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京都市下京区/富士鍼灸整骨院(ふじしんきゅうせいこついん)

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2008/8/13 子供の頃は好きだった絶叫マシン…大人はなぜ苦手? @nifty.comより転載

子供の頃は好きだった絶叫マシン…大人はなぜ苦手?
 
 
 
2008年8月13日(水)17時7分配信 夕刊フジ
 
 夏休みに遊園地などに出かける人も多いだろう。ところで、子供の頃は好きだった絶叫マシンが、大人になって苦手になり、酔うようになった…なんて話をよく聞く。これってなぜ?
 『知って得! 正しい医学知識』(盛隆出版)の著者で、医療法人社団池谷医院の池谷敏郎院長に聞いた。
 「楽しんで夢中になっていると、症状が出ないことがまずあると思います」
 これは、子供の「はしゃいでいる精神状態」と、大人の「嫌々つきあっている、一歩ひいた状態」の違いによるものという指摘だ。
 確かに、乗り物酔いしやすい子供でも、友達と騒いでいたら案外酔わなかった、なんて場合がある。
 また、大人の場合、疲れているなど、体調のせいもあるかも、とのこと。
 「肩がこっていたりすると、乗り物に揺られて肩こりが悪化し、気持ちが悪くなるのかも」
 また、大人になるとお尻が重くなって、揺れの“弧”が大きくなる可能性もあるそうだ。
 とはいえ、いちばん大きいのは、やはり「慣れの問題」だと言う。
 「フィギュアスケートの選手がクルクル回転する実験をしても、目がまわらないのと同じように、常にやっているかどうかの違いですね。ブランコなども、大人が久しぶりにのってみると、気持ち悪くなったりすることがありますから」
 そういえば、子供の頃は車酔いしていたのに、大人になると酔わなくなったという人も多い。
 「これはやはり経験の量の違いでしょう。大人になると、乗り物には鍛えられて酔わなくなるけど、子供の頃と違って、ブランコで酔うこともありますから」
 絶叫マシンが苦手な人は、「子供の気分に戻って、はしゃいだ気分で乗ってみる」「とことん乗って、訓練で鍛えてみる」のもひとつの手かも。

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2008/8/13 半数超が「心の病増加」 余裕ない職場ほど傾向強く m3.comより転載

半数超が「心の病増加」 余裕ない職場ほど傾向強く



記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年8月13日】

 財団法人社会経済生産性本部のアンケートに回答した上場企業のうち、半数以上が社員の心の病が増える傾向にあるとしていたことが12日、分かった。「人を育て、仕事の意味を考える余裕がない」会社ほど、心の病の増加を訴える傾向が強いことも確認された。
 同財団は2002年から2年ごとに同じ調査を実施。今年は4月に2368社を対象にし、269社が回答した。
 最近3年間で、従業員の心の病が「増加傾向」と回答したのは56%で2年前の61%から微減し「横ばい」は32%、「減少傾向」は4%。職場で「人を育てる余裕がなくなってきている」という企業の60%が心の病が増加傾向と答える一方、「そうではない」という企業で増加傾向と答えたのは35%にとどまった。
 「職場でのつながりを感じにくい」「仕事の全体像や意味を考える余裕が職場になくなってきている」とする企業はいずれも60%以上が心の病が増加傾向と回答。「そうではない」とする企業で増加傾向としたのはいずれも40%台前半だった。
 従業員の健康づくりのうちメンタルヘルス対策を重視する企業は63%で、6年前の調査の33%からほぼ倍増、この問題に対する企業の危機感の高まりが読み取れる。
 同財団は「心の病については不調者の早期発見に加え、組織風土の改善に目を向ける必要がある」としている。

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2008/8/13 茨城・髄液漏れ、治療可能は5機関 診療できるのは9機関 m3.comより転載

茨城・髄液漏れ、治療可能は5機関 診療できるのは9機関



記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年8月13日】
脳脊髄液減少症:髄液漏れ、治療可能は5機関 診療できるのは9機関 /茨城

 ◇県がアンケート調査結果公表

 県は、交通事故などの外傷で脳脊髄(せきずい)液が漏れて頭痛やめまいを引き起こすとされる「脳脊髄液減少症」(髄液漏れ)の診療ができる県内九つの医療機関をホームページで公表した。うち5機関では治療も受けられる。
 同症は発症の仕組みなどで未解明な点が多く、事故と髄液漏れなどの因果関係について専門家の見解は分かれている。患者の多くは、診療や治療ができる病院を探すのに苦労していることから、今年6月に患者団体の要望を受けた県が脳外科などがある県内137の医療機関を対象に初めてアンケート調査をした。
 同時に、有効な治療法の一つとされる、自分の血液を患部に使う「ブラッドパッチ療法」の実施の有無についても調べた。同療法は保険が適用されないことから、患者らの中に、保険適用を求めて署名活動を行う動きもある。【八田浩輔】


 診療、治療を行っている医療機関は次の通り。

 【診療とブラッドパッチ療法を実施している医療機関】
田口同仁クリニック(水戸市鯉渕町)▽龍ケ崎済生会病院(竜ケ崎市中里1)▽藤代病院(取手市下萱場)▽きし整形外科・内科(土浦市大和町)▽美浦中央病院(美浦村宮地)

 【診療のみ可能な医療機関】
石塚地方病院(城里町石塚)▽日立製作所水戸総合病院(ひたちなか市石川町)▽久慈茅根病院(日立市久慈町)▽きぬ医師会病院(常総市新井木町)

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2008/8/13 脳卒中後の消化管出血は死亡リスクの上昇と関連 m3.comより転載

脳卒中後の消化管出血は死亡リスクの上昇と関連

 

提供:Medscape

【2008年8月13日】

新規研究によると、脳卒中後の入院中の消化管出血は、退院時の死亡または重度の依存性のリスクの3倍の上昇と関連する
Susan Jeffrey
Medscape Medical News

【8月7日】

 新規研究は、急性虚血性脳卒中後の入院中の消化管(GI)出血は比較的まれであるが、退院時の死亡および重度の依存性のリスクの3倍の上昇と関連することを示している。
 カナダ脳卒中ネットワーク登録(Registry of the Canadian Stroke Network)のデータを用いて、研究者らは6カ月後の死亡リスクの上昇が最初の入院中のGI出血と関連することも見出した。
 「これの元になったカナダ脳卒中登録の長所のひとつは、我々に脳卒中後の医学的合併症の自然経過を観察する機会を与えてくれることである」と、主任著者であるMcMaster大学(オンタリオ州ハミルトン)のMartin J. O'Donnell, MB, PhDはMedscape Neurology & Neurosurgeryに語っている。
 GI出血は予防手段が役立つ可能性のある合併症であると博士は述べた。「GI出血および他の種類の出血のリスクを低下させる介入が脳卒中後のアウトカムの改善をもたらすかどうかを究明するため、今後の研究が必要である」。
 知見は、『Neurology』8月26日号への掲載に先立ち、8月6日にオンライン版で発表された。
 
過小評価されている結果

 最近まで、大きな血管事象後の出血の結果は「ひどく過小評価されていた」と著者らは述べている。
 「現在では、説得力のあるエビデンスによって、急性冠症候群の後の大出血が死亡率および再発性の大きな血管事象の強力な独立した予測因子であることが示唆されている」と著者らは述べている。「しかし急性虚血性脳卒中後の大出血と臨床的アウトカムの関連はあまり評価されていない」。
 脳卒中後の最も一般的な種類の頭蓋外出血は、通常は上部消化管における消化管出血であると、著者らは述べている。この研究において、O'Donnell博士らはカナダ脳卒中ネットワーク登録のデータを用いて消化管出血の発生とそのリスクファクターを調査し、虚血性脳卒中後の臨床的アウトカムとの関連についても検討した。
 脳卒中の重症度はCanadian Neurological Scaleを用いて評価した。依存性は修正Rankin Scale(mRS)を用いて測定したが、スコアが0 - 3は依存性がないか、または軽度から中等度であり、mRS 4 - 6には死亡または重度の依存性が含まれる。
 登録には、カナダのオンタリオ州にある11の病院に入院した急性虚血性脳卒中の一連の患者が含まれる;この解析のために研究者らは6853例の患者を同定した。患者のうち829例が入院中に死亡し、1374例が6カ月後までに死亡した。
 100例(1.5%)の患者は入院中にGI出血が発生し、そのうち36例(0.5%)は輸血を必要とした。
 多変量ロジスティック回帰から、併存疾患および入院中の医学的合併症には関係なく、消化管出血が退院時の死亡または重度の依存性、および6カ月後の死亡率と関連したことが明らかになった。

消化管出血に関連する死亡または依存性のリスク
エンドポイント オッズ比95% CI
退院時の死亡または重度の依存性3.31.9 - 5.8
6カ月後の死亡1.51.1 - 2.0

 「消化管出血と臨床的アウトカム不良との関連は多元的である可能性が高い」と博士は述べた。「例えば、患者に大出血が発生すると、通常、抗血栓治療は中止され、これによって再発性の大きな血管事象のリスクは上昇する」と、これらの出血の死亡率または依存性に対する影響が、出血の直接的および間接的な結果に関連する可能性があることを示唆している。
 消化性潰瘍疾患、癌の既往歴、および脳卒中の重症度はすべて、この解析におけるGI出血の独立した予測因子であった。
 「もし我々が脳卒中後の消化管出血、特に上部GI出血のリスクの高い患者を同定できるなら、可能性のある1つの研究方法は、この高リスク群におけるH2拮抗薬またはプロトンポンプ阻害薬のような酸抑制治療のルーチンの予防的使用が、臨床的アウトカムに有益な効果をもたらすかどうかを明らかにすることであろう」と、O'Donnell博士は述べた

 カナダ脳卒中ネットワーク登録はカナダ脳卒中ネットワークから補助金を提供された。O'Donnell博士は、内科学のWilliam Walsh Research Chair、およびカナダ保健研究所からのMentor-Mentee賞を与えられている。他の個々の治験責任医師に関する資金提供は論文に記載されている。著者らは開示情報はないと報告している。



Neurology. 2008;71:650-655.
Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/8/13 遺伝子が早期ニコチン依存症に関連 m3.comより転載

遺伝子が早期ニコチン依存症に関連

 

提供:Medscape

【2008年8月13日】

遺伝子変異が最初のタバコに対する良好な反応を説明するのに役立つ可能性
Salynn Boyles
WebMD Medical News

【8月8日】

 喫煙者または喫煙経験者であれば、初めてのタバコ、それを吸ったときに咳発作を起こしたか、快感が得られたかを覚えているであろう。
 新しい研究は、喫煙に対するその最初の反応とニコチン依存症感受性増大に関連している特異的遺伝子変異との関連を示唆している。
 また、今週発表された別の研究は、喫煙開始直後に常習喫煙者になる人がいる理由を異なる観点から説明している。
 ニコチン依存症感受性の個人差を検討する研究は増加しつつあるが、さらに、これらの2つの研究が加わった。
 「タバコ会社は、長年にわたって、喫煙は個人の選択であるという話を我々にしてきた」と、長年のニコチン研究者であるミシガン大学のOvide Pomerleau, PhDはWebMDに語っている。「しかし、一部の人にとっては、そうとも限らないということがますます明らかになっている」。
 
ニコチン依存症と遺伝子

 『Addiction』オンライン版で8日に発表された研究において、Pomerleau博士らは、最初の喫煙経験、現在の喫煙パターン、CHRNA5として知られているニコチン受容体遺伝子の特異的変異の間の関連について報告している。
 研究は、喫煙者および非喫煙者435例を対象として実施された。非喫煙者はすべて、生涯を通じて1本以上(100本未満)のタバコを吸っていたが、常習にはならなかった人であった。習慣的喫煙者は、過去5年以上の間、1日5本以上喫煙していた。
 この研究において、喫煙者は、非喫煙者と比較して、初めてタバコを吸ったときに快感が得られたと報告する可能性が8倍高かった。
 また、喫煙者は、ニコチン依存症感受性増大に関連しているCHRNA5遺伝子の変異を有する可能性がはるかに高かった。
 「実に三重の攻撃である」と、Pomerleau博士は述べている。「この遺伝子構造を有する人は、初めてタバコを吸ったときから快感が得られ、依存症になって肺癌を発症する可能性が高い」。
 
ニコチンと脳

 同じ問題を違う角度から検討した別の研究において、ウェスタン・オンタリオ大学の研究者らは、ニコチンの報酬効果に対する感受性を制御していると思われる脳内の重要な領域を同定した。
 「ニコチンは、モルヒネのような薬物がもたらす陶酔感・恍惚状態をもたらさない」と、研究者Steven R. Laviolette, PhDはWebMDに語っている。「実際に、最初の喫煙時に、気分が悪くなる人が多い。しかし、依存症罹患後に脳がどのようにしてニコチンの報酬効果を処理しているのかについてはかなり理解しているが、この最初の感受性についてはほとんど分かっていない」。
 研究者らは、薬物依存症に関連している脳の経路を標的とした。
 ラットを用いた一連の実験において、研究者らは、ラットが最初のニコチン曝露で快感を得るか、嫌悪感を抱くかをコントロールする2つの「hotspot」を同定し、操作することに成功した。
 研究結果は、『Journal of Neuroscience』8月号に掲載されている。
 「ヒトにおいて、脳のこの領域のドパミン系に自然発生的な違いがあるならば、それが初めてタバコを吸ったときに快感が得られる人と気分が悪くなる人がいる理由の一つかもしれない」と、Laviolette博士は述べている。
 両研究者とも、研究結果は、現在の禁煙補助薬よりもはるかに有効な新しい標的療法の発見に影響を及ぼす可能性があると述べている。
 数年以内に、そのような治療が実現する可能性がある、とPomerleau博士は述べている。
 「この分野における進歩の速さは著しい」と、同博士は述べている。「我々は、休みなく発見をしている」。



(C)2008 WebMD Inc. All rights reserved.

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2008/8/13 バレニクリンが経皮的ニコチン置換療法よりも禁煙に有効な可能性 m3.comより転載

バレニクリンが経皮的ニコチン置換療法よりも禁煙に有効な可能性

 

提供:Medscape

【2008年8月13日】

バレニクリン使用患者は、経皮的ニコチン置換療法患者と比較して、禁煙率が高い 無作為化オープンラベル試験の結果
Laurie Barclay
Medscape Medical News

【8月7日】

 バレニクリン使用患者は、経皮的ニコチン置換療法(NRT)患者と比較して、禁煙率が高いという無作為化オープンラベル試験の結果が、『Thorax』8月号に掲載された。
 「新規禁煙補助薬バレニクリンは、プラセボおよび徐放性ブプロピオン(ブプロピオンSR)よりも有意に有効であることが示されている」と、H?pital Emile Roux, Assistance Publique-Hopitaux de Paris, Limeil-Br?vannes Cedex(フランス)のA.H.J. Aubin, fromおよび共同研究者らは記している。「12週間のバレニクリン標準レジメンと10週間の経皮的NRT標準レジメンの禁煙に対する効果を比較することを目的として試験を行った」。
 ベルギー、フランス、オランダ、英国、米国で実施されたこの52週間の第3相試験において、参加者をバレニクリン群(1mg、1日2回まで漸増、12週間)、または経皮的NRT群(21mg/日、7mg/日まで漸減、10週間)に無作為に割り付け、投与終了後52週まで経過観察を行った。
 自己報告による持続禁煙率(CAR)を主要エンドポイントし、1回以上投与を受けた参加者について治療期間の最後の4週間の呼気中一酸化炭素(10ppm以下)で生物化学的に確認した。治療期間の最後の4週間から24および52週までのCAR、ならびに喫煙欲求、離脱症状、喫煙時の満足感を副次的エンドポイントとした。
 評価可能例は、バレニクリン群患者376例およびNRT群患者370例であった。主要エンドポイントである治療期間の最後の4週間のCARは、バレニクリン群55.9%、NRT群43.2%であった(オッズ比[OR]、1.70;95%信頼区間[CI]、1.26 - 2.28;P<0.001)。
 52週目のCAR(NRT、8 - 52週;バレニクリン9 - 52週)は、バレニクリン群26.1%、NRT群20.3%であった(OR、1.40;95%CI、0.99 - 1.99;P=0.056)。NRTと比較して、バレニクリンは、喫煙欲求、離脱症状、喫煙時の満足感の有意な減少に関連していた(P<0.001)。最も高頻度に認められた有害事象は悪心で、バレニクリン群患者の37.2%、NRT群患者の9.7%で認められた。
 「この試験の結果、治療終了時、禁煙率は、経皮的NRT群よりもバレニクリン群の方が高く、喫煙欲求、離脱症状、喫煙時の満足感は、経皮的NRT群よりもバレニクリン群の方が少ないということが明らかになった」と、試験の著者らは記している。
 この試験の問題点として、割り付け後の脱落率が異なるため、NRTと比較してバレニクリンの有効性が過小評価された可能性がある点、オープンラベル試験であった点、NRT(10週間)と比較して、バレニクリン(12週間)は、治療期間が長かったので、治療バイアスが生じた可能性がある点、十代の喫煙者、疾患を有する喫煙者(活動性心疾患患者など)、現在精神疾患を有する喫煙者、白人以外の参加者などの集団に一般化できなかった点が挙げられる。
「バレニクリンと経皮的NRTを用いたこのオープンラベル比較試験において、バレニクリンは、安全かつ忍容性良好であるように思われた」と、試験の著者らは結論付けている。「治療終了時のバレニクリン群の禁煙率は、NRT群よりも有意に高いということが示され、これは、バレニクリンをプラセボおよびブプロピオンSRと比較した既報の試験結果と一致している。さらに、バレニクリン群の喫煙欲求、離脱症状、喫煙時の満足感の減少幅は、NRT群よりも大きかった」。
 付随論説において、バレニクリンは、禁煙願望者にもう1つの選択肢を与え、医師は患者にバレニクリンが最良唯一の禁煙補助薬であると伝えることができる、とバーミンガム大学(英国)のPaul Aveyard博士は指摘している。
 「バレニクリンによる治療では、ニコチン依存症の至適治療に近い治療を提供することができるが、禁煙はニコチン依存症の治療だけではない」と、Aveyard博士は記している。「治療を無事に終了する人の大部分が喫煙を再開する。さまざまな薬剤の慎重投与とともに認知行動介入を開発する必要がある」。

 バレニクリンを製造しているPfizer社は、この試験に資金を提供し、編集を支援した。試験著者のうちの4名は、Pfizer社の社員である。他の著者5名は、Pfizer社とのさまざまな取引関係を明らかにしている。また、著者のうちの4名は、GlaxoSmithKline社、Pierre-Fabre Sante社、Sanofi-Aventis社、Merck-Lipha社、Boehringer Ingelheim社、Xenova社、Novartis社、Pri-Med社、CME outfitters社とのさまざまな取引関係を明らかにしている。

 Aveyard博士は、National Institute for Health Research(NIHR)の助成を受けているが、同博士の見解は、必ずしもNIHRやNHSの見解ではない。Aveyard博士は、NRTを製造しているMcNeil社およびPfizer社など、禁煙補助薬提供会社の顧問を務めている。



Thorax. 2008;63:717-724.
Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/8/13 アルツハイマー病に対するPBT2の第2a相試験で、研究の継続が支持される m3,comより転載

アルツハイマー病に対するPBT2の第2a相試験で、研究の継続が支持される

 

提供:Medscape

【2008年8月13日】

金属蛋白質弱毒化物質であるPBT2の第2a相試験の結果によれば、アルツハイマー病患者への12週間の投与は安全で忍容性が高い
Susan Jeffrey
Medscape Medical News

【7月30日】(イリノイ州シカゴ)

 金属蛋白質弱毒化物質であるPBT2(Prana Biotechnology社製)の第2相試験の結果によれば、アルツハイマー病(AD)患者への12週間の投与は安全で忍容性が高いことが示された。
 この小規模安全性試験においては、この試験での最大用量の治療で患者の脳脊髄液(CSF)中のβアミロイド(Aβ)の濃度の低下が観察され(ただし血漿中の濃度は低下せず)、実行機能の2つの測定項目に、ある程度の改善が見られた。
 ウプサラ大学病院(スウェーデン)のLars Lannfelt, MDとロンドン大学インペリアルカレッジ(英国)のCraig Ritchie, MBChBらによるこの論文は、『Lancet Neurology』7月29日号オンライン版に掲載され、同時に、ICAD 2008:アルツハイマー病学会国際会議で発表された。
 カリフォルニア大学ロスアンジェルス校デヴィッド・ゲフィン医学部の神経内科・精神科・行動科学科の教授で、この臨床試験の諮問委員であり、Prana Biotechnology 社のコンサルタントを務め、同社の株を保有するJeffrey L. Cummings, MDが、記者会見で試験結果について説明した。
 「今回の12週間試験においてPBT2が安全で忍容性に高いことが示され、より大規模な患者集団を対象にしてより高い用量を試験する臨床試験に進むことに異論はない」とCummings博士は述べた。
 
毒性相互作用

 脳内でのAβ蓄積がAD発生機序の中心である。銅と亜鉛がAβに結合するとその蓄積と毒性が強まる。PBT2は金属蛋白質弱毒化物質(metal-protein-attenuating compounds: MPAC)という新しい薬剤グループの第2世代である。MPACは金属?タンパク質複合体に対して弱い親和性を持つが、キレート剤ではなく、金属イオンとAβの濃度を下げるのではなく、それらの相互作用を防止する。
 Cummings博士によれば、ClioquinolというPBT1が第2相臨床試験で調べられたが、毒性のためにそれ以降の開発は続けられなかった。
 Lannfelt博士らが行った今回のPBT2の第2相試験は、早期ADの患者78例を募集した。早期ADの定義は、簡易知能検査のスコアが20点から26点の間で、アルツハイマー病評価尺度の認知力下位尺度(ADAS-cog)のスコアが10点から25点の間とした。患者をランダム化して、プラセボ、PBT2 50 mg、PBT2 250 mgに割り付け、12週間治療した。主要エンドポイントは安全性と忍容性である。
 報告によれば、この試験全体で、治療で引き起こされた有害事象が1回以上見られた患者が54%いたが、群間で事象に有意差はなかった。有害事象による治療中止の例はなく、治療群の患者に重篤な有害事象は見られなかった。特に、PBT1で懸念されていた亜急性脊髄視神経障害に該当する現象を示すエビデンスはまったくなかった、と著者らは記している。

治療で引き起こされた有害事象
エンドポイント PBT2 50 mgPBT2 250 mgプラセボ
有害事象、 n(%)10 (50)18 (62)14 (48)

 検証した二次エンドポイントは血漿およびCSF中のバイオマーカーと認知力である。報告によれば、250 mgの用量で治療した患者はCSF中のAβタンパク質濃度が有意に減少した(プラセボに比べて13%の減少)。
「 脳内のAβカスケードを有効に防ぐことができる薬物の開発はこれまで困難であったので、これが我々にとってもっとも重要な成果だ。既存の尺度の中でCSFの測定値は、脳内で起きていることをもっとも正確に反映する測定値だ」とCummings博士は語った。
 血漿中のAβ濃度に対しては効果がなかったことについて、この薬剤はAβ代謝に対して中枢性に作用すると著者らは意見を述べている。こうした知見は、PBT2が脳のAβに選択的に作用し、末梢のAβには作用しないことを示していると著者らは記している。
 認知力の知見については、Cummings博士は次のように言っている。「小規模短期間の臨床試験では堅牢な臨床転帰は期待できず、アルツハイマー病の臨床試験のほとんどで主要転帰とされているADAS-cogは今回の試験の薬剤使用群とプラセボ群とで差がなかった。しかし、興味深いことに、実行機能の2つの測定項目(Trails Bと発話流暢性)はPBT2のほうがプラセボよりも優位な差が見られた。」
 例えば、12週間の治療の終了時において、250 mg群の患者はTrail-Making Test, Part Bの平均完遂時間が、試験開始時に比べて48秒速くなったが、プラセボ群の平均完遂時間は5秒遅くなった。「これは非常に意味のある結果だ」と博士は語った。
 Cummings博士はMedscape Neurology & Neurosurgeryに、次の段階として同じ方針での第2b相試験を予定していると語った。「250 mgの安全性データを示すことができたので、(次は)もっと高い用量で大きな有効性があることを示す必要がある。」
 
まだ残る障壁

 『Lancet Neurology』のこの論文への「Reflection and Reaction」記事において、ウェイル・コーネル医科大学(ニューヨーク)の記憶疾患プログラム長であるNorman R. Relkin, MDが、今回の知見を有望なものと見なしながら、「ADの治療法として進めるには、PBT2にはまだ、大規模臨床試験で安全性と有効性をさらに示すという乗り越えなければならない高い壁がある」と警告している。
 この薬剤の成否の予測は、ADの病態発生に関する議論の多い2つの学説によって変わる。Relkin博士が言うには、「1つ目の説はアミロイド仮説であり、まだ広範囲の支持を受けているが、はじめて開発された2種の抗アミロイド薬(tramiprosateとtarenflurbil)は最近第3相試験を完了することができかった」と博士は記している。2つ目の説はもっと議論が多い、ADにおける金属イオンの働きに関する仮説である。Aβの蓄積に影響する因子は多数あるが、金属イオンとAβとの相互作用を弱めることでADの疾患発生を十分に変更させられるどうかはまだ不明である。
 「アミロイド仮説が正しいとするならば、今後のPBT2臨床試験はMPACの働きを検証するだけでなく、AD病態発生における金属イオン恒常性の重要性を検証する初めての具体的な試験になるだろう。」

 この試験は、Prana Biotechnology社の資金援助を受けている。Cummings博士の開示情報によれば、博士はPrana Biotechnology社のコンサルタントを務め、株を保有している。共著者の開示情報は原著論文に記載されている。Relkin博士の開示情報には、関連する金銭的利害関係はない。



Lancet Neurol. 2008; Published online before print July 29, 2008.
ICAD 2008: Alzheimer's Association International Conference on Alzheimer's Disease: Press conference. Presented July 29, 2008.
Medscape Medical News 2008. (C) 2008 Medscape

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2008/8/13 医療機関の「ヒヤリ・ハット」増加、処方・投薬ミスがトップ YOMIURI ONLINEより転載

医療機関の「ヒヤリ・ハット」増加、処方・投薬ミスがトップ
 
 
 
2008年8月13日20時24分  読売新聞)
 
 国立病院や大学病院など主要240医療機関で2007年に、医療事故につながりかねない「ヒヤリ・ハット事例」が計20万9216件起きていたことが財団法人「日本医療機能評価機構」の調査でわかった。
 06年を1万3607件上回り、統計を取り始めた05年よりも2万6318件増えている。
 同機構は国の医療事故報告制度に基づき国立病院などから、ヒヤリ・ハット事例の報告を受けている。事例を発生場面別にみると、薬の種類や処方量を間違える「処方・投薬」が4万6056件(22%)とトップで、「ドレーン・チューブ類の使用・管理」が14・5%、「療養上の世話」が9・2%などだった。
 原因別では、薬の名前などの確認が不十分だったことが24・5%。病室の見回り時などの観察が不十分も12・7%と初歩的ミスが目立った。
 

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2008/8/13 ホルモン活性化 (1)ゆっくり筋トレ 脂肪分解 YOMIURI ONLINEより転載

ホルモン活性化
 
 
(1)ゆっくり筋トレ 脂肪分解
 
2008年8月13日  読売新聞)
 
 
 体内の様々な活動をコントロールし、健康を支えるホルモン。このシリーズでは、乱れがちなホルモンバランスを整えて快調に過ごす方法を探る。まずは、成長ホルモンによる減量法から。
 成長ホルモンには、発育期に骨を伸ばし、臓器や筋肉を大きくするほか、脂肪を分解させる強い働きがある。
 東京大学の石井直方教授(身体運動科学)によると、成長ホルモンの分泌は、筋肉トレーニングで活性化される。筋肉は多くのエネルギーを必要とするので、鍛えて増やせば消費カロリーもアップする。
 石井教授が「昼休みなどちょっとした時間にもできる」と薦めるのが、鍛えたい部分をゆっくりと動かし続ける「スロートレーニング(スロトレ)」。常に筋肉に力が入り、静脈を圧迫し続けるため、「高い負荷がかかっている」と体が錯覚し、たくさんの成長ホルモンが分泌される。
 例えばスクワットなら、ゆっくりひざを曲げ、太ももが水平になったら、動きを止めずにひざを伸ばし始める。完全に立ち上がる直前に再びひざを曲げ始める。多少きついと感じる回数(5〜10回)を1セットとして3セット行う。週に2、3回やるのがいい。
 筋トレの後、6時間程度は、成長ホルモンによる脂肪分解作用が続くという。その間に、ウオーキングなどの有酸素運動で分解された脂肪を燃やす。階段を使うなど、日常生活の中で体を動かすよう心がけるだけでも効果がある。
 重要なのは、筋トレの後に有酸素運動という順番を必ず守ること。有酸素運動は成長ホルモンの分泌を抑えるため、順番が逆だと効果がない。
 

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2008/8/13 新型インフル流行したら…企業が対策マニュアル YOMURI ONLINEより転載

新型インフル流行したら…企業が対策マニュアル
 
 
2008年8月13日  読売新聞)
 
泊まり込み 通勤回数減、家族が38度超 出社自粛
 
ジャスコの店舗では、客向けに備蓄品リストが書かれたチラシを用意している(東京のジャスコ品川シーサイド店で)

 新型インフルエンザの発生に備え、企業が対策マニュアルを作り始めた。流行時に、社員を感染から守るため、マスクなど衛生用具を備蓄したり、勤務態勢を見直したり。企業と家庭の連携が欠かせないことから、家族の啓発に力を入れる企業もある。
 流通大手のイオン(千葉市)は、2年前から新型インフルエンザ対策を開始した。担当者の長尾博昭さんは「食料品や日用品は市民生活に欠かせない。従業員の安全を守りながら可能な限り販売したい」と話す。
 同社のスーパー「ジャスコ」の各店舗では、患者が地元で発生すると、子ども用品コーナーなどから売り場を順次閉鎖。店内での感染を防ぐため、最終的には屋外にワゴン台を並べる店頭販売に切り替える手順になっている。
 従業員はマスクやゴーグルを着用して接客する。こうした従業員用の対策セット(マスク1万5000枚、ゴーグル500個、専用せっけん500個、うがい薬500本)を計12セット用意。流行が始まった地域にすぐ配送できる態勢をとる。また、従業員全員に、感染防止の基礎知識を記したパンフレットを配布した。
 東京ガス(東京)は、国内で流行が始まったら、工場やガス管の維持・管理関係の社員約2600人について、工場などに2週間ずつ泊まり込み、交代で作業してもらう方針。通勤する回数を減らし、感染リスクを低くする狙いだ。「通勤時に自家用車を使うよう呼びかける」と担当者。これに対し、接客や販売などその他の約6000人の社員は自宅待機にする方針で、この秋までに具体的にマニュアルで定める。
 NEC(東京)は、社員が自宅にいても、カメラ付きパソコンの前に座れば、インターネットを通じて会議に参加できるシステムを作っており、「社員同士が接触する機会を減らせる」という。社員の感染を防ぐには、家族ぐるみで取り組むことが欠かせないとして、手洗いの仕方などをまとめた家庭用マニュアルを9月に配布。さらに将来の流行時には、毎朝社員が家族全員で体温を測り、家族の誰かが38度を超えていたら出社を自粛する取り決めにしたいという。
 三井住友海上グループのインターリスク総研(東京)は今年6月、国内の上場企業の新型インフルエンザ対策を調査した。回答のあった448社のうち、対策を立てているところは約10%だった。
 企業の取り組みを進めようと、厚生労働省も先月末に事業者・職場向けの新しい「対策ガイドライン」案を公表した。ガイドライン案では、電気・ガスや、食料品の製造販売など生活に欠かせない分野の企業などには、新型インフルエンザの発生時にも事業を続けるよう要請。一方で、感染拡大を防ぐため、重要業務以外は可能な限り縮小することを求めている。
 インターリスク総研の主席コンサルタント本田茂樹さんは「企業も少しずつ対策を取り始めているが、社員やその家族も新型インフルエンザについて正しく理解しておくことが必要だ」と話している。
 
 新型インフルエンザ発生時の企業の感染予防策の例
 
(厚労省のガイドライン案から作成)
 ▼満員電車などでの感染を避けるため、時差出勤を採用し、自家用車での通勤を認める
 ▼在宅勤務を進める
 ▼出張や会議を中止する
 ▼従業員の出勤時、体温測定や問診をする
 ▼社員食堂を利用するときに時差をつけたり一時閉鎖したりする
 ▼マスク着用、手洗いの励行
 ▼毎日職場の消毒・清掃を行う。特にドアノブやトイレ
 ▼「病気を押して出勤すること」を評価するような職場文化を普段からなくし、「症状がある時は自宅療養」という基本ルールを浸透させる

 新型インフルエンザ 鳥類などのインフルエンザウイルスが変異し、人から人へ感染しやすくなったもの。いつ発生してもおかしくない状況と言われる。人には免疫がないため、世界的な流行になるとみられる。厚労省は、海外で発生してから日本国内に入るまで2〜4週間程度と想定。社員自身の感染や家族の看病のため、職場を休む人が最大40%になる可能性があるとしている。
 

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2008/8/13 ガの「ラブソング」は超音波、鱗粉こすり合わせひそやかに YOMIRI ONLINEおよび@nifty.comより転載

ガの「ラブソング」は超音波、鱗粉こすり合わせひそやかに
 
 
 
2008年8月13日03時09分  読売新聞)
 
 ガのオスが求愛する際、メスに微弱な超音波で「ラブソング」を奏でていることを、東京大学と森林総合研究所などの研究チームが発見した。米科学アカデミー紀要に発表した。
 研究チームは超高速度カメラを使い、トウモロコシの害虫でもあるアワノメイガのオスの行動を観察。垂直に立てた羽で、羽と胸にある特殊な形の鱗粉(りんぷん)を1秒間に70回以上もこすり合わせ、40〜60キロ・ヘルツの超音波を出すことを突き止めた。
 近づいてきたオスが求愛すると、普通メスは受け入れるが、鱗粉を取り除いて超音波を出せなくしたオスの場合、メスはしばしば拒否した。この時、オスの超音波を人工的に合成した音を聞かせると、メスは求愛を受け入れた。
 超音波は半径3センチの狭い範囲内にいるメスしか聞き取れず、ひそやかに求愛している。森林総研の高梨琢磨主任研究員は「超音波を打ち消す音を出して交尾を妨げられれば、害虫を音で退治できる可能性もある」と話している。
 
 


 
ガが鱗粉こすり“ラブソング”

 

2008年8月12日(火)7時43分配信 共同通信

 ガの雄が雌に求愛する際、羽と胸部にある特殊な形の鱗粉をこすり合わせ、微弱な超音波で“ラブソング”を奏でていることを、東京大大学院と森林総合研究所の研究グループが突き止めた。12日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表。超音波で雌雄間の交信をするガがいることは知られていたが、高梨琢磨・森林総研主任研究員は「鱗粉が発信に使われていることが分かったのは初めて」と話している。

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2008/8/13 脳卒中の発症率、高卒女性は少なく…厚労省が2万人調査 YOMIURI ONLINEより転載

脳卒中の発症率、高卒女性は少なく…厚労省が2万人調査
 
 
2008年8月12日23時37分  読売新聞)
 
 中学卒や大学卒の女性は、高校卒の女性に比べて、くも膜下出血や脳梗塞(こうそく)など脳卒中を発症するリスクが高いことが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査で分かった。
 学歴に関連した発症リスクの調査は日本では初めてという。
 青森、秋田、長野、沖縄4県で、40〜59歳の女性2万人を、1990年から12年間追跡し、最終学歴と、脳卒中や心臓病との関連を調べた。調査期間中、脳卒中にかかったのは451人で、中学卒の発症率は高校卒と比べ1・6倍、短大・大学・専門学校卒は1・4倍高かった。
 中卒のグループは運動量が少なく、肥満や高血圧が多いのが特徴で、大卒などのグループは心理的なストレスを感じている人の割合が高かった。研究班の本庄かおり・大阪大助教(公衆衛生学)は「予防のためには、生活習慣の改善に加えて、ストレスの対処法なども考える必要があるのでは」と話している。
 

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新着記事

月別

わが街  京都  ドクター ご紹介 - http://kanja.ds-pharma.jp/health/yotsu/doctor/078/index.htmlから転載
ドクターからのメッセージ
患者さん一人ひとりに合った治療を目指して
近畿京都府京都市
ひろしまクリニック 院長
廣島 芳城 先生
ひろしまクリニックについてはこちら
 腰痛の発生頻度や原因について教えてください。
上半身の重さは体重の約70%といわれています。その重さを支えているのが腰椎です。腰椎には椎体という骨の部分と椎間板という骨と骨の間に入っている部分があります。椎体は機械的な負荷により変形が進行し、また骨粗鬆症の進行とともに脆くなっていきます。椎間板も年齢とともに変性していきます。驚くことにこの変性は10歳の子供たちのすでに9%に起こっていると報告されています。治療を要する腰痛の発生頻度の調査では20歳代以上の年齢層ではほぼ同じくらい(40〜65%)で発生していることが報告されています。このような背景から近年、腰痛はもっとも有訴率が高い疾患になっています。大半の腰痛は数日間で治りますが、臀部痛や下肢痛を伴う腰痛は専門的な治療が必要になる場合も多いので注意しましょう。
 高齢者の下肢痛を伴う腰痛の多くは腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という病気です。また激しい腰痛の場合、脊椎圧迫骨折のほか、非常にまれですが背骨の感染症(化膿性椎間板炎など)があります。免疫力が低下している方、糖尿病、ステロイドを内服中の方が罹りやすいので、患者さんは診察の時に既往歴や飲んでいる薬剤についても必ず医師に伝えていただきたいと思います。
 腰部脊柱管狭窄症の手術について教えてください。
最近では内視鏡を使った手術も増えてきました。内視鏡手術は患部が明るく拡大されて安全に行えることに加えて小さな傷と手術中の筋肉の損傷が少ない(低侵襲)ため早期に社会復帰できるという利点があります。しかしすべての方に内視鏡手術がよいという訳ではありません。狭窄箇所が多数ある場合などは内視鏡手術では従来の手術と比べて時間が長くなることもあり、心臓や肺などの病気であまり体力がない方などにとっては、総合的に考えて低侵襲とはいえないからです。どのような手術方法がその患者さんにとっていいのか、医師がメリットだけでなくデメリットについても説明しますので納得したうえで選択していただきたいです。
 腰痛の患者さんを診察するにあたってどのようなことを感じていらっしゃいますか?
腰痛の治療には画一的なものはありません。患者さんの病態がまったく同じものがないことは勿論のこと、治療には患者さんの社会的背景や満足度などを考慮することが必要だからです。
 いままで急性腰痛と慢性腰痛の違いはその罹患期間の違いと考えられてきましたが、近年、functional MRIを用いた研究が進み、痛みを感じたとき脳のどの部分が活動しているかわかるようになってきました。様々な研究報告によれば、慢性腰痛は急性腰痛と単に病気の期間の違いではなく、患者さんの心理社会的要因がかかわっている可能性が示されています。事実そうであれば、たとえ外傷で起こった急性腰痛も心理的な要因で慢性期に移行していく可能性があります。そうするとお医者さんと患者さんの関係は大変重要になります。お医者さんが患者さんを励まし、勇気づけ、また、安心感を与えることによって、急性腰痛が慢性に移行することを防ぐことができるかもしれないからです。利害得失の説明や、個人的、社会的背景を考慮した治療方法の提示。そして、患者さんのQOLや満足度の重視。この三つをもって、患者さんの価値観を尊重し、個人個人に合う治療法を提示するというのが、今一番求められていることなのではないかと感じています。





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ドクターからのメッセージ
放っておいて大丈夫?その痛み、そのしびれ
近畿京都市東山区
京都第一赤十字病院整形外科 副部長
大澤 透 先生
京都第一赤十字病院についてはこちら
 立つ、歩く・・・このような生活の基本というべき動作に支障を感じることはありませんか?
生活に影響をおよぼす腰痛疾患として、ぎっくり腰、ヘルニアなどをよく耳にしますが、とくに高齢の方に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」という疾患もあります。あまり知られていませんが、加齢現象の1つとして腰骨(腰椎)が変性したために周辺の神経が圧迫され、立つ・歩くなどの負荷に伴って、いわゆる坐骨神経痛と言われるお尻から太腿の後ろ側にかけた痛みや、つっぱり感、しびれなどが起こるものです。長い距離が歩けなくなり、重症の場合は100mでも困難になりますが、しばらく前かがみで休むと再び歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」も特徴的な症状の一つです。
 年を重ねることで、腰椎の変性が起こる方もあれば起こらない方もあり、変性したからといって必ず症状があらわれるとも限りません。腰部脊柱管狭窄症が進行した場合、もっとも典型的にあらわれる症状は残尿感ひいては失禁などの膀胱直腸障害ですが、このように重症化する方もあれば、慢性的な症状に悩みながら一生付き合っていく方、あるいは急激な痛みのピークを過ぎた後に沈静化する方もあり、全ては人それぞれです。しかし、症状が進行し始めると一気に悪くなり始めるポイントがあり、やがては脱力感や麻痺などが起こります。
 症状のあらわれ方は千差万別ですが、50代以上で思い当たる症状のある方は、適切な治療を受けることで改善する可能性が十分あります。よほど重症化していない限り、治療は血流改善剤や鎮痛剤などの内服薬と、コルセットや運動、牽引などの理学的な施術を併用する保存療法が効を奏します。さらに急性期の痛みにはブロック麻酔を数回行い、それでも患者さんが満足を得られる結果にならなければ手術を検討するというように、治療は段階的に効果を確かめながら進みます。
 手術では、100%とまではいきませんが、痛みの症状を中心に6〜7割の改善は見られます。ただし、一度傷ついた神経の細胞は元に戻らないため、進行していればしているほど残る症状も多く、程度も大きくなります。しかし、手術そのものの危険は少なく、方法も確立されているため、高齢であることを理由に手術を避ける必要はありません。
 現在は、ただ寿命を長くすることよりも、すこやかに過ごせる寿命―「健康寿命」を延ばすことの大切さが言われています。腰部脊柱管狭窄症など腰痛を伴う病気は命にかかわるものではありませんが、その症状によって、立つ・歩くなど生活の基本的な動作をはじめ、仕事や趣味などの活動にも大きな影響がおよびます。好きなことが好きなようにできることは、生活に満足感を得るための大切な要素ですが、腰痛によって動作や活動に制限が生じると、生活の満足感が損なわれる可能性があります。しかしそのとき、症状に合わせて活動の幅をせばめてしまうか、今の生活に合わせられるように症状を改善するかはあなた次第です。従来は50〜60歳の方が多かった腰部脊柱管狭窄症の患者さんですが、最近は70代、80代の方も大勢おられます。とくに高齢の方でも元気な方、元気だからこそ「腰痛を治してもっと動きたい」と思う方が、病院を受診されています。また、日頃から活発に出歩いているからこそ、不調にも早く気付くことができるのでしょう。
 元気に動けるときはどんどん動き、立ったり歩いたりといった基本動作に支障があらわれたとき、あるいは1カ月以上原因の思い当たらない腰痛に悩んでいるときは、自己判断で放置しないでください。足腰の痛み・しびれを起こす病気には血管の病気も含まれます。それを鑑別するためにも、ぜひ整形外科を受診してください。



ドクターからのメッセージ
腰痛のさまざまな対処法をアドバイスします
近畿京都府京都市
京都市立病院 整形外科
田中 真砂史(たなか まさし) 先生
自己診断で治療を始める前に、腰痛の原因を正確に診断することが大切です
最近は鍼治療の研究も進んできたので、まず接骨院や鍼灸治療に行かれる腰痛の患者さんも少なくないようです。患者さんにとっては痛みが取れればよいわけですから、比較的入りやすい窓口に行かれる気持ちはよく分かります。
しかし、これらの治療を長く受けていた後、整形外科に回ってきた患者さんのなかには、がんの転移が腰痛の原因だったケースもあります。腰痛は骨や関節など運動器の障害だけでなく、がんや感染症、内臓疾患や心理面から起こるものなど、さまざまな原因によって起こることを知っておいてください。
私は、西洋医学(整形外科)と東洋医学(鍼治療など)のどちらの窓口から慢性の腰痛の治療に入っても構わないと思っていますが、腰痛の原因を検査しておく必要があります。そこで、一度は整形外科で正確な診断をしておけば、安心して腰痛の治療を続けられるのではないでしょうか。
腰部脊柱管狭窄症の治療法には、さまざまな選択肢があります
腰痛の原因疾患のなかでも、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は60〜70歳代によくみられる疾患です。腰部脊柱管狭窄症は、下肢のしびれ感や痛み、間欠性跛行(かんけつせいはこう)(しびれや痛みが出てきて休み休みでないと歩き続けられなくなる状態)が特徴です。いずれも、生活を送るうえでの大きな障害となります。間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような足の血管の動脈硬化でも同じように起こるため、このような患者さんに下肢の動脈硬化の状態を測定することもあります。また、下肢痛は糖尿病による末梢神経障害でも起こります。そこで、見た目は腰部脊柱管狭窄症のような症状であっても、他の原因で起こった症状かどうかを詳しく診断する必要があります。
腰部脊柱管狭窄症を含めて慢性腰痛の約5割は薬物治療で改善し、3〜4割はブロック注射で痛みが取れています。整形外科を受診すると「すぐに手術」と心配される患者さんもいるようですが、保存的な治療から開始し、患者さんと相談して手術の必要な人には手術をお勧めします。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、まずは血流を改善するプロスタグランジンE1(PGE1)製剤や筋弛緩薬の内服から始めます。とくに、PGE1製剤は間欠性跛行の改善が期待でき、服用し始めてから2〜3週間で「長く歩けるようになった」など、患者さん自身で効果を実感することができます。胃潰瘍などの副作用を予防するため、消炎鎮痛剤は痛みが強いときだけ服用してもらうようにしています。これらの薬物治療を1か月ほど試し、症状が改善していればこのまま続けるか、内服量を減らしていき、内服を中止する方向へもって行きます。
薬物治療で改善がみられない患者さんには薬物治療に加えて理学療法(牽引や温熱療法など)、神経ブロック(仙骨硬膜外ブロックや神経根ブロック)、あるいはトリガーポイント注射などを行います。
治療法の選択肢は、腰痛の原因によってさまざまです。医師と相談して適切な治療に取り組んでください。


腰痛 ― 予防体操 ―
(10)予防体操まとめ 8ポーズ1日2回理想
2007年9月7日 読売新聞)

 今回は最終回。腰痛予防に効果的と思われる動きを、一連の流れに組み込んだ体操を紹介する。これまで紹介した動きも入っている。時間に余裕のあるときなどに試してほしい。それぞれの動きを各10回行う。
 〈1〉床に寝て、ひざを軽く曲げ、背中で床を押すように、おなかに力を入れる。
 〈2〉続いて、同じ姿勢から腰を浮かせる。頭や肩、足の裏を床につけておくのがポイント。
 〈3〉同じ姿勢で、片ひざを胸に引きつけ、お尻などの筋肉を伸ばす。左右交互に。
 〈4〉両ひざを抱え、ひざに頭を近づけるように体を丸め、背中の筋肉を伸ばす。
 〈5〉もう一度寝ころび、片足ずつ、ひざを伸ばしたまま、できるだけ高く上げる。つま先を上げるようにして、アキレスけんも含め、足の後ろ側全体を伸ばす。
 〈6〉両ひざを曲げて寝ころび、へそをのぞき込むように、両肩を持ち上げる。腹筋に力を入れるのが狙い。
 〈7〉四つんばいになって、足を片方ずつ上げ、まっすぐ伸ばす。お尻の筋肉を鍛えるのが狙い。腰を反らしたり、ひねったりしないよう注意する。
 〈8〉イスに座って、足を開き、上体を前にかがめ、背中の筋肉を伸ばす。
 この一連の体操を、1日2回できれば理想的だ。(埼玉医大整形外科准教授・白土修さん監修)