、同県東海市(35.6度)、岐阜県大垣市、浜松市の佐久間(ともに35.4度)など。多治見市と東海市以外は今年最高の暑さ。 大気の状態が不安定な関東・甲信地方などは一時、大雨洪水警報や雷注意報が出され、局地的に雨が降った。 熱中症の搬送者が多かったのは東京33人、神奈川28人、愛知と大阪各26人、兵庫25人、千葉19人-など。大阪市此花区で開かれたトライアスロンの大会や前橋市での野球の試合中、選手らが病院に運ばれた。 |
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2008/7/14 こころとからだの相談室:明け方や起床時に足がつるのを予防できますか。 毎日jpより転載
こころとからだの相談室:明け方や起床時に足がつるのを予防できますか。
◇質問
2、3か月前より、明け方や起床時に突然こむら返りが起こったり、伸びをした拍子に足がつったりするようになりました。また、つっていなくても1日中、膝から下にだるさを感じます。こむら返りや足がつった後に頓服的に「芍薬甘草湯」(しゃくやくかんぞうとう)を飲むこともあります。今年の冬(1〜2月ごろ)は冷えがひどく、カイロや厚着では手足先が暖まらず、腹痛や頭痛もともないました。その際は、婦人科で「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を処方してもらいました。これも更年期障害なのでしょうか? ちなみに、婦人科診療を受けた際にはホルモンの低下や他項目に異常はみられませんでした。(46歳/女性)
◇回答
明け方や起床時に起こるこむら返りは、「筋肉への酸素不足と血液中の老廃物の排除が不十分となることが原因」と言われています。マラソン選手が走っているときに足がつることがあるように、筋肉に酸素や栄養が不足すると筋肉が硬くなって痙攣(けいれん)などを起こしやすくなるものです。
さらに、血液は脳をはじめとした全身へ酸素を運んでいますので、血液循環が悪くなって脳への酸素供給量が低下すると、酸素不足による頭痛なども起こりますし、体温調節にも大きく影響して、手足の冷えなども起こりやすくなってしまいます。
ご相談者については、日ごろから膝下のだるさを感じていることから、もともと血液循環が通常よりも悪いために、酸素や栄養が十分に補充できていないと思われます。
漢方では血液が不足した状態を「血虚」(けっきょ)、血液循環が悪くなって血液中に老廃物が増えた状態を「お血」と呼び、女性に多く見られる状態として重要視しています。
このような場合、血虚を改善する「補気補血剤」(ほきほけつざい)、お血を改善する「活血理気剤」(かっけつりきざい)などを組み合わせた処方を状態に合わせて調合します。できれば、体のクセ(体質)を直接お伺いできると、具体的な方法や処方をご紹介できると思われます。
なお、今まで服用されていた芍薬甘草湯は、筋肉の痙攣を一時的に緩和する処方ですので、頓服として服用されておくとよいと思います。また、当帰四逆加呉茱萸生姜湯は「きょ寒剤」といって体内の冷えを改善していく処方ですので、悪い処方ではないと思いますが、エアコンによる冷えに気をつけておくことで、今の時期は必要ないと思われます。
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2008/7/14 水と健康 (4)基準厳しく 安心な水道水 毎日jpより転載
(2008年7月12日 読売新聞)

東京都は、高度処理した水を「東京水」として販売している
ミネラルウオーター人気の一因は水道水の「まずさ」にある。東京都水道局の昨年の調査では、水道水をそのまま飲む都民は36%と少ない。浄水器を使う家庭も45%に達する。
だが、国立保健医療科学院水道工学部長の秋葉道宏さんは「最近、かび臭さの原因物質が検査の対象に加わるなど、水質基準のチェック項目は51項目に増え、今は安心して飲める」と太鼓判を押す。
特に東京や大阪は、オゾンや生物活性炭を使った高度浄水処理の導入で、住民の苦情は激減している。都は「かび臭い」というイメージを払しょくし、「おいしい水」をPRするため、高度処理した水道水を「東京水」として販売しているほどだ。

蛇口型や据え置き型など様々なタイプがある浄水器。浄水シャワーも売られている
それでも「まずさ」が指摘されるのは、マンションなどの配管や貯水槽の汚れや、浄水器の間違った使い方に問題がある場合があるからだ。
浄水器協会は「浄水器のフィルターは除去される有機物質がたまりやすく、こまめに交換しないと逆に水を汚してしまう」と注意を促す。
古い家屋に残る鉛水道管も鉛が溶け出す。水に詳しい法政大教授の左巻健男さんは「朝、バケツ1杯分は飲用にせず、植木などの水やりに使えばいい」と助言する。
暑くなる季節、気になるのが塩素の毒性とにおい。殺菌用に水道水1リットルに0・1ミリ・グラム以上含まれるが、左巻さんは「基本的には心配ないが、無理に飲む必要はない。ただ、味は、水道水も冷やして飲めば、ミネラルウオーターとそう変わらない」と語る。
秋葉さんも「まな板や野菜の洗浄は、浄水より、直接水道水を使った方がいい」と、塩素の効用も訴える。水道水を蛇口から飲める国は少ない。格安の水道水を見直してはいかが。(藤田勝)
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2008/7/14 わが子の笑顔は麻薬と同じ?=母親の脳活動を測定−米大学 @nifty.comより転載
わが子の笑顔は麻薬と同じ?=母親の脳活動を測定−米大学
2008年7月13日(日)17時40分配信 時事通信
初めて赤ちゃんを産んだ母親がわが子の笑顔を見たときには、麻薬を服用した際と似たような脳の領域が活発に働き、自然に高揚した状態になるとの実験結果を、米ベイラー医科大の研究チームが13日までに米小児科学会誌の電子版に発表した。母親の子への愛情を脳科学で分析すれば、育児放棄や虐待の背景にあるかもしれない病理の解明に役立つと期待される。
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