鍼灸・整骨の治療だけでなく、身体バランス調整を通した健康的な美容までのトータルケアを

京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/8/14 ながらde運動:人には見られぬよう…ウインク&早口言葉=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:人には見られぬよう…ウインク&早口言葉=長野茂
 
 
 
2008年8月9日 毎日新聞 大阪夕刊
 

 表情筋も、おなか・胸・背中・二の腕・お尻・太ももなどの骨格筋と同様、よく動かさなければ衰えます。もし、おなかがたるみ、胸が落ち、お尻と太ももの境目がなくなり、疲れやすくなっているなら、口の周りの筋肉、ほおの筋肉、目の周りの筋肉も衰え、老け込んだ印象を与えているはずです。逆に、意識してしっかり動かせば毛細血管の隅々にまで酸素と栄養が流れ込み、くすんだ顔色が透明感のある健康色に変わります。また目元やほおのむくみが取れ、たるみも引き締まります。
 猛暑に耐えるストレス顔、厳しいビジネス顔が自然に緩み、心も穏やかになります。ながら運動のメリットは、いつでもどこでもできる点ですが、この運動を人前でやると、「変わり者」と思われるので注意してください。お風呂やトイレで、人の目を気にせず行いましょう。楽しくやっているうちに猛暑のストレスも退散してくれること間違いなしです。

 <ウインク早口言葉のポイント>

 まず両目をギュッと強く閉じ、パッと大きく見開く。次に、軽いウインクを左右、強いウインクを左右行う。さらに、素早く強くウインクしながら表情筋を動員し、顔面をクシャクシャにして「生麦、生米、生卵」などの早口言葉を言う。目の閉じ・見開きを30秒、強弱ウインクを30秒、クシャクシャ早口言葉を30秒。これを3セット繰り返す。

 <主な効果>

 表情筋の引き締め、むくみの予防・改善、ストレスの解消(日常ながら運動推進協会代表)
 

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2008/8/3 ながらde運動:イライラは「ウ・イ・ス・キー」で発散!=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:イライラは「ウ・イ・ス・キー」で発散!=長野茂
 
 
 
2008年8月2日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 日本列島、夏真っ盛り。大いに結構と言いたいところですが、これだけ猛暑が続くと入眠障害や睡眠不足、冷たい物の飲み過ぎによる消化器系の衰弱や食欲不振、屋外と冷え切った室内との温度差による自律神経の乱れが重なり、心身共に元気が失われます。特定健診で「立派なメタボ!」と宣告でもされたら健康不安でストレスも倍増します。そこで、今月は「暑さを笑い飛ばし、ストレスを退散させるながら運動」の特集です。
 顔には約30種類もの筋肉が重なり合い、骨と皮膚、皮膚と皮膚との間で複雑に収縮して、喜怒哀楽を微妙に表現できるので特別に表情筋と呼ばれます。この運動は「お酒でストレスを吹き飛ばそう!」というのではありません。立派な「ハリウッド式タレント養成表情筋訓練法」です。「くそ暑いのに笑っていられるか」という気持ちも分かりますが、眉間(みけん)にしわを寄せてばかりいると、口が「への字」に。柔和な笑顔を作れず、人を拒絶する顔になります。表情筋を鍛えればコミュニケーション力も高められます。まずは無邪気にやってみましょう。
 
 <ウイスキー・スマイルのポイント>
 
 「ウ・イ・ス・キー」と一字一字ゆっくり、大きく口を動かしながら声に出す。「ウ」と「ス」は口をすぼめて前に突き出し、「イ」と「キー」は口を思いきり横に開く。1回5秒を10回繰り返し、10回目の最後の「キー」の時に、口をしっかり開いたまま30秒維持する。
 
 <主な効果>
 
 表情筋の引き締め、ストレスの解消(日常ながら運動推進協会代表)

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2008/7/26 ながらde運動:夏のむくみを取る、寝ながら手足ブラブラ=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:夏のむくみを取る、寝ながら手足ブラブラ=長野茂
 
 
 
2008年7月26日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 
 メタボ男性に日常ながら運動を指導すると、1〜2週間でベルトの穴二つ分(4〜5センチ)はサイズダウンします。もちろん脂肪は短期間に燃えません。なぜ劇的に引き締まるのでしょうか。
 キーワードは「むくみ」の改善です。成人の体の60%以上は水分が占めます。むくみとは体内の水分代謝や循環がスムーズにいかず、細胞内液と細胞外液の水分バランスが崩れ、皮下の組織間に余分な水分がたまる状態を指します。原因は、慢性的な運動不足、冷え、塩分の取り過ぎ、お酒の飲み過ぎ、睡眠不足、ストレスによる自律神経の乱れなどが挙げられます。
 デスクワーク中心の人はこの時期、一日中冷房にさらされ男性も冷えからむくみを生じます。「ちょいメタ」くらいなら、それらの原因を一つ一つ取り除くことで、むくみは素早く解消され、サイズダウンにつながります。まずは意識して塩分の多い食事を避け、アルコールも少し控えます。エコとクールビズの流れに乗って冷房の温度設定も高めにします。もちろん仕事、通勤ながら運動をチョコマカ実践します。そして一日の終わりに、この運動で末端の毛細血液、リンパ液の流れをスムーズにさせましょう。
 
 <寝ながら手足ブラブラのポイント>
 
 あおむけに寝て、両手両足を真上に上げて、なるべく力を抜いてブラブラと小刻みに揺らし、手足の末端にたまった血液、リンパの流れを促す。30秒を2回。
 
 <主な効果>
 
 冷え、むくみの予防・改善(日常ながら運動推進協会代表)
 

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2008/7/19 ながらde運動:BMI「22」目指して、寝ながらおなかすっきり=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:BMI「22」目指して、寝ながらおなかすっきり=長野茂
 
 
 
2008年7月19日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 
 肥満の判定法で、最も簡便かつ信頼度も高い方法は、体重(キロ)を身長(メートル)で2度割って出すBMIです。BMIは「病気の発症率などとの関係」から作られ、最も病気にかかりにくい状態が「22」前後で、「25」以上になると肥満とみなされ、生活習慣病のリスクが増大します(日本肥満学会)。身長170センチ(1・7メートル)で体重75キロの例で計算すると、BMIは75÷1.7÷1.7=26となり「肥満」と判定されます。また、標準体重は22(BMI)×1.7×1.7で64キロとなります。
 男性で「25以上」は30代で34%、40代で33・7%、50代で32・5%、60代で33%を占め、ほぼ3人に1人が肥満です(国民健康・栄養調査、2006年)。「25」に近づけば間違いなく腹囲85センチ以上のメタボ体形、「22」前後だと引き締まった理想的な体形。「22」を目指して、格好良いオヤジを目指しましょう。
 この運動はメタボ健診対策としておなかをへこませる練習をしているのではありません。この姿勢を維持するだけで、一日中働かせてきた脊柱(せきちゅう)を矯正し、同時に気になる腹筋を鍛えてくれます。
 
 <寝ながらおなかへこませのポイント>
 
 あおむけに寝て、ひざを曲げ、両手をおなかの上に置く。息を吐きながら意識しておなかをへこませ、腰を床にぴったり押しつけ、同時に骨盤をやや上げる。さらに両手で下腹部を軽く押す。10秒×10回を目安に繰り返す。(日常ながら運動推進協会代表)
 
 <主な効果>
 
 おなか・わき腹の引き締め、腰痛改善

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2008/7/12 ながらde運動:テレビの前でも、ぐうたらモードは解消=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:テレビの前でも、ぐうたらモードは解消=長野茂
 
 
 
2008年7月12日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 
 寝ながらでもお尻の両サイド(中殿筋)を鍛えることができます。お尻の後ろの筋肉(大殿筋)は後方に力強くけり出す作用をしますが、中殿筋は二足歩行の人間がバランスを取るのに必要です。中殿筋を鍛えれば、腰が安定し、カロリー消費の高い大また早足歩きがしやすくなり、メタボの予防・改善効果も期待できるというわけです。
 健康づくりの講演会で聞く妻たちの夫に対する声は、痛烈です。「急な雨で洗濯物が心配で帰ってみると、案の定取り込んでいない」「トイレを汚してもそのまま」「買い物に行っても自分だけ書店に行ってしまう」「昔の仕事の自慢話を何度も繰り返す」……。中でも「テレビの前で一日中、リモコンをいじっている」夫の姿に幻滅を感じるといいます。
 運動は外にエネルギーを放出します。ほんの少し脚を上げるだけで、ぐうたらな雰囲気が元気モードに一変します。「アレッ」と奥さんの目が点になること間違いありません。
 
 <脚の横上げ運動のポイント>
 
 体の左側を下にして横向けに寝て、左ひじを床につけて上体を支え、ひざを伸ばしてつまさきを前に向ける。その姿勢から、脚をゆっくり4秒かけて45度くらいまで上げ、2秒止めてから、またゆっくり下げる。さらに高く上げれば、脇腹の引き締めにも効く。左右各10回を目安に繰り返す。
 
 <主な効果>
 
 お尻・太もも・脇腹の引き締め、ストレスの解消(日常ながら運動推進協会代表)
 

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2008/7/5 ながらde運動:究極の「ながら」 寝そべったままリフレッシュ=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動:究極の「ながら」 寝そべったままリフレッシュ=長野茂
 
 
 
2008年7月5日 毎日新聞 大阪夕刊
 

 07年の自殺者は3万3093人で、10年連続して3万人を超えています(警察庁まとめ)。原因・動機が明らかなもののうち、トップは「健康問題」。中でも、うつ病や身体の病気が目立ちます。貝原益軒の著した「養生訓」の「天は長く地はひさしいのに、ひとの命はかくも短いのかと思うと、おのずから悲しく涙がこぼれてくる」という一節が改めて重くのしかかってきます。
 最近、仕事から帰るとゴロンと横になっていませんか。デスクワークの場合、体を軽く動かした方が血行が良くなり、心身の疲れが取れます。不快指数の増す時期、体も心も重くなりがち。そこで、今月は「ゴロンと寝そべりながら運動」の特集です。
 横になったままでOK。このストレッチは末端の血液、リンパ液の流れをスムーズにして、むくみや慢性疲労の改善に効果的です。さらに、脳は「そうか、元気になったんだ」と勝手に解釈し、気分を「晴れ」に変えてくれるはずです。
 
 <寝ながら太ももストレッチのポイント>
 
 体の左側を下にして横になり、左手で頭を支える。右手で右足首の甲を包み込むようにしてつかみ、ゆっくり足首を手前に引いて太ももの前の筋肉を伸ばす。さらに、ひざを後ろに大きく引き、脚の付け根まで伸ばす。逆側も同様に。左右各30秒×4回を目安に。
 
 <主な効果>
 
 太ももと腰の前面のストレッチ、むくみの予防・改善、ストレスの解消(日常ながら運動推進協会代表)
 
 

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2008/6/28 ながらde運動 骨盤周りの筋肉をほぐす、正座腰反らし=長野茂 毎日jpより転載

ながらde運動
 
 
骨盤周りの筋肉をほぐす、正座腰反らし=長野茂
 
2008年6月28日 毎日新聞 大阪夕刊

 メタボの判定基準の一つは「腹囲が男性で85センチ以上、女性で90センチ以上」ですが、普段の姿勢、動作からもメタボ度を自己チェックできます。
 
・真っすぐ立ち、あごを引いた姿勢で下を見たときにつま先が見えない
・ベルトを締める位置がおへそより下
・椅子やソファに体を投げ出して座る
・立ってパンツ、スカートをはくのが苦しい
・深くしゃがみ込む姿勢を取れない、取れても不安定
・そっくり返って歩く
・手を伸ばして足のつめを切ると苦しい
・椅子に座り、上体を後ろにねじり、両手を一緒に背もたれに付けられない
・おなかに力を込めてへこませた姿勢を数秒しか維持できない
・あおむけに寝て、ひざを直角に曲げた姿勢で、腹筋が一度もできない
 
 どうでしょうか。メタボだと「不便だな、態度が大きくなるな、苦しいな」と自覚したら、いつでも、どこでも動き始めましょう。この運動は太ももから腰の前を伸ばして骨盤周りの筋肉の血行を高め、基礎代謝をアップさせます。(日常ながら運動推進協会代表)
 
 <お風呂で正座腰反らしのポイント>
 
 正座姿勢を取り、両手を後ろに付いて上体を支える。その姿勢からお尻を持ち上げて上体を後ろにゆっくり倒し、腰を大きく前に反らし、太ももから腰、おなかの前側を伸ばす。30秒×4回を目安に。
 
 <主な効果>
 
 基礎代謝アップ、冷え・むくみ・腰痛の予防・改善
 

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2008/6/21 健康の智恵 ながらde運動:ストレスも洗い流す、腕上げシャンプー 毎日jpより転載

健康の智恵
 
 
ながらde運動:ストレスも洗い流す、腕上げシャンプー=長野茂
 
2008年6月21日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 日常ながら運動は文字通り、日常生活活動(アクティビィティー)を、健康づくりとメタボ解消に効果的な運動(エクササイズ)に変えることです。現代人の誰もが毎日、ほとんど疑問に思わず無意識に行っている習慣は「歯磨き」と「お風呂」。日常ながら運動に目覚めるきっかけは、普段意識しない一つ一つの動きを好奇心、研究心、向上心を持ってチェックすることです。何気なく髪を洗う行為も、腕を頭上に上げる希少な動作。意識して高く上げれば、肩と二の腕のシェイプ運動に、また肩凝りの予防・改善運動になります。上体を前ではなく真横にしっかり傾けてシャンプーすれば、脇腹の引き締め運動になりメタボ対策にも。
 お風呂はストレスを解消する絶好の場です。「自分の心を抑え過ぎているな」「ちょっと無理しているな」と感じた時には、遊び心で腕上げシャンプーを実践しましょう。無邪気な心で行えば、仕事や家事、人間関係の悩み、そしてメタボ体形も、いつのまにか洗い流されていきますよ。どうです、また一歩、ながらの達人の域に近づきましたね。

 <腕上げシャンプーのポイント>

 両腕を高く上げて両手を頭上におく。顔を上に向け、ひじを張り、できるだけ肩甲骨を真ん中に引き寄せるようにして髪を洗う。そのまま、上体を真横に傾けて脇腹を刺激する。反対側も同様に行う。左右各30秒×2回を目安に。

 <主な効果>

 基礎代謝アップ、脇腹の引き締め、肩凝りの予防・改善(日常ながら運動推進協会代表)
 
http://mainichi.jp/life/health/

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2008/6/14 健康の知恵 ながらde運動:全身を刺激、お風呂で湯おけダンベル=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
 
ながらde運動:全身を刺激、お風呂で湯おけダンベル=長野茂
 
2008年6月14日 毎日新聞 大阪夕刊
 
 
 一日を振り返り、ちょっと油断して「ながら運動」を十分できていなくても大丈夫、毎日の習慣のお風呂タイムが残っています。お風呂で体を洗い流すとき、シャワーを使わずにバスタブからお湯をくみ上げれば、ながら筋トレになります。お湯をくんだ湯おけの重さは2キロ前後。私が主催するダンベル健康体操指導協会では、女性で1キロ、男性で1〜2キロのダンベルを持って10〜15回繰り返すやり方を推奨しています。つまり、おけダンベルの一連の動作を10回繰り返せば、ダンベル健康体操の基本10種目のうち「腕の巻き上げ運動」「腕の引き上げ運動」「腕の押し上げ運動」「わき腹ねじり運動」「ひざの屈伸運動」の5種目を行うのと同等の効果が得られるわけです。
 この運動は全身の筋肉をしっかり刺激しますので自律神経の交感神経が活発になります。運動効果は上がっても興奮して寝つきが悪くなれば台なし。安眠のための副交感神経モードに切り替えるため、寝る2時間前までに行いましょう。
 
 <お風呂でおけダンベルのポイント>
 
 湯おけを持って立った姿勢から4秒間でひざを曲げ、バスタブから湯おけにお湯をくみ、手前に引き寄せながら(腕の巻き上げ運動)ゆっくり4秒かけて立ち上がり(ひざの屈伸運動)、さらに湯おけを肩まで引き上げ(引き上げ運動)、上体をねじり(上体ねじり運動)、お湯をかける。目安は右上げ左上げ各5回。

 <主な効果>

 基礎代謝アップ、太もも・お尻・腕・肩・脇腹・胸・背中の引き締め(日常ながら運動推進協会代表)
 

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2008/6/7 健康の知恵 ながらde運動:温熱効果と水の抵抗生かした腹筋=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
 
ながらde運動:温熱効果と水の抵抗生かした腹筋=長野茂
2008年6月7日 毎日新聞 大阪夕刊

 
 40歳以上になれば、1日に1回や2回は「体力が落ちた、運動不足だ、おなかが出てきた」と自分のぐうたら人生を反省するものです。特定健診で「立派なメタボ」と判定されればなおさらです。しかし「明日からやろう」では一晩寝たらキレイさっぱり忘れてしまいます。即行動が大事。そこで、今月は温熱効果と水の抵抗で、効率良く内臓脂肪を燃焼させるお風呂ながら運動の特集です。
 お風呂は「いつでも、どこでも、すぐできる」というながら運動の条件にピッタリです。丸いおなかが気になり、「アーア」とため息をつきながら、おなか周りをつまんだり、さすったりしているならば、体を折り曲げたり伸ばしたりする「V字腹筋」でメタボの「V字回復」を図りましょう。ちょっときつい運動なので、お風呂タイムの最初に行い、後半は体を伸ばしたり、さすったりして、お風呂のリラックス効果を楽しみます。安全のため、お湯は38〜39度の少しぬるめ、量は7分目くらいの半身浴で。
 
 <お風呂でV字腹筋のポイント>
 
 ひざを曲げ、両足を浮かせて座り、バスタブの両サイドに腕をのせて体を安定させ、上体を後ろに倒す。その姿勢から、V字形に両ひざを胸に、素早く引き寄せたり、離したりする。胸に引き寄せるときに上体ねじりを加えると、わき腹にも効く。1秒で1往復のテンポで10回、3セットを目安に繰り返す。
 
 <主な効果>
 
 基礎代謝アップ、おなかの引き締め、ストレスの予防・改善(日常ながら運動推進協会代表)

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2008/5/31 健康の知恵 ながらde運動:腹筋・腕立て・スクワットの効果を同時に=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
 
ながらde運動:腹筋・腕立て・スクワットの効果を同時に=長野茂
 
2008年5月31日 毎日新聞 大阪夕刊

 
 運動不足解消のための3大エクササイズといえば、「スクワット」「腹筋」「腕立て伏せ」があげられますが、ポピュラーな割には長続きしません。駅のホームでスクワットをするには、ゴルフのスイングをするよりも勇気が必要です。オフィスで寝転んで腕立て伏せ、腹筋をするわけにもいきません。しかし、この3大エクササイズはメタボダイエットにとって大きな意味があるのです。
 スクワットは下半身の大きな筋肉をトータルに刺激することで、太りにくい体質に変える基礎代謝アップに通じます。腹筋は内臓脂肪を刺激して燃焼を助けます。そして腕立て伏せは胸・腕・肩を引き締め、がっちりした体形をもたらし「やる気と体の自信」を取り戻してくれるのです。一つの運動でスクワット・腹筋・腕立て伏せのトリプル効果を得られるのなら、がぜん、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
 
<上体ねじり立ち腕立て伏せのポイント>
 
 壁を背にして両足を肩幅に開き、足二つ分(50センチ)くらい離れて立つ。両腕を左右に開き、両手をパーの形にして、腕立て伏せの形を取る。顔は正面に向け、上体だけをねじり、両手のひらを壁につけ、ひじを深く曲げ、両手で壁を押しながら体を元の位置に戻す。正面に戻った時に、ひざを90度に曲げるスクワットを取り入れる。逆側も同様に。目安は左右往復10回。
 
<主な効果>
 
 基礎代謝アップ、全身の引き締め、腰痛と肩凝りの予防・改善(日常ながら運動推進協会代表)
  

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2008/5/24 健康の知恵 ながらde運動:洗濯物干しスクワットで心身晴れ晴れ=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
 
ながらde運動:洗濯物干しスクワットで心身晴れ晴れ=長野茂
 
2008年5月24日 毎日新聞 大阪夕刊


 4月からメタボ健診が義務化されたことも手伝い、今や日本中メタボ情報があふれ、メタボビジネスという業態が確立しそうな勢いです。「メタボ狩り」「メタボ撲滅」といった言葉が飛び交い、中高年の心中は穏やかではありません。「メタボの意味まで知っている人」は87%にも上ります(内閣府が今月発表)。
 メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満(腹囲が男性で85センチ以上、女性で90センチ以上)と判定された上で「高血圧、脂質代謝異常、高血糖」のうち二つ以上を併せ持つ状態を指します。判定基準は国際基準と異なる面も指摘され、しばらくは論議されそうですが、数値が確定するまで運動不足の生活を変えないのでは「木を見て森を見ず」。まずは休日に肩ひじを張らずに、洗濯物干しねじり運動に挑戦しましょう。「メタボエクササイズ」だと思えば、家事の壁も不思議とクリアでき、体だけでなく気持ちまで晴れ晴れしてきます。
 
<洗濯物ねじりスクワットのポイント>
 
 洗濯物かごを体の右側に置き、背筋を伸ばし、おなかに力を込めて、右足を半歩前に出す。そのまま腰を曲げずにゆっくりしゃがみ、上体を右にねじりながら両手で洗濯物を取り、ゆっくり立ち上がる。5回繰り返したら、かごを左側に移し、左足を半歩前に出して同様に。両手をそろえて洗濯物を取るのがわき腹を引き締めるコツ。左右各5枚が目安。
 
<主な効果>
 
 基礎代謝アップ、太もも、お尻、わき腹の引き締め(日常ながら運動推進協会代表)
 
http://mainichi.jp/life/health/

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2008/5/17 健康の知恵 ながらde運動:やせ体質になる「ナンバ歩きで坂道上り」=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
ながらde運動:やせ体質になる「ナンバ歩きで坂道上り」=長野茂
 
2008年5月17日 毎日新聞 大阪夕刊


 私の事務所は高台にあり、多くの訪問者はつらそうにやって来ます。ところが日常ながら運動を知り、その本質を理解するにつれて「坂道もよいものですね」と意識が変わってきます。わざわざ高いお金を払ってフィットネスジムに通い、前に進まない自転車やランニングマシンに乗るより、坂道を上るほうがずっと自然で、効果も高いと感じるようです。
 坂道上りは平地歩きの3倍のエネルギーが消費される内臓脂肪燃焼運動ですが、同時に太もも前後、お尻、ふくらはぎといった下半身の大きな筋肉をすべて鍛え、基礎代謝を上げて「やせ体質」に改造する、打倒メタボ最強のながら運動です。この坂道上りに「ナンバ歩き」を取り入れると、大またでグングン上りやすくなります。ナンバ歩きとは右足と右手、左足と左手を一緒に動かす、江戸時代以前の歩き方。やや重心を低くして前傾姿勢で歩く坂道では、普通歩きより足の運びがスムーズになります。はた目には多少変わった動きに見えるので、気合を入れて脇目も振らずに一気に上るのがコツです。
 
<ナンバ歩きで坂道上りのポイント>
 
 背筋を伸ばし、おなかを引き締め、ややひざを曲げて腰を落とした姿勢で上体をやや前傾させる。平地の普通歩きより歩幅を10センチ前後大またで力強く踏み出し、足裏全体で着地し、すばやく一気に上る。意識して右足と右手、左足と左手を同時に大きく動かす。
 
<主な効果>
 
 内臓脂肪燃焼、基礎代謝アップ、お尻、太もも、ふくらはぎの引き締め(日常ながら運動推進協会代表)
 
http://mainichi.jp/life/health/

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2008/5/10 健康の知恵 ながらde運動:緩急ウオークで燃やせ、内臓脂肪=長野茂 毎日jpより転載

健康の知恵
 
 
ながらde運動:緩急ウオークで燃やせ、内臓脂肪=長野茂
 
2008年5月10日 毎日新聞 大阪夕刊


 4月からメタボリックシンドロームをターゲットにした特定健康診査及び特定保健指導(40〜74歳)が始まりました。「おなかまで管理されるのはたまらない」との不満も分かりますが、健康不安を解消する好機と考えましょう。男性の肥満の特徴は腕、肩、胸、背中、お尻、太ももなどがそれほどたるんでいなくても、おなかがポッコリせり出す内臓脂肪型肥満。油断するとすぐにつく内臓脂肪ですが、ちょこまか動けば皮下脂肪より燃えやすいという特徴も。そこで、今月は内臓脂肪燃焼に役立つ日常ながら運動の特集です。
 約束の時間が迫り、焦ってダッシュしたものの体力不足で続かず、少し歩いてまたダッシュという苦い経験は誰にでもあります。実はこの「ややきついダッシュウオーク」と心臓のドキドキを静めながら「やや楽な普通歩き」を交互に行う方法は、歯を食いしばって歩き続けるより内臓脂肪燃焼効果が高いことが分かっています。メタボ克服のコツもビジネスの極意と同じ。緩急の会得が近道です。
 
 <緩急ウオークのポイント>
 
 背筋を伸ばし、おなかをへこませ、ジョギングに近い速足で1分間ダッシュしたら、速度を落として普通歩きを1分間。交互に合計10分間歩く。自分で「ややきつい」(1分間の心拍数が100〜110拍程度)と感じるくらいを目安に。1分間ダッシュが「かなりきつい」と感じる場合は30秒程度から始める。通勤、外出、買い物、犬の散歩タイムなどに行う。(日常ながら運動推進協会代表)

 <主な効果>

 内臓脂肪燃焼

 

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わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)